セントウルS 京成杯AH 2019

セントウルS G2
阪神 11R 1200(芝)

◎イベリス:スピードタイプで開幕週の馬場は望むところ
○アンヴァル:前走は直線で前が壁になる不利。Hペースで台頭
▲ミスターメロディ:春のスプリント王。58キロより外枠が心配
△ファンタジスト:大敗が続くも叩いた上積みを期待
×ペイシャフェリシタ:人気ほど負けてはいない
×タワーオブロンドン:前走は恵まれた面が。相変わらず決め手は鋭い
×ダイメイプリンセス:適度に上がりのかかる馬場が得意

 イベリスの前走(NHKマイルC)は外差し馬場の上に3頭で競り合ってHペースで飛ばしたのが痛かった。ロードカナロア産駒のスピードタイプで開幕週の馬場は確実にプラスに働くはず。マテラスカイとラブカンプーの存在はやっかいだが、行ききればかなりしぶとい。3歳牝馬で52キロで出走できるのも大きい。
 アンヴァルは北九州記念で直線で前が壁になった。不利を受けやすい脚質だけに今回も同じような場面にならないとも言い切れないが、頭数が少なくぶん狙いとして成立する。前が早くなればあとは藤岡康太騎手の腕次第。ちなみにこちらもロードカナロア産駒。
 ミスターメロディは高松宮記念でG1を制覇した。ここでは実績が抜けた存在なのは間違いない。ただ、その高松宮記念が内有利の馬場だったのに加え、今回は休み明け・58キロ、さらに目標はスプリンターズSと必ずしもハードルは低くない。外枠もややマイナスで評価を下げた。
 ファンタジストはイベリスと同じロードカナロア産駒。二桁着順が続いているが、昨年末の朝日杯でアドマイヤマーズ・クリノガウディ・グランアレグリアと好勝負したように能力的には遜色はない。鞍上が和田騎手にスイッチして変わり身を期待。
 他に内枠を引いたペイシャフェリシタ、ルメール騎乗のタワーオブロンドン、北九州記念を制したダイメイプリンセスなど。
 タワーオブロンドンの前走は直線がパッカリと開いた幸運があったのでちょっと怖い気がします。武豊騎手のマテラスカイは芝実績がないのに人気をしているので消しました。

 馬券はイベリスの単勝にしました。土曜の紫苑Sが当たったので金額をアップしました。台風の影響がなければいいけど。。。

京成杯オータムハンデ G3
中山 11R 1600(芝)

◎クリノガウディ:戸崎ジョッキーに乗り代わりで勝負気配
○ロードクエスト:チークピーシーズ着用で脚質転換を警戒
▲グルーヴィット:3キロ増。ここを勝つようなら大物
△ディメンシオン:関屋記念4着。53キロは有利
×プロディガルサン:1番枠をゲット。中山の芝は堅実
×ジャンダルム:中山重賞で実績あり。内枠で激走注意
×プールヴィル:1400ベストも3着候補で
×ストーミーシー:決め手だけなら一級品。馬群をさばければ

 現在、関東地方には速いスピードで台風が接近中。その影響がどうなるか。
 クリノガウディは関東リーディングの戸崎ジョッキーを配してきた。ここを勝利ですると『サマーマイルシリーズ』逆転優勝となり、レースの賞金とは別に馬主に2400万円、厩舎関係者に600万円が贈られる。単純に勝ちに来ている。
 ロードクエストも同じくサマーマイルシリーズの権利がある。チークピーシーズ着用で、陣営が先行策を匂わせている。実力は間違いないだけに警戒が必要。
 グルーヴィットの前走は最後にクリノガウディに追い詰められたものの、ハナ差しのぎきった。そのクリノガウディが54で、グルーヴィットが55キロになる。斤量の関係で3番手とした。
 ディメンシオンは関屋記念4着。勝ち馬とは0.1差だった。昨年末のターコイズSでは超Hペースをついていって5着と好走しており軽視は禁物。斤量に敏感と言われるディープ産駒で1キロ減の53キロは有利。
 他では、内枠を引いたプロディガルサン、ジャンダルム。G2勝ちがありながら52キロで走れるプールヴィル。秋山騎手はプールヴィルのためだけに中山に遠征をしている。ストーミーシーはスタートを出てポジションが取れれば好勝負必至。
 馬券はクリノガウディの1着固定で手広く流すのが良さそうです。

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