中央競馬 傾向・データ

芝の道悪(重・不良)のデータと対策 2019 by Target frontier JV

更新日:

 芝 重・不良 全競馬場(過去3年:2016年09月18日~2019年09月17日)
 対象レース325レース

 人気別成績です。
 人気なりのなだらかな成績になっています。
 7番人気を境にガクッと勝率・連対率ともに下がっていますが、複勝回収率で見ると顕著な差はありません。

 1番人気のクラス別成績です。
 新馬~2勝クラスは単勝回収率で100円に届かないものの80円を超えています。
 3勝・OP特別だとやや信頼度が下がります。
 G2↑になると勝率は50%超、単勝回収率が100円を超えています。
 2着は0なので、単勝勝負が良さそうです。
 G1クラスで唯一着外に敗れたのは、アエロリット@秋華賞です。同馬は輸送に弱い馬なので馬場の影響というよりも、そちらが敗因といえるかもしれません。

 全性・牝馬のクラス別成績です。
 2~3勝クラスだと優秀なのが、OP特別より上のクラスになると成績が下がっています。
 とくに重賞クラスだとのべ37頭出走して勝ち馬が0です。やはり良馬場よりもパワーがいる分マイナスのようです。連対もわずかに1です。この中にはレッツゴードンキ@スワンSなど、1番人気押されていた馬も3頭いました。重賞で唯一の連対は去年のセントウルS@ラブカンプーです。

逃げた馬・クラス別

 脚質別成績と、逃げた馬・クラス別の成績です。
 前に行った馬が有利なデータが出ています。確実に逃げる馬がわかっていたら狙った方が良いです。
 ただし、逃げた馬をクラス別に見ると重賞を勝ったのはわずかに1勝のみです。不良馬場で行われたキタサンブラック@天皇賞・秋でも同馬は出遅れてインコースから差しに転じており、G1・G2だと道悪でも逃げ切るのは至難だといえます。
 ※近3年では、重賞で1番人気の馬が逃げたケースは0でした。

 種牡馬別成績です。
 単勝回収率で100円を超えているのは、ハーツクライ・ルーラーシップ・ディープブリランテ・エイシンフラッシュ・ワークフォース・ドリームジャーニー・コンデュイットです。とくにコンデュイットは勝率が26.8%と飛び抜けています。
 1位のディープインパクトの成績も思ったほど悪くないです。勝率13%は上位10頭だとトップです。単勝回収率は73円なので可もなく不可もなくといったところです。
 逆にダイワメジャー・ハービンジャーといった、競馬ファンの間では道悪が得意といわれている種牡馬が平均以下の成績です。
 とくに6位のステイゴールドが勝率5%、単勝回収率21円とかなり悪いです。(※複勝の回収率は96円と良い)
 一昔前であれば道悪になればステイゴールド産駒を黙って買えが競馬ファンの定説でしたが、今は黙って2着付けにしたほうがお得です。同じ事がキングカメハメハ産駒にも言えます。同馬も道悪は得意という評価でしたがステイゴールドとほぼ変わらない数値になっています。
 これはエアレーションの影響で、少々の雨では馬場が悪化しなくなったからだと考えられます。
 エアレーションが行われるようになる前(07~10年)の成績だとステイゴールドとキングカメハメハの勝率はともに12%を超えていました。

 こちらは不良のみを抽出した成績です。
 不良だとディープインパクトの成績が下がって、ルーラーシップ・マンハッタンカフェ・スクリーンヒーローの成績が浮上しています。
 サンプルは8件のみと少ないですが、不良馬場でのスクリーンヒーロー産駒の連対率は50%です。

 母の父馬別成績です。
 瞬発力が持ち味のサンデーサイレンスがかなり悪いです。
 ディープインパクトの回収率が217円と優秀です。母父だと買えることがわかります。
 ダンスインザダーク・ストームキャット・マイネルラブの連対率が25%前後で狙い目です。

 騎手別成績です。
 道悪になるとコース読みや走りながらゴーグルを掛け替えるなど、馬の巧拙以上に騎手の得手不得手もレース結果に大きく影響します。
 先週の中山・芝(重)で3勝したこともあり、デムーロ騎手がトップです。キセキ@菊花賞で勝つなど道悪を得意としているのは有名です。
 ルメール騎手も複勝率が52%と高い数値です。
 両外国人騎手とも芝の状態を見てコース読みがうまいのが数字に表れています。
 意外にも川田騎手の勝率が7.6%とかなり悪いです。(ただし連対率と複勝率は高い)
 他だと石橋脩・丸山元気騎手が優秀です。
 狙い目は若手で唯一ランクインしている松若風馬騎手です。勝率こそ低いですが、まだ24歳ということもあり経験を積んで上達すると思います。
 ちなみに先週のセントライト記念をリオンリオンで勝った横山典弘騎手は43位、2-2-1-26/31、勝率6.5%と不得意としています。

 厩舎別成績です。
 堀厩舎が42%という圧倒的な勝率を上げています。(東京9勝、中山2勝、新潟1勝)
 G1常連厩舎の、池江泰寿・藤原英昭・友道といったところが単勝回収率で30円以下と悪いです。
 意外なところでは笹田・岡田稲男・寺島厩舎の成績がいいです。

 生産者別成績です。
 ノーザンファームの単勝回収率が59円とやや悪いです。
 同牧場は、早いタイムが出やすい良馬場を前提に育成しているため道悪だと信頼度が少しだけ下がる傾向にあります。

 馬体重別成績です。
 連対率では大差はないのですが、道悪になればパワータイプ=馬体重が大きい馬が有利というイメージがあるためか、500キロを超える大型馬の単勝回収率が悪くなっています。逆に420~439キロの馬の複勝回収率が一番高いです。
 400キロ以下と540超の馬は黙って消し。
 440~459の馬だけ単勝回収率が100円を超えています。

 結論:
 1番人気の馬はG2以上だと1着が多い。脚質はセオリー通りに前にいける馬(※重賞を除く)。
 牝馬は重賞では消して良い。
 コース読みがしっかりしているので外国人騎手の信頼度は総じて高い。
 厩舎だと堀厩舎が圧倒的(関東圏)。
 種牡馬では、ハーツクライ、ルーラーシップ、コンデュイット。不良だとマンハッタンカフェ・スクリーンヒーロも浮上。
 イメージと違いステイゴールドとキングカメハメハの単勝回収率が悪い。
 母父だとサンデーサイレンスは消し、ディープインパクトは買い。ダンスインザダーク、ストームキャット、マイネルラブが優秀。
 馬体重は大型馬だからといって過信しない方がいい。

-中央競馬, 傾向・データ

Copyright© ケイバー , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.