第5回 サウジアラビアRC G3

土曜・東京11R 1600(芝)

回顧

◎サリオス:ノーザンの今年の1番馬。530キロを超えるハーツクライ産駒

○アブソルティスモ:未勝利戦をきっちりと勝ち上がり。デビュー戦の借りを返す。

▲エンジェルサークル:新潟未勝利戦を3馬身差の勝利。デムーロは秋に調子を上げてくる。

△クラヴァシュドール:上がり33.1は出色。まだ奥がありそう。

×シコウ:前走はかかり通しで4着。落ち着きがあれば走れそう。

×ロードエクスプレス:新馬戦でレースセンスを見せる。素軽いキンシャサノキセキ産駒。

 新潟2歳Sを勝ったウーマンズハートをはじめ、ワーケア・マイラプソディなど今年はハーツクライ産駒の当たり年と言われている。サリオスもその中の一頭。6月東京の新馬戦で早々と勝ち上がった。そのデビュー戦では、レーン騎手の手綱に導かれて直線しかけられると先に抜け出していたアブソルティスモを楽々と差し切った。530キロの馬体で、いかにも初戦よりも2戦目以降のほうが走りそう。石橋騎手に乗り変わるが操作性も高そうで、初重賞のここも素質だけで突破しそう。

 藤沢和雄厩舎のアブソルティスモはデビュー前に取り上げられるほどの評判馬。デビュー戦ではサリオスにあっさりと差し切られてしまった。その後、札幌の未勝利戦をきっちりと勝ち上がったあたりはさすが。ダイワメジャー産駒で距離はこのぐらいが良さそう。戸崎騎手はルメール騎手に次いで今年の東京・芝コースで勝利しておりスイッチも問題ない。

 エンジェルサークルは新馬戦で5着の後、新潟の未勝利戦を3馬身差で勝利した。早い上がりの出やすい新潟なので鵜呑みにはできないが、上がり3ハロンのタイムが2位の馬より0.6秒ほど早かった。これは今回の出走メンバーだとサリオスの0.8につぐ数字。上がり勝負なら好勝負になる。M・デムーロ騎手は毎年秋から調子を上げてくるので乗り代わりもプラス材料。

 クラヴァシュドールは中内田厩舎のハーツクライ産駒。9月阪神の新馬戦で33.1の上がりを繰り出して抜け出した。単純な比較はできないが、勝ちタイムの1.35.4はサリオスのデビュー戦の数字よりも優秀。スピード勝負なら互角。

 他に、かかり癖のあるもののアスター賞で能力を感じたシコウ、デビュー戦でセンスのある走りをしたロードエクスプレス。
 2歳戦なので馬券は買わないです。
 netkeibaの俺プロでは、3連単でシコウを2着・3着にして、相手に印のところを選びました。
 意外とこういう予想が当たりそうな気がします。

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