スワンS アルテミスS コックスプレート 予想

62回 スワンステークス G2 結果
京都11R 1400(芝)

◎グァンチャーレ:安田記念で一線級に通用する力を見せた。

○ダイアトニック:京都1400を狙い撃ち。

▲トゥザクラウン:夏を休養に充てて、あらためて見直す。

△モズアスコット:G1馬が一叩きされて上昇。

×ロードクエスト:去年の勝ち馬。スタートが決まれば。

×セイウンコウセイ:道悪競馬は大歓迎。

×アマルフィコースト:理想は軽い馬場のスピード勝負

 近年は有力馬が出走することはほとんどなくなったが、過去にはノースフライトなどの名馬がスワンSを使ってマイルCSを制した。今年はモズアスコットとセイウンコウセイの2頭のG1馬が参戦。C・スミヨン騎乗のダイアトニックが来年のスプリントG1を目指して挑戦する。

 グァンチャーレは豪華メンバーの安田記念で4着と完全に本格化した。今年初めの金杯では絶好の手応えの中、鞍上の古川騎手が無理矢理引っ張って掲示板を外した。厩舎サイドもさすがに見過ごせなかったのか、このレースを最後に乗り代わりとなった。今回は安田記念で手綱を取っていた松岡騎手が騎乗。去年のスワンSで3着になったように京都の外回りは得意。さらにスクリーンヒーロー産駒は不良馬場を得意にしている。枠も良いところを引けたので松岡騎手が引っ張らなければまず勝ち負け。最悪、馬の気に任せて逃げても良いぐらい。

 対抗はこのコースで4戦4勝と滅法得意にしているダイアトニック。休養前の安土城Sではリバティハイツらを相手にきっちりと勝ち上がった。安田隆行厩舎は現在54勝とリーディング。しかも、鞍上はフランスのトップジョッキーのC・スミヨン。外枠に入ったのはマイナスだが、無視するわけにはいかない。

 トゥザクラウンは春に2勝・3勝クラスを強い勝ち方で連勝すると、京王杯では重賞常連を相手に真っ向勝負で4着と好走した。その時の1着馬が3連勝でスプリンターズSを勝ったタワーオブロンドン。同じ56キロを背負って着差はわずか0.1差だった。安土城Sでは疲れがあったのか見せ場なく13着と大敗したが、休養を挟んだ今回はフレッシュな状態で走ることができる。内のマルターズアポジーの出方次第ではこの馬が逃げるかもしれない。

 モズアスコットは去年の安田記念の勝ち馬。昨年のこのレースでは休み明けで2着に入った。毎日王冠を使われて体調は確実にアップ。しかも、58キロだったのが1キロ減の57キロとなる。フランケル産駒でタイムがかかる馬場もプラス材料。流れが速くなればG1馬の底力が物を言う。

 その他、昨年の勝ち馬のロードクエスト、荒れた馬場が大得意のセイウンコウセイ、良馬場がベストもスピードのあるアマルフィコーストをチョイス。
 馬券はグァンチャーレの単勝を推奨します。なんせ安田記念の3着馬はあのアーモンドアイですから。

8回 アルテミスステークス G3 結果
東京11R 1600(芝)

◎リアアメリア:来年の桜花賞候補。不良馬場がどうかだけ。

○ラインオブダンス:3戦連続上がり1位。道悪競馬に強いデムーロ。

▲ショウナンハレルヤ:先手を取ってインコースを走れば粘り込みもありうる。

△サンクテュエール:藤沢+ルメール+ノーザン+キャロット。黄金タッグ。

 リアアメリアは今年最初の新馬戦を8馬身差で圧勝した。ノーザンファームが自信を持って送り出しただけあり、現時点の完成度では他馬を圧倒している。ディープインパクト産駒で良馬場であればまず負けない。それだけに明日の道悪競馬がどうか。能力の違いで圧勝してくれるとは思うが。

 ラインオブダンスはハーツクライ産駒。デビューでは5着と敗れたが上がり32.5を記録した。これは新潟2歳Sを勝ったウーマンズハートには及ばないものの、今年の新潟でデビューした組の中では2位の記録。その後も上がり1位を記録して、3戦目で未勝利戦を勝ち上がった。ハーツクライ産駒で、まだレースを覚えている段階。ぬかるんだ馬場についてはなんともいえないが、M・デムーロ騎手は道悪競馬を得意としているのは心強い。リアアメリアが馬場を気にするようなことがあれば逆転もありうる。

 ショウナンハレルヤは今年の新種牡馬キズナの産駒。函館2歳Sを勝ったビアンフェを筆頭に17頭がすでに勝ち上がっている。同馬は9月の中山で行われた1600の新馬戦でデビュー勝ちをおさめた。タイムは平凡だが2番手で先行してそのまま押し切ったレースぶりにセンスがうかがえた。明日は道悪競馬が予想されるだけに先行力が活きる。

 サンクテュエールは藤沢厩舎のディープインパクト産駒。8月のデビュー戦で2番手から抜け出して勝利した。直線ではムチが入っていたものの2着と3着の間には4馬身の決定的な差があった。本来は良馬場での決め手勝負が得意のタイプ。道悪競馬はマイナスだが、デムーロ騎手と同じくルメール騎手も道悪競馬は得意なのであまり軽視はできない。

 馬券はリアアメリアを頭に相手にはラインオブダンスで。
 2歳戦なのであまり信用できない面もありますが、3連単なら9→4→2・8がいいんじゃないでしょうか。

 コックスプレート G1
 日本時間 10月26日(土)14:55分発送予定
 豪州 ムーニーバレー競馬場 2040(芝)

◎リスグラシュー:宝塚記念を制した剛脚。D・レーン騎手とのコンビ再び

 コックスプレートはオーストラリア競馬の祭典・メルボルンCに次ぐビッグレースです。いわば南半球で2番目のビッグレースです。去年まで女傑ウィンクスが4連覇していました。
 今年は日本からリスグラシューとクルーガーが参戦します。
 リスグラシューはここを勝つとボーナスと合わせて3億2000万近い賞金がもらえるらしいです。(優勝賞金が2億+ボーナスが1億?)
 本気で勝ちにいっていると思います。鞍上は春に旋風を巻き起こしたレーン騎手です。
 先週も日本馬のメールドグラースでコーフィールドCを勝ちました。
 馬券は単勝を1000円だけ買って応援するのが良いと思います。正直、他の馬はよくわかりません。

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