日曜 中山11R 1800(芝)
ドバイ・香港・阪神への分水嶺。
◎インディチャンプ:マイル王者。香港マイルは前が壁になる不利があった。
○ラッキーライラック:2着だった昨年よりも順調度は上。
▲ダノンキングリー:毎日王冠で強敵をねじ伏せた末脚は驚異。
△ウインブライト:香港G1・2勝の強豪が中山記念3連覇に挑戦。
×ペルシアンナイト:マイルCSは勝ちに等しい内容も休み明けは割引が必要。
×ソウルスターリング:長いトンネルに入っている。
過去にはドゥラメンテやヴィクトワールピサといった名馬が勝利した伝統の一戦。
一昨年・昨年と連覇中のウインブライトが今年も参戦。春秋マイル王のインディチャンプ、エリザベス女王杯で念願のG1を制したラッキーライラックが激突。勢いのある4歳勢からは春にダービー2着、秋には毎日王冠で歴戦の古馬陣を直線だけで軽く差し切ったダノンキングリーが挑戦してきた。
データーではインディチャンプが最有力となっている。
本命は春・秋とマイルG1を制したインディチャンプ。マイルチャンピオンSでは、ダノンプレミアムを目標にレースを進めて楽々と抜け出した。香港マイルでは乗り代わりのD・レーン騎手が内にこだわるあまり前が壁になり脚を余したのが敗因。休み明けだった毎日王冠ではダノンキングリーの末脚に屈した格好だが、当時は4キロ差があった。今回は2キロ差と詰まる上、実際にマイルCSでは先着している。調教は坂路で50秒台を記録するように上々。ひさしぶりに鞍上に戻る福永騎手もプライドにかけて無様なレースはできないだろう。
ラッキーライラックは秋のエリザベス女王杯で念願だったG1を制した。香港ヴァーズでは外々を回って進出し、直線では内を通ったグローリーヴェイズの末脚に屈した格好。通ったコースを考えると必ずしも力負けではない。昨年の中山記念では53キロと軽量もあってウインブライトの2着に入った。今回は2キロ増量されるものの、状態は昨年よりも一段階上だろう。自在性があり連軸としての信頼度は高いとみたい。
ダノンキングリーはマイルチャンピオンSで2番人気に押されたものの、はじめて馬券圏内を外した。敗因は内が荒れたコースで1番枠がアダとなり持ち味の瞬発力が削がれたことだろう。毎日王冠では楽々とインディチャンプ・アエロリットらを差し切ったように開幕週の絶好馬場はもっとも良い条件といえる。1800メートルは2戦2勝と得意としている。問題は56キロの斤量ぐらいだろう。
中山記念3連覇を狙うウインブライトは一昨年が2人気・昨年が5人気と、勝てども勝てども人気をしない。今年もおそらく3番人気ぐらいになるだろう。問題は臨戦過程で、ここ2年は中山金杯から使い詰めだったのに対し、今回は12月はじめに行われた香港以来と間隔が空いている。5ヶ月ぶりとなったオールカマーでは中山実績を買われて2番人気に押されたものの、まったく動けずに9着と敗退した。もともと休み明けは動けないタイプ+ここが目標のレースではないため全幅の信頼は置きづらい。主戦の松岡騎手が負傷中のためミナリク騎手に乗り変わるのはプラスだろう。
その他、休み明けは走らないタイプもマイルCSで3着となったペルシアンナイト。過去には皐月賞で2着の実績があるように距離は問題ない。
阪神JF・オークスとG1・2勝の実績があるソウルスターリングも調教は動けているだけに軽視は禁物。54キロで出走できるのも大きい。
インディチャンプの単勝にしました。インディチャンプとラッキーライラックの馬連にしようとしてたら、買い間違えてインディチャンプとラッキーライラックの単勝になってました。なのでラッキーライラックの単勝も1000円あります。
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