弥生賞 予想

57回 弥生賞 G2

日曜 中山11R 2000(芝)

 父の名がついたレースでサトノフラッグが一旗をあげる。

◎サトノフラッグ:O・マーフィーがダービー候補に名指し。

○ワーケア:ホープフルS・3着は地力の証。

▲オーソリティ:ホープフルSは勝ちに行って脚が上がった。

△ウインカーネリアン:行ききることができればしぶとい。

×パンサラッサ:道悪の鬼。天候悪化を望む。

 弥生賞は今年からディープインパクト記念の副題がつく。サトノフラッグはただ1頭のディープインパクト産駒。ここ4年はディープインパクト産駒が連勝しており、まるでサトノフラッグが勝つためにあるかのよう。ホープフルSから4頭が参戦。ルメール騎手のワーケアが当面のライバルとなる。

サトノフラッグは未勝利・1勝クラスと連勝。そのどちらもで手綱を取ったO・マーフィー騎手が、イギリスに帰国後のインタビューでダービー候補としてサトノフラッグの名前を挙げて絶賛した。それぐらい印象に残っているということだろう。弥生賞は父が勝っただけでなく、産駒が勝ちまくることで有名なレース。鞍上は武豊で1枠1番。今年からディープインパクト記念とつくこともあり、ここは勝たなくてはいけないレースだろう。

ワーケアはイン有利のホープフルSで外目を通って3着と入った。勝ち馬のコントレイルは最優秀2歳牡馬。負けはしたが同馬の評価を下げる必要はない。問題なのはハーツクライ産駒は3歳春に一旦成績を落とすことぐらい。それと目標はあくまでもダービーだろう。ルメール騎手が鞍上で末脚もしっかりしているだけに大崩れは考えにくい。

オルヴェーヴル産駒のオーソリティは、新馬・OP特別と連勝後、ホープフルSで5着と初めて敗戦した。そのレースでは早めに進出する勝ちに行く競馬。最後は脚があがってワーケアに差されてしまったが、内容はかなり強かった。今回は噂のヒューイットソン騎手に乗り変わる。調教も動いており巻き返しが濃厚。タフな流れになればサトノフラッグを負かすことも可能。

ウインカーネリアンは新馬戦でワーケアの2着に敗れた。芙蓉ステークスではスローペースで逃げながらオーソリティに楽々と差し切られるなど重賞ではまだ厳しい印象。レースではこの馬かパンサラッサが逃げるはずで、スローペースに持ち込めれば3着に粘る可能性はある。

パンサラッサは若駒Sで逃げて4着。ホープフルSでは決定的な差をつけられているだけに実力不足なのは確実だが、日曜の関東は雨予報で道悪になれば浮上できる。

馬券はサトノフラッグとオーソリティの馬連にしました。
たぶん上位3頭で堅いと思うんだけど、心配なのは当日の天候だけです。

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