【11R】 第61回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝2200m・内 (B)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | トーセンカンビーナ | 牡4 | 58 | *浜中俊 | 毎回スタートで後手を踏むタイプで、内枠はかえって不利。 | |
1 | 2 | × | ペルシアンナイト | 牡6 | 58 | *和田竜二 | 叩かれてグンと上昇。距離克服が鍵。 |
2 | 3 | ○ | グローリーヴェイズ | 牡5 | 58 | *レーン | 半年ぶりも仕上がり万全。良馬場の条件付きで好勝負可能。 |
2 | 4 | アフリカンゴールド | セ5 | 58 | *藤井勘一 | いまだ重賞未勝利の身で厳しい。 | |
3 | 5 | ◎ | サートゥルナーリア | 牡4 | 58 | ルメール | 最強馬候補が着実に進化。無観客競馬を追い風にG1・3勝目へ。 |
3 | 6 | トーセンスーリヤ | 牡5 | 58 | 横山和生 | G3勝利もここは強い相手が揃った。 | |
4 | 7 | ワグネリアン | 牡5 | 58 | 福永祐一 | 大阪杯はカデナに内からあっさり抜かれたのが気がかり。 | |
4 | 8 | レッドジェニアル | 牡4 | 58 | 酒井学 | 前走同様、後方で脚を溜めて直線に賭ける構え。 | |
5 | 9 | アドマイヤアルバ | セ5 | 58 | *西村淳也 | 苦戦必至。 | |
5 | 10 | メイショウテンゲン | 牡4 | 58 | *松山弘平 | 大雨が降ってどろんこ馬場になれば浮上。 | |
6 | 11 | ▲ | ラッキーライラック | 牝5 | 56 | M.デム | ライバルは現役最強馬。大阪杯制覇の勢いを駆って。 |
6 | 12 | モズベッロ | 牡4 | 58 | 池添謙一 | 調教で手応え見劣り。 | |
7 | 13 | △ | ダンビュライト | セ6 | 58 | 松若風馬 | 2200のG2を2勝。逃げ馬を見る形で運べばチャンス。 |
7 | 14 | × | キセキ | 牡6 | 58 | 武豊 | 昨年の2着馬。今回は腹をくくった逃げで警戒が必要。 |
7 | 15 | スティッフェリオ | 牡6 | 58 | *幸英明 | 天春は強敵相手に2着。調教で寮馬に大きく遅れる。 | |
8 | 16 | × | クロノジェネシス | 牝4 | 56 | 北村友一 | 晴雨兼用。前走は勝ち馬と互角の内容。 |
8 | 17 | カデナ | 牡6 | 58 | 鮫島克駿 | 大阪杯で最速上がりを記録。先行激化で出番あり。 | |
8 | 18 | ブラストワンピース | 牡5 | 58 | 川田将雅 | 再び外々を回される恐れ。雨で外差し馬場にならなければ厳しい。 |
春競馬を締めくくる宝塚記念に好メンバーが揃った。中でもサートゥルナーリアは次期最強馬候補の一頭。ラッキーライラックは大阪杯に続きここも勝って同世代のライバル・アーモンドアイに再び挑戦状を叩きつけたい。暮れに香港ヴァーズを勝利したグローリーヴェイズはドバイが中止になり、ここが年明け初戦となる。他にも大阪杯でクビ差の2着だったクロノジェネシス、一昨年の有馬記念を勝利したブラストワンピースなど、伏兵陣も虎視眈々と逆転を狙っている。
問題は阪神競馬場の天候で、日曜日は降水確率が70%(Yahoo!天気予報)となっている。パンパンの良馬場は望めそうもない。降水量によっては内が傷んで、力のいる外差し馬場になる可能性がある。当日は芝コースの傾向をしっかりと確認したい。
本命は3月に金鯱賞を勝利した、サートゥルナーリア。G1はこれまでホープフルSと皐月賞の2勝。昨年の有馬記念では2着に入った。内で脚を溜めていた勝ち馬には5馬身突き放された格好だが、同馬は外々を回っており内容的にはかなり強かった。ここは4ヶ月ぶりとなるが、陣営が過去最高というほど仕上がりは万全。大敗した2戦はともに東京競馬場で、関西圏ではいまだ負け知らずなのも心強い。良馬場が理想だが神戸新聞杯では2番手から競馬をしたように自在性が高く、テンションの上がりやすい同馬にとって無観客競馬は追い風となる。
グローリーヴェイズは、ドバイが中止となりここが今年初戦となる。暮れの香港ヴァーズでは、モレイラ騎手の好騎乗もありラッキーライラックをやぶって優勝。今回はD・レーン騎手が手綱を取る。昨年の京都大賞典では6着と敗れたが、あれは16番枠で不利が大きかった。これまで同様に天栄で仕上げられており調整は万全。良馬場でしか走ったことがなく道悪競馬は未知数だが、内枠を引いたのである程度ポジションを取りにいくのではないかと予想して対抗にした。
ラッキーライラックは中山記念・2着から臨んだ大阪杯では、今回も出走するクロノジェネシス・ブラストワンピースらをくだして勝利。レースでは逃げたダノンキングリーを見るように進んで、直線では間を割るように力強く抜け出した。宝塚記念は大阪杯からスタート地点が200メートル下がっただけのほとんど同じコースで行われる。坂路で50秒台を計測したように調子落ちの心配はない。稍重だった昨年の府中牝馬Sでは3着と敗れたが、あれはむしろ切れ負けした格好。オルフェーヴル産駒で時計がかかるのは問題ないだろう。スタート後、大阪杯同様に内目のポジションを取れれば勝ち負け。
ダンビュライトは去勢明けで臨んだ天皇賞・春では、2番手からレースを進めたものの、伸びきれずに9着と沈んだ。ただ、落ち着いて返し馬が出来ていたことなど去勢した効果が表れていた。元々調教は動くタイプだったが、今回は坂路で寮馬のスティッフェリオを楽々と突き放したようにさらに動きが良くなっていた。過去にはAJCC・京都記念と2200のG2レースを2勝。今回も積極策を取るはずなので連穴として注意したい。
昨年のレースで2着だったキセキは、今回は腹をくくってはじめから逃げの手に出るはず。問題は前走同様に普通にスタートを切れるかどうか。
ペルシアンナイトは9着だった安田記念を叩かれて調教の動きが良くなっていた。元々使われて調子を上げてくるタイプで、過去には皐月賞と大阪杯2着の実績がある。2200の距離は微妙だが、内枠を引いたので警戒は必要だろう。
クロノジェネシスは前走の大阪杯では終始外々を周りながらラッキーライラックの2着と内容的には互角以上だった。問題は再び外枠を引いたことで、スタートして北村騎手がどの辺にポジションを取るかが勝敗を左右しそう。どろんこ馬場だった京都記念を楽勝したように雨はまったく問題ない。むしろ馬場が悪化すれば他馬が苦にする分、有利になる。
なお、一昨年の有馬記念の勝ち馬のブラストワンピースは、大外枠に入ったため無印とした。馬場が悪化して外差し馬場になれば浮上の余地はあるが、もし良馬場だとまた外々を回されそう。
買い目
単勝 | 5 |
馬連 | 5-2・3・11・13・14・16 |
3連単 | 1着:5・3・11 2着:5・3・11・13・2・14・16 3着:5・3・11・13・2・14・16 |
※良馬場予想
日曜に雨があまり降らないことを願います。
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