【11R】 第54回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立
着 | 印 | 馬 名 | 通過順位 | 結果コメント |
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1 | × | グランアレグリア | 15-15 | +12キロとあきらかに余裕残しの仕上げだった。スタートでは行き脚がつかなかったが、直線で外に持ち出すと一気に突き抜けた。馬場と展開が向いたのを差し引いても強い内容。 |
2 | ▲ | ダノンスマッシュ | 04-04 | スタートで1馬身ほど遅れるがすぐにリカバリーした。直線ではスムーズに抜け出して馬場の良い部分を選んで伸びてきたが勝ち馬にあっという間に交わされた。 |
3 | アウィルアウェイ | 16-16 | 馬の気に任せて最後方を走り、直線だけ外に出して伸びてきた。展開と馬場がハマった。 | |
4 | ○ | ミスターメロディ | 07-03 | スタートも決まって中団の良いポジションを取れたが抜け出すのが早かったのと、馬場の悪い部分を走った分最後に飲み込まれた。通常の馬場なら勝っていた可能性がある。 |
5 | クリノガウディー | 13-13 | まだ馬が力んで走っていたが、馬場の良い外を通って伸びてきた。やはり力はある。 | |
6 | レッドアンシェル | 11-11 | 最終コーナーにかけて内のダイアトニックと馬体を何度も接触させていた。展開を考えるとやや仕掛けが早かったか。 | |
7 | × | メイショウグロッケ | 05-07 | 馬が1200に対応して行きっぷりが良くなっていた。 |
8 | ダイメイプリンセス | 08-09 | ||
9 | △ | ライトオンキュー | 05-06 | ダノンスマッシュを目標にレースを進めてHペースに巻き込まれた。自身の能力は出し切った。 |
10 | ◎ | モズスーパーフレア | 01-01 | 例年になく外差し馬場の上、外からビアンフェにびっしりと競りかけられて殺人ペースになった。それでも最後まで走りきっているのは立派。G1馬の意地は見せた。 |
11 | エイティーンガール | 14-13 | 展開も枠も向いたが見せ場はなかった。 | |
12 | キングハート | 08-07 | ||
13 | ダイアトニック | 08-10 | 最終コーナーの出口にかけてレッドアンシェルとケンカしていた。最後は流してゴール。次走は狙える。 | |
14 | ダイメイフジ | 11-11 | ||
15 | 消 | ラブカンプー | 03-04 | 速い2頭についていくのが精一杯だった。 |
16 | × | ビアンフェ | 02-02 | ゲート入りに手こずった上、手綱を押してモズスーパーフレアに競りかけて殺人ペースを作り出した。自身は最下位に沈む。レースを壊したといわれても仕方ない内容。 |
通過 32.8-44.3-56.2-68.3 上り 68.3-56.4-46.3-35.5 平均 1F:11.38 / 3F:34.15
単勝 10 \220
複勝 10 \140 / 3 \180 / 16 \680
枠連 2-5 \570 (2)
馬連 03-10 \530 (1)
ワイド 03-10 \310 (2)/ 10-16 \2120 (21)/ 03-16 \3150 (31)
馬単 10-03 \790 (1)
3連複 03-10-16 \10430 (32/560)
3連単 10-03-16 \22540 (63/3360)
中山・芝コースは土曜日から外差し馬場の決着が続いていた。
日曜には新馬戦で1番枠の馬が内を通って勝利したものの、ルメール騎手をはじめとする有力騎手たちが直線では外へ持ち出すようになり、午後には外差し馬場にさらに拍車が掛かっていた。
レースではゲート入りを嫌がっていたビアンフェの藤岡佑介騎手が手綱を押して押してハナへ、内のモズスーパーフレアも引くわけにはいかずに、かなりの外差し馬場でありながら前半3Fが32.8と殺人ペースを演出した。
ビアンフェが早々に脱落。モズスーパーフレアが抵抗するが直線に向いた時点ですでに余力はなく、ミスターメロディー・ダノンスマッシュに続いて、外を通った差し馬勢が一気に飲み込んだ。
グランアレグリアは土曜に追い切りを敢行しながらも+12キロとあきらかに余裕残しだったが、馬場の良い外を通ってあっという間に突き抜けた。
ルメール騎手はこの日5勝と、馬場読みが冴え渡っていた。
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