シンザン記念 予想

54回 シンザン記念 G3
日曜 京都11R 1600(芝)

 新春の淀で桜花賞候補がつばぜり合い

◎サンクテュエール:アルテミスS・2着。ルメール騎手が選んだという強調材料。

○ルーツドール:新馬戦で持ったままの大楽勝。調教も動いていた。

▲オーマイダーリン:京都マイルを2戦続けて使われる。ペースが流れれば差しきりも。

△カバジェーロ:ロードカナロア産駒。スピードタイプで1ハロン延長が課題。

 過去にはアーモンドアイやジェンティルドンナら名牝が勝ったレースに、新馬戦を持ったままで楽勝したルーツドールが参戦。迎え撃つのは、その新馬戦で手綱を取っていたルーメル騎手のサンクテュエール。朝日杯・4着5着だったタガノビューティー・プリンスリターンの牡馬勢も黙ってはいない。
 データからは前走・1600以上、1勝クラス、1~2人気の馬が有利になっている。

 本命はサンクテュエール。前走のアルテミスSでは桜花賞候補のリアアメリアの末脚に屈した。そのリアアメリアが阪神JFで人気を裏切ったのでやや疑問符はつくが、ルメール騎手が選んだ事実は大きい(おそらく藤沢和雄厩舎との関係)。ここも2番手から抜け出すレースをするはず。オッズ的にもルーツドールが売れそうなので狙ってみたい。

 対抗はルーツドール。新馬戦ではスタートを決めると2番手を追走、直線では持ったまま抜け出すと騎乗したルーメル騎手が何度も後ろを振り返るぐらい楽勝だった。タイムも1.33.3と優秀。ジャスタウェイ産駒で524キロと牝馬とは思えない大型馬。新馬戦を使った上積みもありそう。今回は川田騎手に変わる。スピード勝負なら負けられない。

 オーマイダーリンはディープインパクト産駒の牝馬。新馬戦で3着に敗れた後、京都マイルの未勝利戦で後方から追い込んで勝ち上がった。2戦続けて京都マイルを使われており、コース経験の有無という点でかなり有利。引き続き武豊騎手が手綱を取る。

 カバジェーロは12月の阪神1400・芝でデビュー。レースでは2番手を進んで先に抜け出していた馬と叩き合いを制した。着差はわずかだったものの、3着馬は3馬身ほど引き離していた。ロードカナロア産駒でスピードタイプだが、1600までは問題なさそう。データ上前走1400組は不振なので割り引いた。

 朝日杯で掲示板に載ったタガノビューティー・プリンスリターンの2頭は、スローの瞬発力勝負になって分が悪いと踏んで軽視しました。まともなら牝馬3頭で堅そうな雰囲気なんですよね。

 馬券はオッズ的な妙味を考えてサンクテュエール→ルーツドール→カバジェーロの3連単にしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました