香港国際競争・カペラＳ　予想　２０２０

カペラステークス　ＧIII

逃げたい馬が５頭ほどおりＨペース必至の構成。普通に考えれば前に行く馬は即切り候補だが、騎手心理を考えると意外とペースが落ち着くパターンもある。ヒロシゲゴールドの前走は、モズスーパーフレアという快足馬が隣にいてハナに立てずに終わった。１６着と大敗したが、モズスパーフレアでさえ４着に負けたことを考えれば度外視が可能だろう。ここは人気が落ちるのを考えて逆張りで狙ってみたい。相手には中央入厩後、３戦３勝と負け知らずのダンシングプリンスらをあげる。

香港スプリント

地元・香港勢が強いことで有名な香港スプリントに、日本からダノンスマッシュとタワーオブロンドンが参戦。芝１２００の世界最高賞金額レースであるジエベレスト（豪）を制したクラシックレジェンドが香港移籍初戦となる。実績でいえばクラシックレジェンドが抜けた存在だが、本来の能力が発揮できるかどうか。香港ジョッキークラブ・スプリントを勝利したホットキングプローンを相手に、荒れることを願ってＺ・パートン騎手のアメージングスターを１着固定で狙ってみたい。

香港マイル

昨年の香港マイルを勝利したアドマイヤマーズが連覇を狙って参戦。人気の中心はゴールデンシックスティで【１３－０－０－１】とほぼパーフェクトの成績。まともならほぼ負けないだろう。ここは２着探しのレースと見て５番のサザンレジェンドを指名。同馬は前走の香港ジョッキークラブ・マイルでゴールデンシックスティの３着に入っており、流れ次第で２着に入る可能性は十分ありそう。

香港カップ

香港国際競争のメインレース・香港カップには、日本からダノンプレミアム・ウインブライト・ノームコアの３頭が参戦。８頭と少頭数だが世界を股にかけて活躍する牝馬・マジカルなど好メンバーが揃った。地元の利があると見てモレイラ騎手のフローレを本命に指名。マジカルは昨年同様の２着と読んで、札幌記念で強かったノームコアを３着に入れた１点で勝負。とくに自信はない。