紫苑S 2019

紫苑ステークス G3
中山 11R 2000(芝)

◎パッシングスルー:潜在能力はここでも劣らない
○カレンブーケドール:オークス2着。実績は抜けている
▲レッドベルディエス:実力馬も一頓挫あって
△フェアリーポルカ:気のいいタイプで休み明けを苦にしない
×グラウディーバ:折り合いに難あり
×エアジーン:中山に良積あり。インを先行できれば。

 オークス2着のカレンブーケドールは実績では1枚も2枚も抜けた存在。目標は秋華賞だけに、ここが全力投球とは思えない。本来であればルメール騎手のレッドベルディエスが浮上するところだが、中間ザ石。軽微とはいえ割引は必要。消去法でパッシングスルーが本命。
 パッシングスルーの前走は1勝クラスとはいえ持ったままの楽勝だった。メンツが揃っていたデビュー戦では、のちにG2を勝ったワイドファラオを差し切った。レースぶりも安定しているので2着は死守してくれそう。
 カレンブーケドールは2番手。新馬戦で負けた相手はダービー2着のダノンキングリー。ここはたたき台だが、先行脚質で死角は少ない。
 レッドベルディエスは上に書いたように中間にザ石があった。2月のクイーンCでは4着のカレンブーケドールと0.3差。ルメール騎手が鞍上で一頓挫の影響がなければ抜け出す場面も。
 フェアリーポルカはオークスで16着と大敗した。3秒以上も離されており、一見すると逆転は難しそうだが、Hペースの中外を回って先行していたことを考えれば弁解の余地はある。気のいいタイプで休み明けも苦にしない。若駒Sではヴェロックスに0.5差に走っており、ここでも敷居が高いということはない。
 グラウディーバは折り合いに難があるのがどうか。Sペースが予想されるだけに道中で引っかかるようだと危ない。エアジーンは中山で2勝。堀厩舎の2頭出しであり、石橋脩騎手ということもありこちらをチョイスした。
 馬券はパッシングスルーを軸に印のついたところに買うのが良さそうです。

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