重賞で単勝1.1倍の馬が馬券圏外に沈んだのは史上初の事件!?

2020年のJDD(ジャパンダートダービー)で、単勝1.1倍の圧倒的支持を受けたカフェファラオが7着に沈みました。

気になったので、中央競馬の重賞レースで単勝1.0~1.1倍の支持を集めた馬の成績を調べてみた。

G1レースでの単勝1倍台のオッズ別信頼度データ(2021年版)

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単勝1.0~1.1倍  クラス別集計

クラス 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
新馬 97- 11- 6- 5/11981.5%90.8%95.8%8897
未勝利234- 28- 11- 13/28681.8%91.6%95.5%8997
1勝 47- 5- 4- 4/ 6078.3%86.7%93.3%8596
2勝 4- 0- 2- 0/ 666.7%66.7%100.0%73105
3勝 3- 0- 0- 0/ 3100.0%100.0%100.0%110100
OPEN非L 45- 3- 3- 3/ 5483.3%88.9%94.4%8993
OPEN(L) 0- 0- 0- 0/ 0     
G3 6- 0- 1- 0/ 785.7%85.7%100.0%9290
G2 13- 4- 0- 0/ 1776.5%100.0%100.0%83103
G1 9- 0- 1- 0/ 1090.0%90.0%100.0%98107
集計期間:1986. 1.15 ~ 2021. 9.12

JDDは交流重賞なので厳密には違うが、地方馬は勝負にならない馬が多いため、実質は中央所属馬による小頭数のレースと同じになる。

データがあるのは1986年以降だが、重賞において単勝1.1倍の馬が馬券外になったのはカフェファラオが史上初になっている。(※中央競馬に限ると馬券外=4着以下になった馬はまだいない)

G3では7頭中6頭が勝利。G2だと2着を外していない。G1で3着に敗れたのは引退レースだった98年のスプリンターズS@タイキシャトルのみとなっている。

2020年11月、京都ジャンプステークスで単勝1.1倍に支持されたオジュウチョウサンが3着に敗れて、中央競馬史上初めて重賞で馬券圏内(複勝は6頭立てで2着払い)を外した。

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単勝1.0~1.1倍  騎手別集計(現役のみ)

騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
武豊64- 2- 3- 6/7585.3%88.0%92.0%9293
横山典弘23- 1- 0- 0/2495.8%100.0%100.0%104102
福永祐一19- 1- 2- 0/2286.4%90.9%100.0%94102
ルメール13- 2- 2- 2/1968.4%78.9%89.5%7593
川田将雅11- 1- 1- 2/1573.3%80.0%86.7%8088
M.デム 7- 2- 0- 0/ 977.8%100.0%100.0%85101
石神深一 5- 0- 1- 0/ 683.3%83.3%100.0%9188
田中勝春 5- 0- 1- 0/ 683.3%83.3%100.0%91105
和田竜二 4- 2- 0- 0/ 666.7%100.0%100.0%73105
岩田康誠 4- 1- 2- 0/ 757.1%71.4%100.0%62104
池添謙一 4- 1- 0- 0/ 580.0%100.0%100.0%86106
戸崎圭太 4- 0- 0- 0/ 4100.0%100.0%100.0%110102
秋山真一 4- 0- 0- 0/ 4100.0%100.0%100.0%110100
吉田豊 4- 0- 0- 0/ 4100.0%100.0%100.0%110105
幸英明 3- 1- 0- 0/ 475.0%100.0%100.0%82102
吉田隼人 3- 0- 0- 1/ 475.0%75.0%75.0%8280
モレイラ 3- 0- 0- 0/ 3100.0%100.0%100.0%110103
熊沢重文 3- 0- 0- 0/ 3100.0%100.0%100.0%106100
三浦皇成 2- 1- 1- 2/ 633.3%50.0%66.7%3666
内田博幸 2- 1- 0- 1/ 450.0%75.0%75.0%5577
浜中俊 2- 1- 0- 0/ 366.7%100.0%100.0%73103
集計期間:1986. 1.15 ~ 2021. 9.12
ソート:着別度数順

当然だが、単勝1.1倍は騎手の実力を含めてのオッズになる。

もっとも騎乗回数の多いのは武豊騎手で75回、単勝1.1倍以下の馬に騎乗している。勝率は85%だが、これは全盛期には馬の実力以上に騎手人気で買われるケースが多かったためである。着外に沈んだ6回中4回は阪神競馬場になっている。

2位の横山典弘騎手は24回中23回勝利している。唯一の敗戦も2着を確保して連対率は100%と脅威の数字になっている。

3位の福永騎手は勝率86%だが、複勝率だと100%となっている。

4位のルメール騎手は4回負けているのはいずれも未勝利戦だった。こちらは武豊騎手と同じく馬の実力以上に騎手人気でオッズを押し上げていたものと思われる。

川田騎手は21年9月12日に1勝クラスのボーデン(1.1倍)で4着に敗れた。

現役騎手の上位で勝率が100%なのは戸崎・秋山真一・吉田豊・モレイラ・熊沢重文の5名になっている。

レース一覧・クラス:G1

G1で単勝1.0~1.1倍に支持された馬

日付レース名馬名S性齢騎手単勝オッズ着順
201025菊花賞G1コントレイル牡3福永祐一1.1
200418中山グラJG1オジュウチョウサン牡9石神深一1.1
190413中山グラJG1オジュウチョウサン牡8石神深一1.1
171223中山大障JG1オジュウチョウサン牡6石神深一1.1
060625宝塚記念G1ディープインパクト牡4武豊1.1
060430天皇賞春G1ディープインパクト牡4武豊1.1
051023菊花賞G1ディープインパクト牡3武豊1.0
050529東京優駿G1ディープインパクト牡3武豊1.1
021013秋華賞G1ファインモーション牝3武豊1.1
981220スプリンG1タイキシャトル牡4岡部幸雄1.1

2021年現在、プラス10(払い戻しが100円の元払いの場合、10円プラスされる)システムがあり、単勝1.0倍が出る事はほぼない。ディープインパクトの菊花賞が1.0倍の元返しになっているが、現在のシステムだと1.1倍になっていた。

G1レースで唯一敗れたのは前述したタイキシャトルで、3着(着差は0.0差)だった。

ジャパンダートダービーで掲示板に載らなかったカフェファラオがいかにとんでもない記録かわかる。

コメント

  1. 温泉 より:

    11/14、京都で行われた京都ジャンプ(J,GⅢ)にてオジュウチョウサン(単勝1.1倍)が3着に沈みました。3着なら本来複勝圏内ですが、6頭立てだったので2着払いとなり、おそらくJRAの重賞では初の出来事になったと思います。

    • 議長 より:

      オジュウチョウサンの京都JSはTVで見てました。
      年々飛越が危なっかしくなってたのでやばいんじゃないかと思ってましたが、最後の飛越で前足をぶつけてましたね。
      あとでデータを更新しておきます。

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