フェアリーS 予想

36回 フェアリーステークス G3
月曜 中山11R 1600(芝)

 桜の女王へいたる仁義無用のミスコンテスト

◎ペコリーノロマーノ:唯一の芝重賞経験馬。距離がもてばの条件付きで。

○アヌラーダプラ:剛脚一閃。二日続けてルメールの笑顔がはじける。

▲ダイワクンナナ:東京1600新馬戦を快勝。冬の中山で強いノヴェリスト産駒。

△スマイルカナ:スタートが決まれば先制可能。

×シャインガーネット:O・マーフィーで3連勝をもくろむ。

×チェーンオブラブ:前走見せた末脚からは2000以上が良さそうも。

×セイウンヴィーナス:大波乱があるとすれば、データに当てはまるのはこの馬だが。

×ソーユーフォリア:内枠を利して先行できれば。

 一応の人気は外国人騎手が乗るアヌラーダプラとシャインガーネット。ともに2戦2勝と負け知らずだが、データからは過去10年で二桁人気の馬が4勝をあげているように波乱傾向が強い。

 本命はロードカナロア産駒のペコリーノロマーノ。ノーザンファーム生産で上がり目という点では乏しいが、唯一の芝重賞経験馬。前走のつわぶき賞では好位につけると34.5の上がりで後続を完封した。負けたファンタジーSも勝ち馬は阪神JF勝ち馬のレシステンシア。4着のヤマカツマーメイドは5着だったので、出走していれば7~8着の実力はあるはず。問題は1400しか経験のないことで、距離延長を意識して騎手が抑えそうな気がしないでもない。スタートはうまいので、強気に先行すれば3着までには残れそう。

 アヌラーダプラは同じくノーザンファーム生産のキングカメハメハ産駒。前日にシンザン記念をサンクテュエールで勝ったルメール騎手が手綱を取る。新馬戦は持ったままで楽勝、2戦目は仕掛けを遅らせて楽に差し切るなど末脚は目を引く物がある。シンザン記念では1戦1勝のルーツドールが人気を裏切っただけに過信は禁物だが、馬群さえ捌ければ突き抜けても不思議はない。

 ダイワクンナナは11月に東京新馬戦を勝利した。データからは前走東京1600組が新馬・未勝利戦関係なしに活躍している。ノヴェリスト産駒は昨年の京成杯でラストドラフトが勝ったように、この時期の中山・芝で好走するイメージがある。4番枠と良いところを引いた。国枝厩舎は年明けすでに4勝(1/12日現在)をあげて連対率80%と活躍しているだけに注意が必要。

 スマイルカナは1枠1番と絶好の枠を引いた。前走は同じ中山1600の2勝クラスを勝利。その時の2着馬は次走OPクラスで3着と好走したように内容は濃かった。前走同様この馬が逃げるはず。いまの中山は内目の馬が残る傾向が強いのでスタートさえ決まれば後続を引き離してゴールへ飛び込める。ディープインパクト産駒は、このレースに過去10年で9頭出走して勝ったのは一昨年のプリモシーン1頭のみだが、複勝率は44%と高い。

 その他、怖い怖いO・マーフィー騎乗のシャインガーネット、距離がもうちょっとあったほうが良さそうなチェーンオブラブ、波乱のデータから浮上するセイウンヴィーナス、内枠で先行しそうなソーユーフォリアを上げる。

 馬券は3連単でペコリーノロマーノとアヌラーダプラから印のついたところへ流してみました。
 いいかげんヴァーチャルじゃなくてリアル馬券を当てたいです。

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