明日から使える穴馬の見つけ方 休み明け編

競馬の予想で重要なファクターの一つに馬体重の増減があります。
レース前に出走する馬の馬体重を発表するのは、日本や香港などの一部の国や地域だけです。
欧米では馬体重の発表はありません。
馬によっては500キロを超えるので10キロぐらいの増減は関係ないという競馬関係者も多いですが(パドックを周回中にフンをしただけで2~3キロは減る)、コンスタントにレースを使われている馬の馬体重が大きく変動していた場合は馬券を買うのに躊躇すると思います。

では、放牧明けの馬はどうでしょうか?
昔は放牧というと、主にリフレッシュ効果(疲労回復)が目的で牧場での運動は軽い乗り運動が中心でした。
そのため大幅プラス体重は調整不足の場合が多く、厩舎によってはレースを使って仕上げることもありました。
ところが近年は外厩システムが整ってきたこともあり、休養開けでいきなり好走する馬が増えてきました。
ノーザンファーム天栄やしがらきのようにJRAのトレセン並にスタッフや設備が充実している外厩もあります。
休養前は凡走していたのに放牧から戻ってくると別馬のようになって好走する馬もいます。
TARGET frontier JVを使って、どのような馬を狙うと馬券的にお得か調べてみました。

前走間隔3ヶ月以上・全体データ

過去3年(2017年2月4日~2020年2月3)・前走間隔が中12週(=3ヶ月)以上の全データと年齢別データです。
※新馬・未出走の馬を除く
集計には1年以上の長期休養を挟んだ馬も含まれています。
微差ですが2歳が勝率・回収値ともに高く、年齢が上がるほどに成績が下がっています。

2・3歳データ

2~3歳に絞った馬体重の増減データです。
馬体減より馬体増のほうが成績が良いです。
一般的には敬遠されがちな+20キロ以上の勝率・回収値ともに一番高くなっています。
成長期の大幅増加は馬券的にも問題ないことがわかります。
ちなみに『不・初・未』は海外帰りや前走出走取り消しor除外の馬です。
意外にも2~3歳の前走・海外レース(主にドバイ)は、【3-1-1-1】と高確率で馬券になっています。(唯一の着外はベルモントオークス帰りのジョディー)

生産者別(2~3歳)

+20キロ以上で出走した馬の生産者別成績です。
ノーザンファームが19勝をあげてトップです。単勝回収値も200円と優秀です。
続いて白老ファーム・三嶋牧場です。
逆に社台ファーム・ビッグレッドファーム・ダーレージャパンの成績が悪いです。

はじめにも書いたようにノーザンファームは天栄(福島)・しがらき(滋賀)の外厩設備をもっています。
放牧に出された馬は天栄かしがらきを経て戻ってくるので、そこできっちり仕上げられた馬が+20以上で出てきた場合は成長分と考えて良いことがわかります。
注意点としては、最近はダノンキングリーやロジャーバローズのようにノーザンファーム生産馬でなくとも、天栄やしがらきの育成施設を利用している馬がいることです。

ノーザンファーム生産馬

間隔中12週以上/2・3歳/+20以上/ノーザンファーム生産/クラス別 成績
未勝利戦・1勝クラス、それに重賞の成績が良いです。
2勝クラスになると成績が下がっています。
重賞の3頭はクロノジェネシス@秋華賞・レッドベルジュール@デイリー杯・リアアメリア@アルテミスSです。

こちらは +10キロ以上まで検索範囲を広げたクラス別成績です。
やはり2勝・3勝クラスの回収値が下がっています。
馬体重大幅増加のデータが使えるのは未勝利・1勝クラスまでだとわかります。

間隔中12週以上/2・3歳/+10以上/ノーザンファーム生産/クラス別/関西馬 厩舎成績
栗東所属の関西馬に絞ると2勝クラスまで通用していることがわかります。
さらに回収値がアップしています。

騎手別の成績です。
リーディング上位の騎手の名前が並ぶ中、川又騎手が4位に入っています。
なぜか福永騎手の成績が悪いです。

まとめ

2~3歳の未勝利戦・1勝クラスで、ノーザンファーム生産馬・もしくはノーザンファームの外厩を利用した馬が、+10キロ以上の馬体重で出てきた場合は、調教をみっちり積んで筋肉量が増えた成長分。
+20キロ以上増加は絶好の買いパターン。
厩舎は栗東所属馬
騎手はリーディング上位+川又騎手で。

馬券は単勝をおすすめ。

未勝利戦・1勝クラスで該当する馬を見つけたら買ってみてください。
3歳より2歳のほうが若干成績がアップします。

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