紫苑ステークス　ＧIII　予想　２０２０

出馬表・中山11R 紫苑ＳG3 2020年 9月12日(土)　4回中山1日目　18頭　[15:45発走]
【１１Ｒ】　第5回紫苑Ｓ
３歳・オープン・Ｇ３(馬齢)(牝)(国際)(指定)　芝2000m (B)

枠	番	印	馬名	性齢	斤量	替騎手	予想コメント
1	1		ショウナンハレルヤ	牝3	54	丸山元気	中山で２度大敗があり不安が先に来る。
1	2		マジックキャッスル	牝3	54	浜中俊	この内枠はポジションが悪くなる恐れ。
2	3	▲	レッドルレーヴ	牝3	54	*三浦皇成	フローラＳは強風の中、一旦先頭に立つ。
2	4		ホウオウエミーズ	牝3	54	*津村明秀	良馬場の高速決着は未知数。
3	5	消	コトブキテティス	牝3	54	*北村宏司	未勝利戦を勝ち上がったばかりでは厳しい。
3	6	◎	ラヴユーライヴ	牝3	54	坂井瑠星	前走１勝クラスを楽逃げ。休養を挟んで急激に成長中。
4	7	消	ストリートピアノ	牝3	54	*武藤雅	芝で勝ち鞍なく手を出しづらい。
4	8	×	ミスニューヨーク	牝3	54	加藤祥太	馬は十分通用の器も騎手がマイナス。
5	9		スマートリアン	牝3	54	*横山武史	チューリップ賞５着も初の２０００がどうか。
5	10	×	マルターズディオサ	牝3	54	田辺裕信	チューリップ賞１着の実績は伊達ではない。
6	11	×	スカイグルーヴ	牝3	54	*戸崎圭太	好素質馬で休み明けは走りそうなタイプ。馬体重が鍵。
6	12		クロスセル	牝3	54	内田博幸	半年ぶりのレースでいきなり重賞挑戦。
7	13	○	ホウオウピースフル	牝3	54	*池添謙一	フローラＳ・２着の内容を高く評価。
7	14		チェーンオブラブ	牝3	54	石橋脩	成長力魅力も追い込み脚質を懸念。
7	15	消	フェルマーテ	牝3	54	吉田豊	重賞は敷居が高い。
8	16	×	シーズンズギフト	牝3	54	*ルメール	前半にハミを噛む癖があり距離延長は微妙。
8	17		ウインマイティー	牝3	54	和田竜二	オークス３着。スタミナ豊富も休み明けは微妙。
8	18	△	パラスアテナ	牝3	54	武豊	調子は間違いなく前走以上。問題はこの外枠。

開幕週の土曜・中山で行われる秋華賞のトライアルレースにフルゲートの１８頭が出走。オークスで３着だったウインマイティーとニュージーランドＴ２着のシーズンズギフトが人気の中心。どちらも勝って無敗の二冠牝馬が待つ本番に挑戦したい。

１６年からノーザンファーム生産馬が４連勝中というデータがある。

本命はディープインパクト産駒のラヴユーライヴ。姉は昨年のオークス馬のラヴズオンリーユー。同じ矢作厩舎で、今年の４月にデビューした。前走は札幌の１勝クラス・２０００メートルを逃げて２．００．４のタイムで勝利。これは同日に行われた札幌記念・Ｇ２より１秒遅いだけで、斤量は違うがトーラスジェミニと同タイムになる。当日は＋３０キロと馬体に幅が出ていたように、ここに来て急激に成長している。キャリア３戦で重賞初挑戦は厳しいが、開幕週の馬場が追い風になる可能性がある。

ホウオウピースフルはブラストワンピースの半妹になる。オークスでは、先行集団につけるも直線で伸びきれずに８着と敗れた。フローラＳでは直線で馬群に囲まれて仕掛けが遅れながら、勝ちに等しい２着になった。紫苑ステークスは４年連続でノーザンファーム生産馬が優勝。さらにフローラＳを使われいた馬が好走するデータがあり、改めて評価したい。今回はブラストワンピースを有馬記念勝利に導いた池添騎手に乗り変わるのもプラスだろう。

レッドルレーヴは、今回と同じ中山２０００メートルの未勝利戦を勝ち上がると、続くフラワーＣでは先に抜け出したシーズンズギフトを外から捉えて２着に入った。フローラＳでは強風で砂塵が舞う中、一旦は先頭に抜け出すシーンがあった。結果論だが抜け出すのが早すぎた印象。真面目なタイプで脚を溜めれば好勝負して不思議はない。調教では持ったままで並走馬に並びかけたように仕上がりは万全。

パラスアテナは１番人気に推された福島・ラジオＮＩＫＫＥＩ賞で４着と敗れた。レースでは１枠の馬が逃げきったように開幕週で前に行った馬が有利な馬場だった。今回は再び開幕週となるが、あの時よりも調子が１段階上がった印象。理想はもう少し内の枠だが、あとはペース次第だろう。決めて勝負になれば、このメンバーでもヒケは取らない。

その他、チューリップ賞の勝ち馬のマルターズディオサ、ルメール騎手のシーズンズギフト、素質馬で休養を挟んで立て直してきたスカイグルーヴ、前走２勝クラスを勝ち上がったミスニューヨークをあげる。

人気の一角のウインマイティーは、オークスでは恵まれた感があるのと先行脚質で外枠に入ったので軽視した。あと関西馬で次週にローズＳがあるのに、わざわざ遠征してきたのは弱気の表れではないかという懸念がある。（ローズＳを勝てる自信があれば、当然そちらに出走したはず）

単勝	６
馬連	６－１３・３・１８・１０・１６・１１・８　／　３－１３
３連単	６・１３・３ →６・１３・３・１８・１０・１６・１１ →６・１３・３・１８・１０・１６・１１・８（１０８点）