新潟記念 小倉2歳S 回顧
新潟記念
ユーキャンスマイル・・・長距離戦と同じくゆったりと追走。直線では外が伸びるのを承知で内をついて、G1で戦ってきた末脚を発揮した。血統的にやはりこれぐらいの距離が良さそう。
ジナンボー・・・ガッチリと手綱を押さえて4番手を追走。完全にこの馬の勝ちパターンだったが、勝ち馬の決め手に足元をすくわれた。
カデナ・・・馬任せに最後方を追走。最後はジリジリと伸びていた。瞬発力よりもスタミナを要求される小回りコースのほうが向いていそう。
ブラックスピネル・・・マイペースの逃げに持ち込む。最後は力尽きたがこの馬の力は出し切った。
フランツ・・・3コーナーにかけて馬群に囲まれる。直線ではディープインパクト産駒らしい切れ味を一瞬見せた。G3を勝つには展開や枠順の助けが必要か。
ショウナンバッハ・・・東幹久の指名馬。カデナと並んで最後方を追走。一番大外を8歳馬とは思えない足で伸びてきた。
センテリュオ・・・4番手の好位追走。枠順が外だったのもあるが中途半端なレースぶりだった。牝馬限定戦なら。
サトノワルキューレ・・・手応えほど伸びず。馬が走るのをやめているかも。
レイエンダ・・・レース前の返し馬で発汗が目立っていた。2着馬と並走するように直線へ。展開は向いていたがジョッキーのアクションにまったく反応できず。精神的に問題がある。
クリンチャー・・・ゼッケンの下に白い汗のあとが。馬に走る気はあるのだが、まだ本調子にはほど遠い。
ダイワキャグニー・・・いつもは楽に先行する馬が押しても動かず。まったく見せ場がなかった。
アクート・・・調子は良さそうに見えたが?
◎ユーキャンスマイルは着差以上に強かった印象。ジナンボーは勝たないといけないレースだった。本命だったダイワキャグニーの凡走が謎。カデナは2~3着を繰り返しそうなタイプ。あとブラックスピネルは人気を落としたら注意。
小倉2歳ステークス
マイネルグリット・・・先団を見る位置から直線ではいいところを選んで抜け出してきた。馬のレースぶりにソツがない。今日は完成度の高さが光った。
トリプルエース・・・落ち着いてパドックを周回。レースではスタートは普通だったが行き足が着かずに最後方に置かれる。そこから勝ち馬のコース取りをなぞるように進出して、直線では内をついた。能力は見せた。距離が伸びても良さそうだけに将来的にはこちらが出世しそう。
ラウダシオン・・・後方からゆっくりと追走。最後はものすごい勢いで一番外と伸びてきた。武騎手らしい大外一気だったが。。。
ゼンノジャスタ・・・外目を抜群の手応えで追走。一旦は勝ち馬に並びかけるも最後は突き放された。もうワンテンポ仕掛けを遅らせていれば、あるいは結果は変わっていたかもしれない。
カイルアコナ・・・逃げた2頭を見る形で3番手を追走。4コーナーでは早くも手応えが一杯一杯だった。最後も一応伸びてはいるが。
テーオーマルクス・・・パドックで一番よく見えた馬。気分良く逃げていたが、結果的にペースが早かった。次走、人気が落ちるようなら買える。
カリニート・・・抜群のスタート後、手綱を引いて中団まで下げる。直線では内をついてちょっとだけ伸びていた。チグハグなレース。脱ニートはならず。
ヒメサマ・・・内目の3・4番手を追走。非力なタイプで今日のような馬場は辛かった。
ヒバリ・・・スタートで騎手が位置を取りに軽く手綱を動かすと、かかってしまった。※レース後、鼻出血が判明
◎マイネルグリットは3戦3勝。仕上がりの早いスクリーンヒーロー産駒らしい完成度の高さ。結果的に和田騎手は選択をミスった。トリプルエースは次も好走できそう。テーオーマルクスは良馬場なら? カリニートは一応見せ場はあった。
馬券はまったくダメでした。
カリニートは見せ場があったのでべつにいいですが。
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