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ジャックドール・・・返し馬で発汗が目立つ。スタート後、予定通りハナへ。外からノースザワールドが並びかけてきたが、あわてて手綱を引いて下げてくれた。あとは淡々とマイペースを守って、２着馬の猛追を防いだ。鞍上の威光が輝いていた。

スターズオンアース・・・＋１２キロもすっきりとした馬体でパドックを堂々と周回。ゲート内で横を向いた瞬間にゲートが開いて、スタートがやや遅れる。結果論だが、あのチラ見が勝敗をわけた。直線も外をブロックされて追い出しが遅れるなど、内容的には勝ち馬よりも１枚上。

ダノンザキッド・・・スタートを普通に出てサッと前につけると、勝ち馬を見る位置でピッタリと折り合う。勝ち馬を交わせなかったのは不満だが、ゲート内でおとなしくしていたのは収穫。高速馬場もこの馬にとってはプラスだった。

マテンロウレオ・・・手綱を押して勝ち馬の直後を積極的に取りにいく。上位３頭とは力の差を感じたが、横山典弘騎手の馬場読みも完璧だった。１２０点の騎乗。

マリアエレーナ・・・もはや恒例なのか、またもや直線で挟まれる不利を受ける。初騎乗ということで鞍上が慎重に乗っていたのももったいなかった。

ジェラルディーナ・・・スタートは普通に出たが、案の定つぎつぎと前に入られる。あれをやったら阪神内回りコースでは厳しい。最後はしっかり伸びているので、内容的には悲観する必要はない。次走は走りそう。

ヒシイグアス・・・－１８キロも体調は良さそうに見えた。５番手につけたのは予定通り。直線では突き抜けそうな手ごたえだったが、そこからズルズルと下がっていった。敗因はおそらく超高速馬場。もっと上りがかかる馬場でないと厳しい。

ノースブリッジ・・・中団のインで脚を溜める。この馬も高速馬場が向かなかった印象。

ヴェルトライゼンデ・・・直線でスターズオンアースにあっさりと抜かれた辺り、ＧⅠでは厳しい。あと右回りよりも左回りの方が良さそう。

ポタジェ・・・去年と似たような位置につけていたが、思ったほど伸びず。５８キロが響いた感じ。

ラーグルフ・・・今日の馬場で最後方は厳しい。

モズベッロ・・・不向きの高速馬場を考えるとむしろ健闘した部類。

キラーアビリティ・・・スタート後、隣のスターズオンアースとやりあう。馬主が同じなんだから譲ってやればよかったのに。

ワンダフルタウン・・・最後方を追走。見せ場はなかった。

ノースザワールド・・・ハナに立つ勢いだったが、レースを壊さないようあわてて手綱を引いて２番手に下げた。

ヒンドゥタイムズ・・・終始外々を周る。

感想

私、いいましたよね？　鉄の意思でダノンザキッドを買うのみだって。
昨年のマイルＣＳでは本命にして、前走の中山記念では罠馬に指名してたのって、
すごくないですか？　中山記念の時点で北村友一騎手の騎乗について指摘してますよ。

正直、スタート後に４番手につけた姿を見てもらったと思いました。
直線向いた時には単勝ももらったと思いました。
しかし、そこからジリジリとしか伸びない・・・おかしいなあ・・・。
スターズオンアースがものすごい勢いで伸びてきてるのが見えてたので安心して見れたけど、あぶなかった。
去年のライラック・ダノンザキッド・ドゥアイズの一連の反省を活かしてワイドを抑えてて良かったよ、本当。
もう少しでダノンザキッドの単勝に全額ぶち込むところだった・・・。それぐらい自信があったんです。