160回 天皇賞・秋 G1 結果
東京11R 2000(芝)
ロードカナロア産駒同士による府中頂上決戦!
◎アーモンドアイ:G1・5勝のスーパーホース。現役最強馬のプライドに賭けてここは負けられない。
○サートゥルナーリア:ジョッキーが強気の発言。レース前のテンションが心配。
▲スワーヴリチャード:去年はスタート直後の不利で敗退。横山典弘騎手がどう乗るか。
△ダノンプレミアム:2000メートルは2戦2勝。不安は相性の悪い東京コース。
×アエロリット:単騎逃げが見込める。有力馬が牽制しあえばワンチャン。
×ワグネリアン:東京はダービーを勝った思い出の地。流れに乗って追撃。
×ランフォザローゼス:天皇賞秋・6勝の名伯楽。ノーマクすぎて不気味さが漂う。
関東地方では金曜にかけて大雨が降ったが、天皇賞(秋)が行われる東京コースの馬場は急速に回復。土曜の2歳未勝利戦でレコードが記録されるなど上がりの早いタイムが目立った。日曜日は雨上がり特有の高速馬場が展開されそう。
本命はG1・5勝のアーモンドアイ。巷では二強対決ムードが漂うが、オグリキャップvsタマモクロス、メジロマックイーンvsトウカイテイオーなど、往々にして年長の馬が勝つ。ライバルも怪物級だが経験値が違う。安田記念はスタート直後の不利も痛かったが常に外をダノンプレミアムに塞がれていて外に出すタイミングを逃したのも大きかった。それで3着は立派。2番枠はちょっと内すぎる気がするが、1番枠だった昨年のジャパンカップ同様出していって先行するスタイルを取ると思われる。G1・6勝目に王手!
サートゥルナーリアはホープフルS・皐月賞と2000メートルのG1を2勝。前走の神戸新聞杯では同世代の馬たちを再度一蹴した。ロードカナロア産駒で高速馬場への適性は高い。なによりフランスのトップジョッキー、C・スミヨンが「今年はこの馬に乗るために来た」「勝てる」など自信満々の発言を連発。デムーロ・ルメールともに、すごい馬といっているように能力はアーモンドアイと互角。唯一の心配がレース直前のイレ込み。ダービーではパドックを落ち着いて周回していたのにスタート地点で激しく首を振り出してスタートを出遅れた。今回は2コーナー奥のポケット地点からのスタートなのでダービーのようなことはないと思うが、天皇賞・秋では3歳馬は不振のデータもあり全幅の信頼までは置きづらい。
大坂杯勝ちのあるスワーヴリチャードは昨年のこのレースで1番人気に推された。レースではスタート直後にヨレたマカヒキにケツドンを食らって万事休す。そこでレースは終わった。ジャパンカップでは3着に食い込んでいたようにまともなら左回りの東京コースは安定して走る。問題はスタートがいつもそれほど早くないこと。スタートで立ち後れると外の馬が内に殺到して一気にポジションを下げる恐れがある。あとは乗り代わりの横山典弘騎手がどう乗るか。調教の動きが一番目立っていた。
ダノンプレミアムは安田記念で2番人気に推されたものの、アーモンドアイと同じくスタート直後に大きな不利を受けてしまった。レース後にジョッキーが下馬。事なきを得たがまたもや東京コースで苦杯を舐める事となった。そのライバルと再び対戦。距離は2000メートルとベストとなるだけに今度こそは負けられない。問題は川田騎手がG1でことごとく負けていること。切れ味勝負ではライバルが上だけに、一歩先に仕掛けて押し切りたい。
その他、単騎逃げが濃厚のアエロリット、昨年のダービー馬ワグネリアン、天皇賞・秋を6勝している藤沢厩舎のランフォザローゼスを挙げる。
アルアインはさすがに16番枠は外すぎる……。
馬券は2→13の馬単にしました。現時点で110倍ほどついています。
自信はまったくないですが1-2番人気の組み合わせを買うよりはいいかなと思っています。(当たっても安いので)
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