フェブラリーステークス 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
220220カフェファラオ牡5福永祐一 57 6   04-032
210221カフェファラオ牡4ルメール 57 3   03-031
200223モズアスコット牡6ルメール 57 12   08-081
190217インティ牡5武豊 57 6   01-011
180218ノンコノユメセ6内田博幸 57 12   14-134
170219ゴールドドリーム牡4M.デム 57 3   09-082
160221モーニン牡4M.デム 57 14   04-042
150222コパノリッキー牡5武豊 57 4   02-021
140223コパノリッキー牡4田辺裕信 57 13   02-0216
130217グレープブランデー牡5浜中俊 57 2   07-073

中央競馬に2つしかないダートのGI競走のうちの一つ。
1997年にはじめて中央のダート競争でGⅠレースに昇格した。
1着賞金が1億2000万と高額なためダート馬にとって目標のレース。

近年は、超々高額賞金のサウジC・ドバイWCに向かう馬が多く、年々レベルが低下している。
※サウジCは優勝賞金が13億、ドバイWCが9億

昨年は2番人気のカフェファラオが連覇を達成した。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 4- 2- 2- 2/ 1040.0%60.0%80.0%108114
2番人気 3- 2- 0- 5/ 1030.0%50.0%50.0%15285
3番人気 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%6766
4番人気 1- 0- 1- 8/ 1010.0%10.0%20.0%10769
5番人気 0- 3- 0- 7/ 100.0%30.0%30.0%079
6番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%035
7番人気 0- 0- 2- 8/ 100.0%0.0%20.0%067
8番人気 0- 0- 2- 8/ 100.0%0.0%20.0%074
9番人気 0- 2- 0- 8/ 100.0%20.0%20.0%0111
10~人気 1- 1- 0- 66/ 681.5%2.9%2.9%40080

1番人気は4勝2着2回。連対率は60%。
馬券外に沈んだ2頭のうち、カレンブラックヒルは初ダート、レッドルゼルは距離が長かったのが敗因だった。
一昨年までは3連勝していて信頼は中程度。

14年に16番人気でコパノリッキーが勝利したのを除けば、勝ち馬は1~4番人気の中から出ている。
連対馬の20頭中16頭が5番人気以内で、ここが一応のラインとなる。

三連単の平均配当は18万円で、GⅠの平均より低い。
コパノリッキーが勝利した年は三連単が94万円、20年にも最低人気のケイティブレイブが2着に入って46万円と荒れた。

上位人気(想定)・・・レモンポップ、ドライスタウト、メイショウハリオ、レッドルゼル、ソリストサンダー

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
4歳 4- 1- 1- 19/ 2516.0%20.0%24.0%1142175
5歳 4- 4- 4- 24/ 3611.1%22.2%33.3%4575
6歳 2- 1- 2- 25/ 306.7%10.0%16.7%4530
7歳 0- 2- 1- 36/ 390.0%5.1%7.7%066
8歳 0- 2- 2- 18/ 220.0%9.1%18.2%084

4歳と5歳が4勝ずつ。連対率もほぼ互角だが最低人気で勝ったコパノリッキー(単勝272倍)が含まれるため単勝・複勝回収値だと4歳が圧倒。
続いて6歳が2勝。
7歳以上になると勝ち星はないが人気薄で2・3着に入る傾向がある。

牝馬は【0-0-1-10】。昨年はソダシが4番人気で3着になった。

4・5歳・・・ドライスタウト、レモンポップ、セキフウ、スピーディーキック

牝馬・・・スピーディキック、ショウナンナデシコ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
チャンピG1 3- 3- 2- 9/1717.6%35.3%47.1%78114
根岸SG3 3- 2- 3-49/575.3%8.8%14.0%3235
東海SG2 3- 1- 1-17/2213.6%18.2%22.7%5155
フェアウH 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%272103310
東京大G1 0- 2- 1-12/150.0%13.3%20.0%071
川崎記G1 0- 2- 1-13/160.0%12.5%18.8%0159
JCDG1 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%070
武蔵野SG3 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0220
JBCスプG1 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
香港SG1 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
カペラSG3 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
TCKG3 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00

勝ち馬に共通しているのは前走が中央のダートレースだったこと。中でも近年は根岸S・東海S・チャンピオンズC組のいずれかが馬券になる確率が高い。
東京大賞典や川崎記念などの地方の交流重賞からの参戦だと2着までになっている。

あと毎年のように芝のレースから挑戦してくる馬がいるが基本的には消しでいい。

チャンピオンズC・・・なし

根岸S・・・レモンポップ、ケンシンコウ、ジャスパープリンス、アドマイヤルプス、セキフウ、テイエムサウスダン、ヘリオス

東海S・・・オーヴェルニュ

別路線・・・シャールズスパイト

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 6- 3- 3- 25/ 3716.2%24.3%32.4%8165
前走2着 0- 3- 3- 14/ 200.0%15.0%30.0%070
前走3着 0- 1- 0- 14/ 150.0%6.7%6.7%020
前走4着 0- 0- 0- 13/ 130.0%0.0%0.0%00
前走5着 0- 1- 1- 14/ 160.0%6.3%12.5%051
前走6~9着 2- 2- 1- 27/ 326.3%12.5%15.6%860203
前走10着~ 2- 0- 2- 20/ 248.3%8.3%16.7%4242

昨年はカフェファラオがチャンピオンズC・6着から巻き返したが、前走で1着の馬が6勝と活躍している。理想をいえば3着以内には入っていてほしい。
ただし、前走がチャンピオンズCの場合は話が別で、22@カフェファラオ(11→1着)、21@カフェファラオ(6→1着)、16@ゴールドドリーム(12→1着)と巻き返した馬が多い。

前走1着・・・レモンポップ、スピーディキック、ケイアイターコイズ

前走4着以下・・・ケンシンコウ、ジャスパープリンス、オーヴェルニュ、アドマイヤルプス、ショウナンナデシコ、テイエムサウスダン、ソリストサンダー、セキフウ、ヘリオス、レッドルゼル

調教師分類別集計

調教師分類 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
美浦 3- 1- 0- 20/ 2412.5%16.7%16.7%7933
栗東 7- 9- 10-100/1265.6%12.7%20.6%23592
地方 0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%0.0%00

昨年・一昨年と美浦所属馬のカフェファラオが勝利。18@ノンコノユメを含めて、東京1600(ダート)の重賞レースで勝利実績があり、当日に4番人気以内に支持されていた。そうでなければ減点が必要。
基本的には栗東所属馬が優位。
過去10年では地方所属馬は馬券になっていない。

今年は外国馬の参戦がある。

美浦所属馬・・・レモンポップ、ケンシンコウ、アドマイヤルプス、テイエムサウスダン

地方馬・・・スピーディキック

馬体重別集計

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
440~459kg 1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%22.2%11844
460~479kg 0- 0- 1- 20/ 210.0%0.0%4.8%019
480~499kg 1- 2- 1- 30/ 342.9%8.8%11.8%832
500~519kg 2- 3- 4- 34/ 434.7%11.6%20.9%1354
520~539kg 6- 3- 3- 27/ 3915.4%23.1%30.8%759198
540~ 0- 1- 1- 10/ 120.0%8.3%16.7%037

冬場のダートということもあり500キロを超える大型馬の好走率が高い。460以下で馬券になったのはノンコノユメとソダシ。

500キロ以上・・・レモンポップ、ドライスタウト、アドマイヤルプス、テイエムサウスダン、ケイアイターコイズ

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%2644
平地・先行 5- 2- 2- 30/ 3912.8%17.9%23.1%737147
平地・中団 3- 6- 5- 46/ 605.0%15.0%23.3%2489
平地・後方 1- 1- 3- 44/ 492.0%4.1%10.2%2118

逃げて勝利したのは19@インティのみ。同馬は1番人気に支持されていた。よほどの実力馬でなければ逃げ切るのは至難の業。
先行・差しタイプが優勢で、追い込みは展開が向かないと厳しい。

先行・・・多数

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
2番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%6759
3番 2- 1- 0- 7/1020.0%30.0%30.0%8348
4番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%2155
5番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
6番 2- 1- 1- 6/1020.0%30.0%40.0%77131
7番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%052
8番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
9番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%040
10番 0- 1- 3- 6/100.0%10.0%40.0%0110
11番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%055
12番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%13544
13番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%2721331
14番 1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%30.0%5161
15番 0- 3- 0- 6/ 90.0%33.3%33.3%0290
16番 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00

東京1600・ダートはスタート後に芝部分を長く走れる外枠が有利だが、勝ち馬は外寄りの12~15と内寄りの2~6に別れる傾向が出ている。

2~6・・・シャールズスパイト、ケンシンコウ、ドライスタウト、オーヴェルニュ、メイショウハリオ

12~15・・・セキフウ、スピーディキック、ヘリオス、レッドルゼル

まとめ

レース史上初めて外国馬・シャールズスパイトが参戦。
データがまったくないので推奨は難しい。前走が芝レースというのも疑問符がつく。当日まったく人気をしないのなら買ってみてもいいかもといったレベル。

当日、おそらくレモンポップが1番人気になりそう。根岸S1着・ダート10戦走って連対率100%と逆らう要素はないように思えるが、距離に若干の不安が・・・。強敵ギルデッドミラーの引退にくわえて、今年はチャンピオンズC組がいないので推奨馬に。

逆転候補には東京大賞典で3着だったメイショウハリオが浮上。上記したように今年はチャンピオンズC組がいないので、東京大賞典がかわりになるのではないか。同馬は栗東所属・6番枠と、レモンポップにはない加点データがある。(7番枠は過去26年で【0-3-3-20】と1着がない)

穴は一昨年の武蔵野S勝ちを評価してソリストサンダーをあげる。今年の出走馬の中で東京・1600m(ダート)の重賞を勝っているのは同馬だけ。休み明けはまったく走らない馬だが、逆にそこさえクリアできれば好走するだけの力はある。

戸崎騎手のドライスタウトは前走がOP特別が気になるのと、レモンポップ・メイショウハリオにくわえて同馬まであげると1~3人気のガチガチになるのでやめておいた。

推奨レモンポップ
減点ありメイショウハリオ
ソリストサンダー

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