ヴィクトリアマイル 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
220515ソダシ牝4吉田隼人 55 5   04-044
210516グランアレグリア牝5ルメール 55 6   09-101
200517アーモンドアイ牝5ルメール 55 12   04-041
190512ノームコア牝4レーン 55 4   07-075
180513ジュールポレール牝5幸英明 55 4   08-088
170514アドマイヤリード牝4ルメール 55 5   12-076
160515ストレイトガール牝7戸崎圭太 55 13   11-107
150517ストレイトガール牝6戸崎圭太 55 5   05-055
140518ヴィルシーナ牝5内田博幸 55 14   01-0111
130512ヴィルシーナ牝4内田博幸 55 11   02-021

古馬牝馬のG1レースは秋のエリザベス女王杯しかなかったが、春にも牝馬が目標にするレースが欲しいという関係者の声を受けて2006年に創設された。
過去にはヴィルシーナ(13・14)、ストレイトガール(15・16)が連覇。リピーターの多いレースとして有名。

昨年は4番人気のソダシが直線で抜け出してG1・3勝目をあげた。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 3- 2- 0- 5/ 1030.0%50.0%50.0%5868
2番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%017
3番人気 0- 2- 0- 8/ 100.0%20.0%20.0%047
4番人気 1- 2- 0- 7/ 1010.0%30.0%30.0%5770
5番人気 2- 0- 3- 5/ 1020.0%20.0%50.0%235171
6番人気 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%135129
7番人気 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%177124
8番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%19440
9番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
10~人気 1- 4- 2- 80/ 871.1%5.7%8.0%32164

1番人気は3勝2着2回。昨年もレイパパレが7着に沈んだように人気を裏切るケースが散見される。勝利した3頭は3歳時に桜花賞で1・2着になっていて東京マイルの重賞勝利があった。
2・3人気は0勝と不振で4~8人気が勝利をあげている。

過去10年でもっとも波乱指数の高いG1レースであり、15年には5番人気のストレイトガールが勝って、2着・3着に逃げた人気薄の2頭が残って3連単で2000万を超える超万馬券が出た。積極的に人気薄の馬を狙っていきたい。

上位人気(想定)・・・ソダシ、スターズオンアース、ソングライン、ナミュール

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
4歳 4- 6- 2- 61/ 735.5%13.7%16.4%4361
5歳 4- 3- 7- 58/ 725.6%9.7%19.4%70193
6歳 1- 1- 1- 23/ 263.8%7.7%11.5%5483
7歳 1- 0- 0- 5/ 616.7%16.7%16.7%29568

4・5歳が4勝ずつで拮抗。大手クラブの牝馬は6歳には引退しているのが理由。
6・7歳で連覇したストレイトガールは異色の存在といえる。

6歳以上・・・イズジョーノキセキ、クリノプレミアム、ロータスランド

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
阪神牝馬G2 4- 4- 4-56/685.9%11.8%17.6%11677
産経大阪G2 1- 1- 1- 1/ 425.0%50.0%75.0%77150
中山牝馬HG3 1- 1- 0-11/137.7%15.4%15.4%7287
高松宮記G1 1- 0- 3-15/195.3%5.3%21.1%7486
大阪杯G1 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%4336
有馬記念G1 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%140110
フェブラG1 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%570230
福島牝馬G3 0- 1- 2-20/230.0%4.3%13.0%0453
東京新聞G3 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%095
ダービーHG3 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%041
京都牝馬G3 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%0204
マイラーG2 0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%0.0%00

阪神牝馬S組が4勝で主力を形成。
ついで大阪杯組がG2時代を含めて2勝をあげている。
以下、中山牝馬S・高松宮記念などで、大穴を狙うなら毎年舐められがちな福島牝馬S組
馬券になった馬のすべてが前走重レースだった。前走がOP特別や条件戦だった馬は黙って消したい。

阪神牝馬S・・・サウンドビバーチェ、サブライムアンセム、アンドヴァラナウト、ルージュスティリア、イズジョーノキセキ、ディヴィーナ

大阪杯・・・スターズオンアース

重賞以外・・・不在

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 0- 3- 0- 38/ 410.0%7.3%7.3%049
前走2着 1- 3- 3- 21/ 283.6%14.3%25.0%4869
前走3着 1- 1- 3- 8/ 137.7%15.4%38.5%43118
前走4着 1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%22.2%14187
前走5着 1- 0- 2- 5/ 812.5%12.5%37.5%2421196
前走6~9着 4- 1- 1- 38/ 449.1%11.4%13.6%7137
前走10着~ 2- 1- 1- 30/ 345.9%8.8%11.8%12475

過去10年、前走1着の馬は勝利できていない。
この中には1番人気に支持されていた3頭がいた。21@グランアレグリアや20@アーモンドアイも前走では負けていた。特異なデータなので取り上げておく。

前走1着・・・サウンドビバーチェ、ララクリスティーヌ、ステラリア

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 7- 4- 3-42/5612.5%19.6%25.0%11169
岡本牧場 2- 0- 1- 0/ 366.7%66.7%100.0%1060463
白老ファーム 1- 0- 2- 5/ 812.5%12.5%37.5%242131
社台ファーム 0- 2- 1-24/270.0%7.4%11.1%045
千代田牧場 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0340
高昭牧場 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%070
磯野牧場 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0526
松田牧場 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0510
小島牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0670
高橋修 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0360
キヨタケ牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%08500
岡田スタツド 0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%0.0%00

ノーザンファーム生産馬が7勝で他を圧倒。毎年多数の出走馬を送り出す同牧場だが必ず馬券に組み込んでおきたい。

該当馬・・・ソダシ、ソングライン、ナミュール、スタニングローズ、サブライムアンセム、アンドヴァラナウト、ディヴィーナ

種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ディープインパクト 4- 4- 4-42/547.4%14.8%22.2%9674
フジキセキ 2- 0- 1- 0/ 366.7%66.7%100.0%1060463
クロフネ 1- 1- 0- 6/ 812.5%25.0%25.0%71156
ステイゴールド 1- 0- 1- 5/ 714.3%14.3%28.6%192158
ハービンジャー 1- 0- 1- 0/ 250.0%50.0%100.0%470325
ロードカナロア 1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%3527
スズカマンボ 0- 1- 1- 2/ 40.0%25.0%50.0%02195
キズナ 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%031
キングカメハメハ 0- 1- 0-13/140.0%7.1%7.1%072
ハーツクライ 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%018
メイショウサムソン 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%0316
ダイワメジャー 0- 0- 1-10/110.0%0.0%9.1%032
テレグノシス 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0360
マンハッタンカフェ 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00

ディープインパクトを筆頭に、軽い芝での瞬発力勝負を得意とする種牡馬の名前が並んでいる。
良馬場であれば超高速決着が濃厚なので、スピードタイプの種牡馬の産駒を選びたい。

ディープインパクト産駒・・・ルージュスティリア

1・2着馬の桜花賞の成績

1着2着
222人気・1着8人気・3着
212人気・1着
202人気・1着
196人気・10着
183人気・2着
1713人気・5着7人気・10着
16
15
144人気・2着4人気・10着
134人気・2着1人気・2着

桜花賞馬が3連勝中。連対馬のうち12頭に桜花賞の出走歴があった。
必須というわけではないが、牝馬限定のマイルGⅠなので加点ポイントとなる。

桜花賞馬・・・ソダシ、スターズオンアース

騎手別集計

騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ルメール 3- 1- 0- 3/ 742.9%57.1%57.1%231121
戸崎圭太 2- 0- 2- 5/ 922.2%22.2%44.4%353197
内田博幸 2- 0- 0- 4/ 633.3%33.3%33.3%523151
吉田隼人 1- 1- 0- 2/ 425.0%50.0%50.0%142255
幸英明 1- 0- 1- 1/ 333.3%33.3%66.7%646293
レーン 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%313116
武豊 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%018
浜中俊 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%028
松山弘平 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%055
吉田豊 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%0255
横山典弘 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%050
池添謙一 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%028
岩田康誠 0- 0- 1- 6/ 70.0%0.0%14.3%070
北村友一 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0116
横山武史 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0360
川田将雅 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00

リーディングを独走中の川田騎手だが、ヴィクトリアマイルに限っては10年連続で馬券外。
昨年も1番人気に支持されたレイパパレで12着に沈んだ。

川田騎手・・・ルージュスティリア

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 1- 0- 1- 8/ 1010.0%10.0%20.0%283926
平地・先行 3- 2- 3- 30/ 387.9%13.2%21.1%2673
平地・中団 6- 7- 5- 61/ 797.6%16.5%22.8%95108
平地・後方 0- 1- 1- 48/ 500.0%2.0%4.0%06

逃げ馬の単勝・複勝回収値が高いのは11番人気で勝利した14@ヴィルシーナと、18番人気で3着に逃げ粘った15@ミナレットの影響。
基本的には決め手のある差しタイプの馬が優位だが、超高速馬場になると前の馬が止まらずにそのまま粘り込むケースが出てくるので、当日の馬場読みが重要になる。

差し・・・多数

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 0- 3- 7/100.0%0.0%30.0%0106
2番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
3番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%0115
4番 2- 1- 0- 7/1020.0%30.0%30.0%288103
5番 3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%333116
6番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%1346
7番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%0138
8番 0- 2- 0- 7/ 90.0%22.2%22.2%0201
9番 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%027
10番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%0172
11番 1- 1- 0- 8/1010.0%20.0%20.0%3134
12番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%1411
13番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%17741
14番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%28376
15番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%017
16番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%047
17番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
18番 0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%0968

安田記念などと同じコースで、最初のコーナーまで距離があるため基本的には枠順の有利不利はない。
理想は勝ち馬の集中している4~14番の中ほどの馬番になる。

4~14番・・・サウンドビバーチェ、アンドヴァラナウト、スタニングローズ、ソングライン、イズジョーノキセキ、ララクリスティーヌ、クリノプレミアム、サブライムアンセム、ナミュール、ナムラクレア、ディヴィーナ、ステラリア

まとめ

リツイートに協力おねがいします

今年は桜花賞馬が2頭出走。
前年の勝ち馬ソダシはマイルCS以来というのが減点で、スターズオンアースは非ノーザンファームというのが引っかかる。
どちらを上位に見ても問題ないのだが2番人気(おそらくソダシになる)が勝てていないデータと、数あるG1レースの中でも波乱指数が一番高いレースでもあり、1・2番人気のどちらかを軽視する必要があることを考慮して、4歳のスターズオンアースを推奨馬にしたい。
継続騎乗した馬が【8-6-6-94】に対して、乗り替わりが【2-4-4-53】と劣勢なのも根拠。(ソダシはレーン騎手に乗り替わり予定)

次点にはノーザンファーム生産馬の中から前走・東京新聞杯2着だったナミュール。昨年の2着馬・ファインルージュも東京新聞杯2着だった。

穴は阪神牝馬S組が1頭は絡みそうなので、府中牝馬S勝ちのあるイズジョーノキセキとディープインパクト産駒のルージュスティリアをあげる。どちらもほとんど人気にならないはず。

推奨スターズオンアース
減点ありナミュール
イズジョーノキセキ・ルージュスティリア

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