産経オールカマー 過去10年

歴代優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
210926ウインマリリン牝4横山武史 55 1 02-03-032
200927センテリュオ牝5戸崎圭太 54 4 07-07-075
190922スティッフェリオ牡5丸山元気 56 9 01-01-014
180923レイデオロ牡4ルメール 57 7 08-08-081
170924ルージュバック牝5北村宏司 55 6 04-04-035
160925ゴールドアクター牡5吉田隼人 58 6 06-06-041
150927ショウナンパンドラ牝4池添謙一 55 3 10-09-083
140928マイネルラクリマ牡6戸崎圭太 56 11 02-02-022
130922ヴェルデグリーン牡5田辺裕信 56 12 14-13-099
120923ナカヤマナイト牡4柴田善臣 56 13 07-04-022

10月の毎日王冠や京都大賞典より先に行われる、秋の古馬三冠へのステップレースの一つ。近年は直行組が増えたこともありオールカマーを経由して天皇賞・秋を勝利した馬は18年のレイデオロのみになっている。
データがある1980年以降に限ると、毎日王冠が13頭の勝ち馬を輩出しているのに対して、オールカマーは1頭のみと大差をつけられている。
1988年には、オグリキャップがオールカマー→毎日王冠→天皇賞秋→マイルCS→ジャパンカップ→有馬記念と、いまでは考えられないローテーションで走り伝説となった。

14年は馬場改修のため新潟競馬場で施工された。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 2- 2- 1- 5/ 1020.0%40.0%50.0%4068
2番人気 3- 2- 1- 4/ 1030.0%50.0%60.0%150103
3番人気 1- 3- 3- 3/ 1010.0%40.0%70.0%76134
4番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%11271
5番人気 2- 1- 0- 7/ 1020.0%30.0%30.0%16979
6番人気 0- 0- 3- 7/ 100.0%0.0%30.0%0113
7番人気 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%079
8番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
9番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%38060
10~人気 0- 0- 1- 50/ 510.0%0.0%2.0%016

1番人気は2勝2着2回。昨年も大阪杯の勝ち馬であるレイパパレが1番人気に支持されながら4着に敗れた。GⅠ馬でも人気に応えられないケースがあるため過信は禁物といえる。
勝ち馬が1~5人気で分散している。9番人気で勝利した14@ヴェルでグリーンは例外的存在。

三連単の平均配当は5万円前後。古馬王道路線のステップレースだけあり、人気薄の大駆けは望み薄になっている。

上位人気(想定)・・・デアリングタクト、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、テーオーロイヤル、ウインキートス

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
4歳 4- 5- 3- 14/ 2615.4%34.6%46.2%66111
5歳 5- 3- 5- 36/ 4910.2%16.3%26.5%13878
6歳 1- 2- 1- 28/ 323.1%9.4%12.5%2225
7歳 0- 0- 1- 19/ 200.0%0.0%5.0%017
8歳 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00

4歳と5歳がほぼ互角の数値。連対率・複勝率では4歳馬が他世代を上回っている。
7歳以上になると大きな割引が必要。
牝馬は【4-4-0-13】。2年連続で牝馬によるワンツーが続いている。

4歳・・・ジェラルディーナ、ソーヴァリアント、テーオーロイヤル

牝馬・・・デアリングタクト、ジェラルディーナ、ウインキートス

7歳以上・・・アドマイヤアルバ、クレッシェンドラヴ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
宝塚記念G1 3- 2- 2- 7/1421.4%35.7%50.0%15694
天皇賞春G1 2- 0- 0- 5/ 728.6%28.6%28.6%9542
七夕賞HG3 1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%30.0%7284
ヴィクトG1 1- 1- 0- 2/ 425.0%50.0%50.0%195182
マーメイHG3 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%45595
新潟大賞HG3 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%3800600
DSCG1 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%200110
QE2G1 0- 1- 1- 1/ 30.0%33.3%66.7%0113
札幌記念G2 0- 1- 0-11/120.0%8.3%8.3%026
小倉記念HG3 0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%14.3%022
安田記念G1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%085
京都記念G2 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0150
札幌日経 0- 0- 2- 2/ 40.0%0.0%50.0%0275
目黒記念HG2 0- 0- 2- 5/ 70.0%0.0%28.6%095

連対率35%の宝塚記念組が主力を形成。春のG1レースが並ぶ中、七夕賞など夏場のG3を使われていた組がちょくちょく穴をあけている。
連対馬のすべてが年内のレースを使われていた。長期休養明けとなる馬は割引が必要となる。

宝塚記念・・・デアリングタクト

半年以上休養・・・ソーヴァリアント、バビット、クリスタルブラック

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 0- 2- 1- 17/ 200.0%10.0%15.0%028
前走2着 1- 1- 2- 12/ 166.3%12.5%25.0%5642
前走3着 2- 0- 1- 7/ 1020.0%20.0%30.0%14864
前走4着 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%20121
前走5着 1- 2- 3- 8/ 147.1%21.4%42.9%33102
前走6~9着 2- 4- 1- 23/ 306.7%20.0%23.3%4764
前走10着~ 3- 1- 0- 35/ 397.7%10.3%10.3%12237

過去10年、前走1着だった馬が勝利した例はない。この中には1番人気に支持されていた14@サトノノブレス(10着)や12@ルルーシュ(4着)も含まれる。不思議なジンクスだがチェックしておきたい。

前走1着・・・ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%11232
平地・先行 5- 5- 3- 22/ 3514.3%28.6%37.1%7081
平地・中団 3- 4- 5- 36/ 486.3%14.6%25.0%9983
平地・後方 1- 1- 1- 42/ 452.2%4.4%6.7%2011
平地・マクリ 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%0100

逃げて勝ったのは19・スティッフェリオのみ。基本的には、逃げ馬を目標にレースを進められる先行タイプの馬が有利になっている。

先行脚質・・・ウインキートス、クレッシェンドラヴ、テーオーロイヤル、フライライクバード

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 3- 0- 6/1010.0%40.0%40.0%4772
2番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%045
3番 1- 1- 0- 8/1010.0%20.0%20.0%7662
4番 1- 2- 1- 6/1010.0%30.0%40.0%9186
5番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%0110
6番 2- 1- 0- 7/1020.0%30.0%30.0%9885
7番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%2027
8番 0- 2- 1- 7/100.0%20.0%30.0%083
9番 1- 0- 3- 6/1010.0%10.0%40.0%112101
10番 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00
11番 1- 0- 1- 6/ 812.5%12.5%25.0%9056
12番 1- 0- 0- 7/ 812.5%12.5%12.5%47575
13番 1- 0- 0- 5/ 616.7%16.7%16.7%5126
14番 0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%0.0%00
15番 0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%0.0%00
16番 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00
17番 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
18番 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00

スタートして最初のコーナーまでにポジションを取りやすい内枠有利だが、今年は13頭と比較的少頭数のため枠順についてはそれほど気にする必要はないだろう。

1番・・・ロバートソンキー

まとめ

一昨年の三冠牝馬であるデアリングタクトが出走。これといって減点材料はないのだが、1番人気の勝率が低いのが気になる。あと差し脚質というのも必ずしもプラスではないだろう。
4歳牡馬のテーオーロイヤルは関東圏への遠征経験があり先行脚質で減点材料が少ない。昨年も天皇賞(春)5着以来だったウインマリリンが優勝しており、同馬を推奨馬にしたい。
穴は4歳・牝馬で内枠に入ったジェラルディーナが合致する。前走で3着と敗れているのもデータ的にはプラス。

昨年2着馬のウインキートスも問題なさそうに見えるが、前年の好走馬が馬券圏内を外すデータ(レイデオロ・1着→4着、ミッキースワロー・2着→5着、ゴールドアクター・1着→11着)があるため強くは推せない。

推奨テーオーロイヤル
減点ありデアリングタクト
ジェラルディーナ

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