競馬日記 ４８

先週のジャパンカップについて、あまり多くを語ることはない。
ただただドウデュースが強かった。
ドスローの展開を、引っかかりながら、３コーナーからまくっていって押し切るのだからケチのつけようがない。
１０回やっても９回は勝てるんじゃないでしょうか。
それぐらい実力が抜けてた。
あえていうなら、ドゥレッツァが惜しかったかなぁ。
ビュイックの騎乗も悪くなかったけど、ルメールならはじめから前につけてたと思う。
有馬記念で秋の古馬三冠を目指すことになるけど、ドウデュースにとって最大のライバルになりそう。

自分の馬券は無事ハズレ。
でも、惜しかったんですよね。
馬単の２着付けで、ドゥレッツァとシンエンペラーの両方を買ってましたから。しかも、３点。
ただ１着がチェルヴィニアじゃね。
ハービンジャー産駒なんで、嫌な予感はしてました。まんまナミュール。
ハービンジャー産駒は、強い勝ち方をした次走にコロッと意味不明の負け方をする。
まさにブラストワンピースやペルシアンナイトがそうでした。
まあ、完敗だったので、ぜんぜん悔しくはなかったです。
エリザベス女王杯みたいに、まともなら当たってた！　って感じはまったくなかったので。
逆にすっきりすっきり。

あ、これだけいわせて

ね、外国馬来なかったでしょ？

チャンピオンズカップ　Ｇ１

◎クラウンプライド
〇ペプチドナイル
▲レモンポップ
△ウィルソンテソーロ
×ペイシャエス
×サンライズジパング
×セラフィックコール

過去１０年のデータ

昨年の勝ち馬のレモンポップが前日段階で単勝２．３倍の１番人気。
大外枠から内枠と変わったので、条件的には好転。さらに昨年よりメンバーレベルが落ちる印象。まともなら同馬がふたたび逃げ切り勝利をおさめそうなところだが、若干気になることが。
前走の南部杯のときからいわれていたが、調教で走らなくなった。さらにそのレースで、ペプチドナイルに３／４馬身差まで詰められている。去年は２着のイグナイターに大差勝ちだったので、あきらかに物足りない。内容も終始外を回っていたペプチドナイルのほうが強く見えた。２００ｍ伸びて逆転がありそう。

本命は前走のコリアカップで１着だったクラウンプライドを指名。
昨年は川田騎手騎乗で３人気・１１着と大敗したが、外々を周って道中、口を割る仕草を見せていた。
今回は最内枠を引いたので、スタートが決まればハナを切る可能性がある。
なによりオッズがね。
前走でウィルソンテソーロを寄せ付けなかったのに、ウィルソンテソーロが６倍で、こっちが１６倍って、絶対おかしいよね。
一昨年の２着馬で、調教の動きも良く見えた。
あとは折り合いさえつけば好勝負だと思う。

ペプチドナイルは、フェブラリーＳでハイペースの流れを押し切ってＧ１馬の仲間入り。
見た目以上にかなり強い内容だった。
キングカメハメハ産駒で叩き良化型。ふたたびペースが流れるようなら、レモンポップが沈んでこちらが直線で突き抜ける場面があるかもしれない。
唯一の心配は、鞍上。藤岡祐介騎手をＧ１で買っていいのか？　１年にＧ１・２勝することがあるのか？　はなはだ疑問。
理想はもうすこし外目の枠がほしかった。最初のコーナーで前をカットされて、手綱を引く場面がありそう。

ウィルソンテソーロは、前走のＪＢＣクラシックで川田騎手が男泣きの勝利。
昨年このレースで２着になって以来、ぐんぐんと成長している。
イメージとしては、地方の深い砂の方が行きっぷりがいい印象。
あと昨年のレースを見かえしたところ、原騎手が最内から直線外に持ち出すのに、ワープするかのような完璧な騎乗をしていた。あれをもう１回しろといっても難しそう。
前に行く馬が揃っているので、展開が速くなって前が潰れる流れなら浮上。

以下、ダートがハイレベル世代だといわれる３歳のサンライズジパング、ここに狙いを定めてきたセラフィックコール、武蔵野Ｓで一旦先頭に立っていたペイシャエスをあげる。

フェブラリーＳ・２着馬のガイアフォースは大外枠に入ったので軽視した。