65回 東京大賞典 G1
日曜 大井10R 2000(ダート)
師走のダート決戦に昨年上位3頭がそろい踏み。
◎オメガパフューム:昨年の勝ち馬が右回りで一変。心肺能力が違う。
○ゴールドドリーム:チャンピオンズCは勝ちにいっての2着。内容は濃い。
▲ケイティブレイブ:開腹手術明けの浦和記念を快勝。先行タイプで堅実。
△ロードゴラッソ:前走完敗も中央重賞勝利の地力は侮れない。
×モジアナフレイバー:地方馬の筆頭格。JRA勢との差を確実に詰める。
×ノンコノユメ:ペースがあがって地力勝負になれば。
ここ2年、上位3頭で決まっているように基本的に固いレース。大井のモジアナフレイバーが(地方馬のわりに)人気を集めそうだが、地方馬は5年に1頭3着に入れるかどうかなので馬券の中心はJRA勢から選びたい。
問題は昨年の上位3頭でそのまま決まるかどうか。データからは外枠・チャンピオンズC組・4~6歳が有利となっている。
オメガパフュームは昨年の勝ち馬。3歳馬の勝利はアジュディミツオー以来14年ぶりの偉業だった。左回りではイマイチだが右回りでは最後の伸びが一変する。昨年がチャンピオンズC5着で、今年が6着と臨戦過程もほぼ同じ。なにより大井ではG1ばかりを走って【2-1-0-0】と連を外していない。チュウワウィザードがここをスキップしたのはおそらくオメガPの存在が大きいはず。中団から脚を伸ばして好勝負が濃厚。
ゴールドドリームはチャンピオンズCでクリソベリルの2着と敗れた。相手が最短距離+2キロ斤量が軽かったことを考えると負けて強しの内容。昨年のレースでは1番人気におされたものの、チャンピオンズCを一頓挫で回避したこともりオメガPに外からかぶされて2着に敗退した。その時の馬体重が514(-11)。理想は530前後なので、レースでは馬体の維持が鍵となる。調教を見たかぎりは調子落ちの心配はなさそう。勝てば賞金11億円のサウジCに遠征する。
ケイティブレイブは海外遠征したドバイで腸捻転を発症して開腹手術を受けた。その後、半年ぶりの浦和記念でアナザートゥルースらをまったく寄せ付けずに完勝した。一叩きされて体調は確実にアップ。引き続き御神本騎手が手綱を取る。昨年は直線でかわされて3着だったが、ゴールドDがオメガPを意識して仕掛けが遅れることがあれば先行脚質の同馬に押し切る可能性が出てくる。
ロードゴラッソは9月のシリウスSで中央重賞を制覇。JBCクラシックでは3番人気に推されたが7着と見事に壁にぶつかった。浦和記念では58キロを背負ったケイティブレイブに0.8差の完敗。今回は右回り+川田騎手に乗り変わる。おそらく出していってある程度の位置を取るはず。外枠・4歳とデータ上は2~3着に割って入る可能性はある。
モジアナフレイバーは大井所属の地方馬。昨年の東京大賞典ではオメガPと2.2秒差、今年の帝王賞では1.1秒と確実に差を詰めてきている。前走のレースは58を背負い57のノンコノユメに先着。今回も5番枠といいところを引いた。インでジッとして直線で抜け出してくる作戦のはず。気がかりなのは1ハロン延長が微妙なのと意外と人気していることか。
ノンコノユメは中央在籍時にフェベラリーSを制覇。他にも根岸S・武蔵野S・ユニコーンSと東京のダート重賞を完全制覇した。地方移籍後は出遅れ癖も解消された。今年の帝王賞ではオメガPの0.2差で3着に入ったように実力は健在。前走はモジアナフレイバーに敗れたが先行して目標にされる不利が響いた。今回は後方で脚を溜めるはず。
馬券はオメガパフュームの1着固定で、2・3着に外の3頭にしました。
正直、ゴールドドリームorケイティブレーブを頭にしようかかなり悩みました。インタビューを見るとオメガの調教師がやたら弱気だし、調教も緩い気がしないでもないんですよね。ただここで予想を変えてオメガが勝ったりしたらそれこそ目も当てられないので初志貫徹しました。ケイティが残ったらハズレです。すごい残りそうな気がしますが、、、。
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