AJCC 東海S 予想

61回 アメリカジョッキーカップ G2
日曜 中山11R 2200(芝)

 中山最終週の名物G2レース。

◎サトノクロニクル:1年6ヶ月ぶりもハーツクライのスタミナに期待。

○ニシノデイジー:セントライト記念ぐらい走れば好勝負。

▲ミッキースワロー:同コースのセントライト記念勝ち。切れ味タイプで雨はマイナス。

△ラストドラフト:差しに脚質転換。O・マーフィーが連続騎乗。

×ステイフーリッシュ:ルメール騎手に乗り代わりで勝負気配。

×ステイッフェリオ:有馬記念は強豪揃い。ここは単騎が叶う。

×ブラストワンピース:実績では抜けた存在も休み明けのハービンジャー産駒で。

土曜の中山・芝は先週よりは先行勢が踏ん張っていた。日曜は降水確率が40%と天気が微妙。ブラストワンピースは一昨年の有馬記念の勝ち馬。実績では抜けた存在だけに同馬の扱いが鍵となる。
データからは、5歳、前走G1・G2、中山での重賞実績のある馬が有利となっている。

本命は1年6ヶ月ぶりのレースとなるサトノクロニクル。追い切りで栗東坂路52.4とまずまずの仕上がり。休養期間が期間だけに常識的に考えれば厳しいが、日曜が雨模様なのと外差し馬場なのは同馬にとってプラスに働くはず。前日段階での単勝オッズが26倍。次走は人気しそうなので狙うとしたらここだろう。

ニシノデイジーは2番人気に支持された菊花賞で9着。3000は距離が少し長かった印象。セントライト記念ではイン有利の馬場で上がり35.0と5着に食い込んだ。中山コースでの勝ち鞍はないが、ホープフルSではサートゥルナーリアの3着と好走しており不得意というわけではない。問題はルメール騎手がステイフーリッシュを選んだことか。調教は動いていた。

ミッキースワローは、セントライト記念1着、一昨年のAJCC2着、昨年のオールカマー2着と、中山2200のG2で100%連対している。福島記念の敗因は58.5キロのトップハンデ。今回は横山典弘騎手に乗り変わる。おそらく最後方につけて3コーナーから外をまくって進出するはず。まともなら勝ち負けだが、理想は高速馬場の瞬発力タイプで雨が降るとマイナス。かつ2番人気のため多少割り引いた。

ラストドラフトは前走の中日新聞杯で一転して差して2着と好走した。キャリア1戦で京成杯を勝ったように元々のポテンシャルは高い。叩き3走目と上積みが見込める&O・マーフィー騎手が引き続き手綱を取るのも心強い。課題は1ハロン延長。

その他、ルメール騎手に乗り変わるステイフーリッシュ、昨年のオールカマーの勝ち馬で単騎逃げが可能そうなステイッフェリオ。問題のブラストワンピースは実績では抜けた存在だが、海外帰り+ハービンジャー産駒の休み明けは凡走が多いというのを考慮して評価を下げた。目標のレースは大坂杯かドバイなので全力で仕上げてくるとも思えない。1番人気のここは無理して買う必要はないだろう。

馬券はサトノクロニクルからの馬単にしました。どちらも200倍ほどついています。

37回 東海ステークス G2
日曜 京都11R 1800(ダート)

 フェブラリーSへ今年もインティが逃げる。

◎インティ:目標は次走もハナを切れば強い。

○スマハマ:インティを行かせてスローペースが理想。

▲キングズガード:展開不問の追い込み専門馬。

△エアアルマス:砂を被るとやる気をなくす気難しい面が。

×ビルジキール:京都に良積なしも脚質転換を考慮。

×アングライフェン:M・デムーロ騎手で不気味。

×ヴェンジェンス:みやこS勝ちも一転して外枠に。

×モズアトラクション:インを突いて伸びれば。

今年は京都で開催。チャンピオンズCでは3着だったインティが逃げるかスマハマが逃げるか、それが最大の問題。
データからは5歳馬、1番人気、前走好走馬が有利となっている。

本命は武豊騎手騎乗のインティにしました。週初めにあんなデータを書いちゃったので買わないわけにはいかないです。ただ、正直この外枠は想定外。目標はフェブラリーSなので、ここはスマハマにハナを譲って凡走なんてことも。とりあえず1着固定で。

スマハマは4番枠と最高の枠を引いた。俄然インティとのハナ争いに注目が集まるが。藤岡佑介騎手が武豊騎手のハナを叩けるかどうか。みやこSではハナを主張して共倒れしただけに、ここは藤岡佑介騎手が譲ると読んだが、、、。京都1800は1コーナーまでの距離が280メートルと短いため、ロケットスタートを切ればそのまま逃げ切ると思われる。

キングズガードは9歳の大ベテラン。スローペースのチャンピオンズSでは、最速上がりで5着に食い込んだ。年齢を重ねて馬が自分の仕事を理解している。みやこSで外を追い込んで2着になったように、ここもHペースになれば確実に浮上する。

エアアルマスは能力だけでいえばインティよりも上かもしれない。砂をかぶると急激に走る気をなくす気性が最大の弱点。今回は松山騎手に乗り変わる。まさか逃げるとは思えないので、スタート後に最後方に下げて砂がかからないように外々を回って追い込む作戦か。乗り難しいタイプだけに乗り代わりはマイナスだろう。

その他、脚質転換に成功したビルジキール、内々で脚を溜めれそうなアングライフェン、みやこSの勝ち馬のヴェンジェンス、エルムS勝ちのモズアトラクションをあげる。

馬券はインティ→スマハマ→キングズガード・モズアトラクションの3連単にしました。スタートしてすぐにスマハマが競ったら終わりです。

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