【11R】 第73回鳴尾記念
3歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(特指) 芝2000m・内 (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | × | パフォーマプロミス | 牡8 | 56 | *福永祐一 | 長期ブランク明けも仕上がり良好。 |
1 | 2 | トリコロールブルー | 牡6 | 56 | *和田竜二 | Pトラックで追い切りのイメージが良くない。 | |
2 | 3 | アドマイヤジャスタ | 牡4 | 56 | *西村淳也 | 長いトンネルが続いている。 | |
2 | 4 | *テリトーリアル | 牡6 | 56 | 藤岡康太 | 同条件のチャレンジCで12着と大敗。 | |
B3 | 5 | ブラックスピネル | セ7 | 56 | *松若風馬 | 昨年の2着馬も強力な同型が隣にいる。 | |
3 | 6 | ◎ | キメラヴェリテ | 牡3 | 52 | *岩田望来 | ダービー無念の除外。52キロで大逃げを警戒。 |
4 | 7 | ○ | ラヴズオンリーユー | 牝4 | 54 | M.デム | G1馬が54キロで出走。ここは勝たなくてはいけない組み合わせ。 |
4 | 8 | ▲ | レッドジェニアル | 牡4 | 56 | 酒井学 | 大阪杯8着はここでは威張れる成績。 |
B5 | 9 | △ | サトノフェイバー | 牡5 | 56 | 古川吉洋 | 今回はブリンカーを着用。巻き返し注意。 |
B5 | 10 | サイモンラムセス | 牡10 | 56 | *川須栄彦 | 障害を除くと現役最高齢馬か。 | |
6 | 11 | ジェシー | 牡5 | 56 | *坂井瑠星 | 前走ダートを使った理由が不明。 | |
6 | 12 | × | ドミナートゥス | 牡5 | 56 | *松山弘平 | 【4-4-0-1】と安定感は抜群。 |
7 | 13 | × | レッドガラン | 牡5 | 56 | *北村友一 | 坂路でラスト1F11.9と抜群の動きも2000が微妙で。 |
7 | 14 | アメリカズカップ | 牡6 | 56 | *幸英明 | 調教であっさりと遅れる。 | |
8 | 15 | × | エアウィンザー | 牡6 | 56 | *川田将雅 | 本来の実力ならここは勝ち負けのレベル。 |
8 | 16 | サトノルークス | 牡4 | 56 | *武豊 | 菊花賞2着。調教遅れるも相手はG1馬なので。 |
宝塚記念のステップに昨年のオークス馬のラヴズオンリーユーが参戦。54キロはG1馬にとってかなり有利な条件。現3歳馬のトップバッターとしてキメラヴェリテが古馬に挑む。その他、菊花賞2着以来のサトノルークスに、7ヶ月ぶりの新潟大賞典を叩いたエアウィンザーは勝ち負けの実力の持ち主。
3歳馬のキメラヴェリテは目標にしていたダービーを除外となり、こちらに回ってきた。古馬との実力差は未知数だが52キロは魅力。阪神は開幕週で、先手を奪って単騎逃げに持ち込めば粘り込みもあり得る。人気はラヴズオンリーユーに集中するはずなので狙ってみる価値はある。
ラヴズオンリーユーは3番人気に推されたヴィクトリアマイルで7着と敗れた。勝ち馬は安田記念に出走するアーモンドアイなのでいたしかたない。いつもは強気で有名な矢作調教師が85%の仕上がりと弱気だったように完調手前だった。一叩きされたここはG1馬として無様な姿は見せられないはず。54キロは有利なだけでなく、阪神コースは過去に忘れな草賞を勝っているように得意のコース。1コーナーまでに好位につけられれば馬券圏内は堅そう。
レッドジェニアルは、年明けの日経新春杯で7着、大阪杯8着と足踏みが続いている。阪神コースは3戦して【0-0-0-3】と結果は出ていないが、このうちの二つは神戸新聞杯と大阪杯で強敵が相手だった。なにより大阪杯でラッキーライラックらに0.7秒差と踏ん張ったのを評価したい。調教は持ったままで先着したように大阪杯時と遜色ない動きをしていた。
サトノフェイバーは3歳時に2戦2勝できさらぎ賞を勝利。その時の2着馬がグローリーヴェイズ。その後、骨折があり1年以上休養を挟んだ。2000メートルはデビュー戦以来だが、ブリンカー着用の効果に期待して見直してみたい。
その他、8歳馬で長期休養明けも調教に勢いがあったパフォーマプロミス、実力は最右翼のエアウィンザー、いまだ馬券圏内を外したのが1戦のみのドミナートゥス、ロードカナロア産駒で阪神コース4勝のレッドガランをあげる。
菊花賞2着のサトノルークスは大外枠ということで軽視した。ここが目標といった仕上げではなく、これで勝たれたら仕方ない。
馬券はキメラヴェリテを軸に前につけれそうな馬を中心に狙いたい。開幕週で少々の流れでは前が止まりそうにないのと、多頭数でごちゃつく可能性が高く後方の馬たちは不利を受けそう。
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