デアリングタクトが史上初の無敗の牝馬三冠馬へ!
【11R】 第25回秋華賞
3歳・オープン・G1(馬齢)(牝)(国際)(指定) 芝2000m・内 (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | ミヤマザクラ | 牝3 | 55 | *福永祐一 | オークスで福永騎手が他の馬を選んだこともあり素直には喜べない。 | |
1 | 2 | × | リアアメリア | 牝3 | 55 | 川田将雅 | 新たに身につけた先行策で無敗女王の三冠阻止へ。 |
2 | 3 | マルターズディオサ | 牝3 | 55 | 田辺裕信 | 紫苑S・チューリップ賞1着の実績は軽くは扱えぬ。 | |
2 | 4 | ホウオウピースフル | 牝3 | 55 | 池添謙一 | 重賞でことごとく壁に跳ね返されて。 | |
3 | 5 | × | ウインマイティー | 牝3 | 55 | 和田竜二 | オークスは一旦は先頭に立つ場面があり底力は侮れない。 |
3 | 6 | 消 | ダンツエリーゼ | 牝3 | 55 | *太宰啓介 | 馬体からしてダート向きのパワータイプ。大雨が降れば。 |
4 | 7 | ▲ | ムジカ | 牝3 | 55 | 秋山真一 | 夏の上がり馬。前走よりさらに調子を上げて来た。 |
4 | 8 | △ | ソフトフルート | 牝3 | 55 | *藤岡康太 | 夕月特別の勝ちタイムは1週前のローズSに匹敵する好時計。 |
5 | 9 | サンクテュエール | 牝3 | 55 | ルメール | シンザン記念馬もオークスが完敗の内容で手を出しづらい。 | |
5 | 10 | クラヴァシュドール | 牝3 | 55 | M.デム | 頭打ちの戦績も、いつ好走しても不思議のない実力馬。 | |
6 | 11 | フィオリキアリ | 牝3 | 55 | 北村友一 | G1では荷が重い印象。 | |
6 | 12 | × | マジックキャッスル | 牝3 | 55 | *大野拓弥 | 浜中騎手が騎乗停止で乗れないが痛手。 |
7 | 13 | ◎ | デアリングタクト | 牝3 | 55 | 松山弘平 | 剛脚一閃。史上初の無敗の三冠牝馬誕生へ死角なし! |
7 | 14 | オーマイダーリン | 牝3 | 55 | *幸英明 | 前走は鞍上の好騎乗がハマった。 | |
7 | 15 | ミスニューヨーク | 牝3 | 55 | *長岡禎仁 | 抽選突破も主戦ジョッキーが騎乗停止で乗り代わり。 | |
8 | 16 | ○ | パラスアテナ | 牝3 | 55 | *坂井瑠星 | 前走内容のある2着。輸送クリアが条件。 |
8 | 17 | ウインマリリン | 牝3 | 55 | *横山武史 | オークスはあわやの2着。父から息子へバトンタッチ。 | |
8 | 18 | アブレイズ | 牝3 | 55 | 藤井勘一 | 調教詐欺の常連。折り合いに難あり。 |
無敗で桜花賞・オークスを制したデアリングタクトがいよいよ登場。これまで牝馬三冠を制した馬は、一昨年のアーモンドアイを含めて5頭いるが、無敗での達成はいない。もし勝てば、日本競馬史上初の無敗での牝馬三冠馬となる。最後の試練に立ちはだかるのは、ローズSを制したリアアメリアと紫苑Sを勝ったマルターズディオサの春の実績馬。夏を超えて成長してきたパラスアテナら、新興勢力も最後の一冠に向けて牙を剥いてくる。
データからは、過去10年の勝ち馬は4番人気以内の馬から出ている。
デアリングタクトは4戦4勝で二冠を制した。オークスでは直線で前が壁になりかなりピンチだったが、進路を見つけるとあっという間に突き抜けた。桜花賞も前有利の極端な不良馬場の中、ただ一頭後方から伸びて差し切ったように脚力が違う。オークス以来の実戦となるが、9月に栗東に戻ってきてじっくりと乗り込まれてきた。元々ぶっつけの予定だったので仕上げに抜かりはない。脚質的に不利を受けやすいのが心配だが、前が開けば確実に伸びてくる。三冠達成率は75%ぐらいありそう。
パラスアテナは今年の1月にデビューすると、福島の未勝利戦・東京のカーネーションCと連勝した。1番人気に推されたラジオNIKKEI賞では、前残りの展開となり4着と敗れたが、勝ち馬のバビットがその後セントライト記念を勝利したように悲観する内容ではない。前走は大外枠から中団につけて0.2秒差の2着と好走したように、ここに来て馬がさらに成長している。主戦の武豊騎手がフランス帰りで隔離中のため騎乗できないのはマイナスだが、それで人気が下がるようなら逆に買い要素だろう。先行・差し対応可能で、この外枠も悪くない。
ムジカはデアリングタクトと同じエピファネイア産駒。初勝利をあげるのに8戦を要したが、果敢に挑戦したローズSでは直線では馬群を縫うように伸びてきた。上がりの34.0は1位のデゼルと0.2差、勝ったリアアメリアより0.4秒も早い。京都内回り特有の早め早めの展開になれば、逆転は可能。操縦性が高く、馬群を苦にしない気性も多頭数のG1で活きる。
ソフトフレールは3ヶ月ぶりとなった夕月特別に出走すると内を突き抜けて2着馬に4馬身差をつけて快勝した。勝ち時計の2.00.0は一週前に同じコースで行われたローズS(リアアメリア)と0.1秒しか違わない。少頭数・スローペース・最短距離など恵まれたのは確かだが、良馬場であればディープインパクト産駒特有の一瞬の切れ味は脅威。川田騎手から藤岡康騎手に乗り代わりとなるが、抽選突破した強運の持ち主で穴の臭いが漂う。
その他、差しから先行に戦法を変えてローズSを勝ったリアアメリア、オークスで一旦は先頭に立つなど底力のあるウインマイティー、紫苑Sで進路が狭くなる場面がありながら小差の4着だったマジックキャッスルをあげる。
京都は土曜は雨予報だが日曜日は晴れて良馬場になりそう。コレと言った逃げ馬が不在で、スタート次第では外のアブレイズかウインマリリンがハナを切る可能性がある。2~3番手に内枠のリアアメリアとマルターズディオサが続いて、デアリングタクトはいつも通り中団後方を追走。京都内回り特有の早め早めで差しがはまる展開と予測。
単勝 | 13 |
馬連 | 13-16・7・8・2・5・12 |
3連単 | 1着固定 13 →16・7・8・2・5・12 →16・7・8・2・5・12 (30点) |
デアリングタクトの1着固定で3連単を買うより、3連複で買った方がお得です。あとは予想通り前つぶれの展開になるのを祈ります。
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