皐月賞・アンタレスＳ　予想　２０２２

出馬表・中山11R 皐月賞G1 2022年 4月17日(日)　3回中山8日目　18頭　[15:40発走]
【１１Ｒ】　第82回皐月賞
３歳・オープン・Ｇ１(定量)(牡・牝)(国際)(指定)　芝2000m (B)

枠	番	印	馬名	性齢	斤量	騎	予想コメント
1	1		ダノンベルーガ	牡3	57	*川田将雅	最適舞台はダービー。ここを勝つようなら化け物級。
1	2	×	アスクビクターモア	牡3	57	田辺裕信	逃げ馬の後ろにつけられれば弥生賞の再現可能。
2	3	消	トーセンヴァンノ	牡3	57	*木幡巧也	買える要素は皆無。
2	4	▲	キラーアビリティ	牡3	57	横山武史	ホープフルＳ覇者。鞍上の流れの悪さが気がかり。
3	5	消	グランドライン	牡3	57	三浦皇成	記念出走。
3	6		ジャスティンロック	牡3	57	*戸崎圭太	一度使われて動きに素軽さが出てきた。
4	7		ボーンディスウェイ	牡3	57	石橋脩	相手なりの善戦マン。過去１０年で【３－３－１－３】の最強馬番をゲット。
4	8	消	ダンテスヴュー	牡3	57	*吉田隼人	調教をほとんど馬なり。
5	9	△	サトノヘリオス	牡3	57	岩田望来	前走勝負所で前が壁になる。折り合えば一発ある。
5	10		ジャスティンパレス	牡3	57	*Ｍ．デム	ＰＯＧ指名馬。ワンパンチ欲しい。
6	11		オニャンコポン	牡3	57	菅原明良	父は京成杯から皐月賞３着。穴候補。
6	12	◎	ドウデュース	牡3	57	武豊	ここに向けて完全に仕上がる。連軸としての信頼度は一番高い。
7	13	消	ビーアストニッシド	牡3	57	*和田竜二	ハナを切らなければ話にならない。
7	14	×	ジオグリフ	牡3	57	*福永祐一	人気ほど差は感じないが、ルメール騎手が他の馬を選び。
7	15	消	ラーグルフ	牡3	57	丸田恭介	前走負けすぎ。
8	16	×	デシエルト	牡3	57	岩田康誠	岩田騎手が強気発言連発。二番手から抜け出す構え。
B8	17	×	マテンロウレオ	牡3	57	横山典弘	ブリンカー着用。４コーナーまくりの気配。
8	18	○	イクイノックス	牡3	57	ルメール	異例のローテーション。この大外枠はかえって良かった。

皐月賞の過去データ

今年の牡馬クラシックの第一弾・皐月賞は混戦模様。ぶっつけ主義ここに極まれりといった感じで２戦２勝の馬が２頭、ホープフルＳ１・２着馬が直行と予想を難解にしている。中でも、キラーアビリティ、ドウデュース、ダノンベルーガ、イクイノックスらが人気を集めそう。有力馬がほとんど対戦していないため、どの陣営も強気。見た感じではどの馬も調教が良く見えた。

ドウデュースはここまで４戦３勝。前走の弥生賞で２着と敗れてしまったが、道中で不利を受けてポジションを下げたのが痛かった。まともなら勝っていた可能性が高い。近年は新設Ｇ１のホープフルＳに押され気味の朝日杯馬であり、同レースの優勝馬が皐月賞を勝ったのは１２＠ロゴタイプまで遡る必要がある。武豊騎手は手ごたえがある場合にはインタビューではっきりと口に出していうタイプで、今回はその雰囲気が強く出ていた（厳しい場合には言葉を濁す）。３月に弥生賞を好走しているという点でも有力馬の中では一番信頼性が高そう。問題はハーツクライ産駒が【０－１－０－１４】とまったく走れていないデータ。スワーヴリチャードやワンアンドオンリーといったＧⅠ馬でさえ、皐月賞では馬券に絡めなかった。

イクイノックスは新潟で新馬勝ちすると２戦目の東京スポーツ杯（ＧⅡ）を快勝。レースを一度使うとガクッと体調が落ちるらしく、異例の２戦での本番ぶっつけとなった。東京スポーツ杯は後方から直線だけで差し切るという豪快な内容だったが、２着馬のアサヒが共同通信杯・スプリングＳと凡走、３着だったテンダンスも毎日杯で７着と敗れており、レースレベルはそこまで高くなかったのが判明。アーモンドアイ並みに能力がずば抜けていれば、勝利しても不思議はないかもしれないが、本当に強いのかどうかは走って見なければわからない。ルメール騎手が強気なのと、１８番枠はむしろ良いのではないかと思って二番手にした。

キラーアビリティはホープフルＳ（ＧⅠ）の勝ち馬。新馬戦５着の後、小倉の未勝利戦を快勝。萩Ｓは岩田望騎手の早仕掛けもあり取りこぼしたが、皐月賞と同じコースのホープフルＳではきっちりと巻き返したあたり能力の高さを感じる。ディープインパクト産駒で血統的にも申し分なく、データからも推奨馬になっている。４番枠といいところを引いた。スタートを決めてホープフルＳと同じレースをすれば、再度のＧⅠ制覇が可能。気がかりなのは、ここのところＧⅠレースで人気馬を飛ばしまくっている横山武史騎手の運気。

サトノヘリオスはここまで５戦２勝。レベルの高かったエリカ賞を２歳レコードで勝利した後、ホープフルＳでは間隔が詰まっていた疲れで１３着と大敗した。前走のスプリングＳは勝負所で前が壁になる不利があって３着。一瞬の切れ味はここに入っても見劣りしないものがある。エピファネイア産駒は昨年エフフォーリアが勝利。今回は再び中３週となるが、中山への輸送も３回目なので大丈夫と信じたい。ほとんど人気しないはずなので、穴として必ず買っておきたい。

その他、弥生賞を２番手から勝利したアスクビクターモア、共同通信杯２着のジオグリフ、岩田騎手が強気発言連発のデシエルト、京成杯を勝ったオニャンコポンをあげる。

２戦２勝で共同通信杯を勝利したダノンベルーガは初の中山で１番枠に入ったのがかなり怖い。スタート後に下げて外に出す必要がある。キャリアの浅い馬だけに、馬群に揉まれた場合にどうなるかやＧⅠの雰囲気にのまれないかの不安もあるため評価を下げた。

展開はビーアストニッシドが逃げてデシエルトが二番手。どちらも岩田父が主戦の馬だけに前者の逃げ残りはかなり厳しそう。アスクビクターモアはスタート次第だが内のポケットを取りたいはず。キラーアビリティも理想は前走ぐらいのポジション。ドウデュースは中団後方から徐々にポジションをあげていく。イクイノックスはさらに後ろから。ダノンベルーガは川田騎手が無理にポジションを取らずに一旦下げるはず。

当日まで馬場状況がどうなるかしっかり確認したい。

単勝	１２
馬連	１２－１８・４・９・１６・２
三連単	１２・１８ →１２・１８・４・９・１６・２ →１２・１８・４・９・１６・２・１４・１７（計６０点）