皐月賞 過去10年

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歴代優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
210418エフフォーリア牡3横山武史 57 7 04-04-042
200419コントレイル牡3福永祐一 57 1 12-12-071
190414サートゥルナーリア牡3ルメール 57 12 07-07-071
180415エポカドーロ牡3戸崎圭太 57 7 04-04-047
170416アルアイン牡3松山弘平 57 11 04-05-059
160417ディーマジェスティ牡3蛯名正義 57 18 14-12-108
150419ドゥラメンテ牡3M.デム 57 2 13-11-073
140420イスラボニータ牡3蛯名正義 57 2 08-07-042
130414ロゴタイプ牡3M.デム 57 7 07-08-051
120415ゴールドシップ牡3内田博幸 57 14 18-17-064
集計期間:2012. 4.15 ~ 2021. 4.18

三歳牡馬クラシックの第一関門。

中山・2000メートルは小回りコースのため単純なスピード能力だけでなく器用さやタフさも求められる。

速い馬が勝つといわれる皐月賞だが、燃え尽きる傾向のあるダービー馬よりもその後活躍する傾向が高く、近年は最強馬登竜門的なレースになっている。

昨年はエフフォーリアが4戦4勝でG1馬の仲間入りを果たした。

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人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 3- 1- 1- 5/ 1030.0%40.0%50.0%8169
2番人気 2- 3- 0- 5/ 1020.0%50.0%50.0%8882
3番人気 1- 2- 3- 4/ 1010.0%30.0%60.0%46102
4番人気 1- 2- 1- 6/ 1010.0%30.0%40.0%71102
5番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
6番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%038
7番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%14543
8番人気 1- 1- 3- 5/ 1010.0%20.0%50.0%309271
9番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%224123
10~人気 0- 0- 1- 82/ 830.0%0.0%1.2%016

1番人気は3勝とあまり勝てていない。これは過去20年に遡ってもあまり変わらない。

2番人気は2勝だが連対率でいえば1番人気を上回る。

3・4番人気はともに1勝2着2回となっている。複勝率だと3番人気が60%と1番高い。

5・6番人気は連対ゼロ。7~9人気が5頭の連対馬を出している。

10番人気以下だと馬券になった馬は1頭のみ。三連単の平均は16万円で、中波乱の傾向が強い。

上位人気(想定)・・・ドゥデュース、キラーアビリティ、ダノンベルーガ、イクイノックス、アスクビクターモア、デシエルト

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前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
共同通信G3 5- 0- 2- 8/1533.3%33.3%46.7%342122
スプリンG2 2- 1- 3-33/395.1%7.7%15.4%4648
ホープフG1 2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%220125
毎日杯G3 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%22465
弥生賞G2 0- 5- 2-32/390.0%12.8%17.9%077
若葉S 0- 1- 1-17/190.0%5.3%10.5%033
若葉S(L) 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%040
フューチG1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%085
アーリンG3 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0160
きさらぎG3 0- 0- 1- 6/ 70.0%0.0%14.3%021
京成杯G3 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%0132
すみれS 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00

共同通信杯組が5勝と他ステップレースを圧倒。次いで、スプリングSとホープフルSになっている。

ホープフルSから勝利した2頭は、20@コントレイルと19@サートゥルナーリアで両馬とも前走で勝利かつ当日に1番人気に支持されていた。

過去には皐月賞の王道ステップレースだった弥生賞は、近年は勝ち馬が出ておらず2着止まりになっている。それ以外のレースは割引が必要。

共同通信杯・・・ダノンベルーガ、ジオグリフ

ホープフルS・・・キラーアビリティ、ジャスティンパレス

スプリングS・・・ビーアストニッシド、サトノヘリオス、オウケンボルト、グランドライン、トーセンヴァンノ

その他・・・イクイノックス、ダンテスヴュー、デシエルト、ナニハサテオキ、メイショウラナキラ

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前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 8- 7- 5- 50/ 7011.4%21.4%28.6%11080
前走2着 2- 1- 2- 28/ 336.1%9.1%15.2%5743
前走3着 0- 0- 2- 21/ 230.0%0.0%8.7%064
前走4着 0- 2- 0- 13/ 150.0%13.3%13.3%048
前走5着 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%063
前走6~9着 0- 0- 0- 21/ 210.0%0.0%0.0%00
前走10着~ 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00

クラシック第一段だけあり、前走重賞で1着か2着の馬で占められている。前走2着から優勝した2頭は18@エポカドーロと15@ドゥラメンテで、勝ち馬との着差はわずかだった。理想は前走重賞で1着の馬としたい。

3着以下から巻き返した馬は、前走が弥生賞か共同通信杯だった。

重賞1着・・・キラーアビリティ、ダノンベルーガ、イクイノックス、アスクビクターモア、ビーアストニッシド、オニャンコポン

3着以下・・・サトノヘリオス、ジャスティンロック、マテンロウレオ、ラーグルフ、オウケンボルト、グランドライン、メイショウラナキラ、ナニハサテオキ、トーセンヴァンノ

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キャリア別集計

キャリア 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
2戦 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00
3戦 3- 3- 3- 16/ 2512.0%24.0%36.0%3260
4戦 3- 4- 4- 37/ 486.3%14.6%22.9%8692
5戦 3- 3- 2- 34/ 427.1%14.3%19.0%10273
6戦 0- 0- 1- 27/ 280.0%0.0%3.6%016
7戦 1- 0- 0- 13/ 147.1%7.1%7.1%2610
8戦 0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%0.0%00

馬券になった馬の多くがキャリア3~5戦で占められている。とくに近3年連続でキャリア3戦の馬が優勝している。

キャリア7戦以上で1着になったのは13@ロゴタイプのみ。同馬は朝日杯・スプリングSと連勝していた。基本的にはキャリア3~5戦の馬から選びたい。

キャリア3戦・・・ジャスティンパレス、デシエルト

キャリア6戦以上・・・ビーアストニッシド、ボーンディスウェイ、オウケンボルト、グランドライン、トーセンヴァンノ、ナニハサテオキ

1着馬のここまでの成績

エフフォーリア3-0-0-0
コントレイル3-0-0-0
サートゥルナーリア3-0-0-0
エポカドーロ2-1-1-0
アルアイン3-0-0-1
ディーマジェスティ2-2-0-0
ドゥラメンテ2-2-0-0
イスラボニータ4-1-0-0
ロゴタイプ4-0-1-2
ゴールドシップ3-2-0-0

過去の優勝馬で3着以下の経験が2度以上あったのは13@ロゴタイプのみ。同馬は村田一誠騎手からデムーロ騎手に乗り変わると連勝した。

これは2着馬まで広げても例外は18@サンリヴァルだけになっている。ダービーと同じく完成度の高さが求められるだけに、3着以下を2回以上経験している馬は大幅な減点となる。

該当馬・・・ドゥデュース、ダノンベルーガ、キラーアビリティ、イクイノックス、デシエルト、オニャンコポン、ジャスティンパレス、ジオグリフ、ジャスティンロック、ダンテスヴュー

減点対象・・・アスクビクターモア、オウケンボルト、グランドライン、サトノヘリオス、トーセンヴァンノ、ナニハサテオキ、ビーアストニッシド、ボーンディスウェイ、マテンロウレオ、メイショウラナキラ、ラーグルフ

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馬体重別集計

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
-19~-10kg 1- 1- 0- 5/ 714.3%28.6%28.6%52107
-9~ -4kg 2- 5- 3- 52/ 623.2%11.3%16.1%1450
-3~ +3kg 7- 4- 5- 64/ 808.8%13.8%20.0%10466
+4~ +9kg 0- 0- 2- 20/ 220.0%0.0%9.1%020
+10~+19kg 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

当日に馬体重が4キロ以上増えていた場合は危険信号がともる。G1なのでギリギリまで絞って仕上げてきている馬の好走率が高い。

馬体重・・・(´・ω・`)レース直前まで待ってね

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脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 0- 1- 1- 12/ 140.0%7.1%14.3%068
平地・先行 3- 5- 4- 20/ 329.4%25.0%37.5%72124
平地・中団 7- 2- 5- 62/ 769.2%11.8%18.4%9657
平地・後方 0- 2- 0- 49/ 510.0%3.9%3.9%06

昨年はタイトルホルダーが2着に粘ったが、逃げて勝利した馬はいない。中山競馬場は2014年に馬場改修されて以降、高速馬場に拍車がかかっており、それ以前と以降では全く別の傾向といえる。

連対率でいえば先行脚質の馬が25%で、決めてのある差しタイプの馬が7勝をあげている。

追い込み馬は多頭数で外を回されることもあり、正直厳しい。

先行・差し・・・多数

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馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%2714
2番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%9738
3番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%054
4番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%016
5番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%015
6番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%020
7番 3- 3- 1- 3/1030.0%60.0%70.0%219172
8番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
9番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%016
10番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%0187
11番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%22480
12番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%1725
13番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%049
14番 1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%30.0%7194
15番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
16番 0- 0- 1- 8/ 90.0%0.0%11.1%076
17番 0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%14.3%021
18番 1- 0- 1- 5/ 714.3%14.3%28.6%441142

中山2000メートルは、直線奥のポケットからスタートして内回りをぐるっと回ってくるコース。最初のコーナーまで距離がかなりあるため枠順の有利不利はない。

大外の18番枠から勝利したのは16@ディーマジェスティ。1枠1番から勝利したコントレイルはうまく外に出せたのが大きかった。実力のある馬なら真ん中から外ぐらいのほうが馬群に揉まれることなくスムーズに走れる利点がある。

皐月賞は連続開催の最終週に行われることもありインコースが荒れやすく、当日のトラックバイアスには注目したい。

あと、7番の馬の連対だけ60%と高い。

7番・・・ボーンディスウェイ

まとめ

今年は混戦模様の皐月賞だが、データから見ると満点はホープフルS・1着馬のキラーアビリティと共同通信杯・1着馬のダノンベルガーにしぼられる。

キャリア2戦での勝利は過去に例がなく、ハーツクライ産駒が【0-1-0-14】とまったく勝てていないデータから、過去に3頭の皐月賞馬を輩出しているディープインパクト産駒のキラーアビリティが推奨馬となる。

ただし、これは順当に決まったケースで、荒れることを前提として考えると18@エポカドーロや17@アルアイン、16@ディーマジェスティのパターンが考えられる。

3頭に共通しているのは、キャリア4戦で敗戦を経験・前走で非1番人気馬・継続騎乗・前走重賞で2着以内に好走だった。該当するのはオニャンコポンのみ。くしくも同馬の父であるエイシンフラッシュは京成杯から皐月賞を勝利している。

上位人気の一角になりそうなドウデュースだが、過去10年で弥生賞から勝利した馬がいない、前走2着、ハーツクライ産駒など、わりと減点要素が並んでいる。

推奨キラーアビリティ
減点ありダノンベルーガ
オニャンコポン

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