【12R】 第41回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝2400m (C)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎 | 予想コメント |
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B1 | 1 | ムイトオブリガード | 牡7 | 57 | 柴田善臣 | 前走よりは着順はあがりそう。 | |
1 | 2 | ▲ | コントレイル | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 三冠馬のプライドに賭けて気合の仕上げ。勝ち負け必至。 |
2 | 3 | 消 | $ブルーム | 牡5 | 57 | *ムーア | 日本の高速馬場に対応できるか疑問。 |
2 | 4 | ○ | シャフリヤール | 牡3 | 55 | *川田将雅 | ハイレベル世代のダービー馬。斤量有利。 |
3 | 5 | × | キセキ | 牡7 | 57 | 和田竜二 | 昨年同様ハナを切れば前残りの目あり。 |
3 | 6 | $グランドグローリー | 牝5 | 55 | *C.デム | 外国馬の中では一番魅力を感じる。 | |
4 | 7 | ◎ | オーソリティ | 牡4 | 57 | ルメール | アルゼンチン共和国杯を完勝。荒れ馬場はプラス材料。 |
B4 | 8 | 消 | ウインドジャマー | セ4 | 57 | *北村宏司 | 買える要素はない。 |
5 | 9 | △ | アリストテレス | 牡4 | 57 | *横山武史 | 叩かれてグンと良化。食い込み注意。 |
5 | 10 | 消 | ロードマイウェイ | 牡5 | 57 | *三浦皇成 | おそらく出走手当目当て。 |
6 | 11 | シャドウディーヴァ | 牝5 | 55 | *横山典弘 | 東京良績も距離延長は微妙。 | |
6 | 12 | サンレイポケット | 牡6 | 57 | 鮫島克駿 | 前走強敵に迫る4着で地力強化は歴然。 | |
7 | 13 | 消 | モズベッロ | 牡5 | 57 | 池添謙一 | 台風並みの大雨が降らないと出番なし。 |
7 | 14 | ユーバーレーベン | 牝3 | 53 | M.デム | オークスのタイムが平凡なのが気がかり。 | |
7 | 15 | 消 | マカヒキ | 牡8 | 57 | 藤岡康太 | 上がりに限界があり、瞬発力勝負は厳しい。 |
8 | 16 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 57 | 藤岡佑介 | まったくダメというわけではないが。 | |
8 | 17 | ワグネリアン | 牡6 | 57 | *戸崎圭太 | 年々衰えが感じられる。 | |
8 | 18 | 消 | $ジャパン | 牡5 | 57 | *武豊 | ジャパンがジャパンカップに出走。 |
三冠馬3頭による夢の対決から1年ーー。ジャパンカップにひさしぶりに外国馬3頭が出走。ディープインパクト産駒のダービー馬が4世代揃った。ここがラストランのコントレイル陣営は気合が違う。今年のダービー馬のシャフリヤール、アルゼンチン共和国杯を勝ったオーソリティ、京都大賞典で僅差の2着だったアリストテレスまでが勝負圏内。ジャパンカップは日曜・東京12Rとなっている。
オーソリティは、前走のアルゼンチン共和国杯で57.5キロを背負って2着馬に2馬身半差と完勝した。G1はホープフルSの5着が最高だが、東京コースだと重賞3勝をあげているようにレースぶりが一変する。オルフェーヴル産駒は荒れた馬場を得意としており、今週からCコースとなる馬場はマッチしそう。継続騎乗となるルメール騎手の手腕に期待したい。
シャフリヤールは2.22.5のレコードでダービー馬に輝いた。休み明けの神戸新聞杯は極度の不良馬場でノーカウント。良馬場なら勝っていただろう。ダービーで下したエフフォーリアが天皇賞(秋)でコントレイルらを撃破。単純な比較なら互角の評価ができる。斤量も55キロと有利。心配は前走の疲労度が残っているかどうかで、神戸新聞杯に出走した馬たちは次走で軒並み着順を落としている。
昨年無敗で三冠馬に輝いたコントレイルはここがラストラン。天皇賞(秋)では、ゲートでチャカついて出足がつかずに取りたいポジションが取れなかった。それがなければ僅差だったはず。引退レースでも緩められることなく、ビシバシと調教を消化している。ジャパンカップは内枠が有利で、後入れの2番枠と最高の枠を引いた。過去の三冠馬はいずれも古馬混合G1を勝利しており、もしここも取りこぼすことになると、三冠馬で史上初の古馬G1を勝てなかった馬として名を残すことになる。そのため陣営のここに賭ける意気込みは並々ならないものがある。
アリストテレスは休み明けを叩かれて調教内容が素人目にもグンとアップした。菊花賞でコントレイルをギリギリまで追い詰めたように元々G1で通用する力はある。東京はプリンシパルSの6着のみだが、その時から馬体重が20キロほど増えて成長している。先行タイプでスローペースが予想される今回も展開が向きそうだが、イレ込みやすい気性がやや心配。パドックで落ち着いて歩けていればいいが発汗が目立つようだと割引が必要。
その他、外国馬3頭は日本の高速馬場に対応できるか疑問。ブリーダーズC・ターフのタイムも2分26秒台と遅い。大雨が降って時計がかかるようなら出番はあるかもしれないが、良馬場であればあまり買いたいとは思えない。ユーバーレーベンは、オークスの勝ちタイムがダービーより2秒遅くレベルがそれほど高くなかった可能性がある。
【展開】逃げたい馬がまったく見当たらず、昨年同様にキセキがハナを切る可能性がある。ペースはどう考えてもスロー。オーソリティは前走と同じく3番手ぐらい。コントレイルは天皇賞秋での敗因にポジションをあげていたので、4・5番手にはつけたいはず。同じ位置にアリストテレスが続きそう。シャフリヤールは瞬発力を活かしたいので、中団ぐらいになりそう。直線では34秒台の瞬発力勝負になりそう。
【プチデータ】ジャパンカップでのディープインパクト産駒の成績は【3-4-2-20】。勝ったのはジェンティルドンナx2とショウナンパンドラで、牡馬に限ると【0-2-2-13】と勝てていない。この中にはコントレイルやワグネリアン、サトノダイヤモンド、リアルスティールなど、G1馬がずらりと並んでいる。
調教を考えたら素直にコントレイルを買うべきなのかなぁ、という弱気な馬券です。相手はおそらくオーソリティかアリストテレスだろうけど、それだとガチガチになるので逃げ残りに期待してキセキを2着につけてみました。個人的に応援しているシャフリヤールは、川田騎手や調教師のコメントが思ったほど強気じゃないのが気になる。まあ、杞憂かもしれないですが。印と買い目はずれていますが、なんとなくキタサンブラックの有馬記念の時と雰囲気が似ていて嫌な予感がしました(人気なので買いたくないなあと思っていた馬が勝つパターン)。先週、大負けしているので金額が減っています。
コメント
馬場造園課が本気を出してきてるので、素直にコントレイルを買った方がいいです。
相手は印通りで。
たぶん周りの騎手(とくに関西)は空気を読んで無理には勝ちに行かない。