スワンステークス GII 反省会 2020

成績・2020年4京7/11R 毎日放送賞スワンS 2020年10月31日(土) 4回京都7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第63回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1400m 16頭立
馬 名通過順位結果コメント
 カツジ    01-01隣のロケットを追いかけるようにハナを奪う。荒れ馬場を気にせず内を回って一歩先に抜け出して押し切った。単勝140倍の大穴。
ステルヴィオ    05-05先団外目にポジションを取ると逃げ馬を射程圏に入れてレースを進める。コーナーでプロディガルサンが寄って来てポジションを下げたのが痛かった。
アドマイヤマーズ    02-02押して押して3番手の位置へ。隣のボンセルヴィーソに内へと押し込められる。58キロを背負いながら3着を確保した辺りは、さすがG1馬といった感じだった。
×アルーシャ    09-07好発を決めて中団前のポジションを取る。直線では前も開いたが、思ったほど伸びなかったのは馬場のせいか。
 シヴァージ    15-15いつも通りの競馬。ペースがもう少し早ければ2着はあった。
キングハート    10-11コーナーをロスなく回って外へ出した小崎騎手のコース取りが素晴らしかった
×カテドラル    11-10手応えの割に最後の200で脚色が一緒になった。
×ベステンダンク    08-07最後は伸びているので次走は狙える。
 メイショウオーパス    12-11 
10サウンドキアラ    05-07レース前の不安がすべて的中した格好。今日の馬場で最内枠はきつかった。
11×ボンセルヴィーソ    02-0256キロが微妙に響いたか。スローのヨーイドンの競馬も合わなかった。
12 レインボーフラッグ    12-14 
13プロディガルサン    05-02コーナーにかけて右に寄れて、ステルヴィオ・アドマイヤマーズ・ボンセルヴィーソに迷惑をかけていた。
14スマートオーディン    12-11藤井騎手の仕掛けが早かった。外を回って残り300で脚が止まった。
15 ロケット    02-05ハナを奪ったが3コーナーで白旗。
16タイムトリップ    16-16後方のまま。
LAP 12.6-11.2-11.7-11.4-11.1-11.0-12.2
通過 35.5-46.9-58.0-69.0  上り 68.6-57.4-45.7-34.3  平均 1F:11.60 / 3F:34.80
単勝  4 \14370
複勝  4 \1840 / 16 \200 / 2 \190
枠連  2-8 \15390 (22)
馬連  04-16 \34820 (44)
ワイド 04-16 \8120 (49)/ 02-04 \6010 (41)/ 02-16 \490 (3)
馬単  04-16 \109710 (100)
3連複 02-04-16 \43000 (82/560)
3連単 04-16-02 \662610 (773/3360)

単勝140倍のカツジが逃げ切り勝利。3歳時のニュージーランドトロフィー(G2)以来の3勝目となった。

2着には外枠から先行したステルヴィオ、3着に2番人気のアドマイヤマーズが入り、三連単は66万円の大波乱となった。

カツジの勝因は荒れ馬場と、G2の1400メートル戦にしては比較的スローな流れに尽きるが、これまで一度も逃げたことがなかった馬が自分から前へ前へと行く気を見せるなど、休み明けを使われて体調がアップしていた。

痛かったのは2着のステルヴィオで、3コーナーにかけて外にいたプロディガルサンが内へヨレはじめポジションを下げてしまったこと。最後にかなり伸びていたのを見ると、あれがなければおそらく差し切っていただろう。

プロディガルサンはその後も内へ寄れて、隣のボンセルヴィーソ、アドマイヤマーズに迷惑をかけていた。とくにアドマイヤマーズは馬場のいいコースを走ろうとしていたのを内に押し込められてしまったので、もしまっすぐ走れていればもっと際どい勝負になったはず。

本命に推したスマートオーディンは今日は流れがスローすぎたのと、藤井騎手の仕掛けが早くコーナーで外々を回ることになり、最後には完全に脚が止まっていた。

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