シャンパンカラー・・・スタートで2馬身ほど遅れる。道中は後方3~4番手を追走すると、直線では外を回って先行勢をあっという間に抜き去った。ゴール前で猛追してきた2着馬をギリギリ封じる。ドゥラメンテ産駒で力のいる馬場がプラスに働いた。パドックで元気がなさそうに見えたが落ち着いていたということか。
ウンブライル・・・後方2番手で脚を温存すると、最終コーナーは遠心力を利用して大外に持ち出して鋭く伸びる。馬の能力もあるが横山武史騎手のペース読みがハマった。
オオバンブルマイ・・・勝ち馬と2着馬の中間でレースを進め、直線では完全に勝ち馬を射程圏に入れる。突き抜けそうで突き抜けなかったのはフィジカルの差だろう。もっと馬場が悪くなっていれば逆転できた。
ダノンタッチダウン・・・1頭だけ古馬のようなパワフルな馬体が目立っていた。雨馬場が懸念されていたが苦にすることなく進んでいく。前崩れの流れを強気に先頭に立つと勝ち馬の目標にされてしまった。仕掛けが早かったのもあるが、良馬場なら確実に勝ち負けだった。
カルロヴェローチェ・・・スタート後、すこし行きたがったがすぐに落ち着いていた。最後はジリジリと伸びているので距離は問題なさそう。良馬場で見直したい。
モリアーナ・・・ゲートで突進して下がった時に開く。直線では進路を探すのに手間取って追い出しが遅れる。
ミシシッピテソーロ・・・馬体が増えたのは良い傾向。
ナヴォーナ・・・良馬場ならもっとやれるはず。
エエヤン・・・押さえきれない抜群の手ごたえで最内に突っ込むという。
タマモブラックタイ・・・パドックで気配が目立っていた。良馬場ならあわやのシーンがあったかも。次走警戒。
シングザットソング・・・抜群のスタートが裏目に出た。
ドルチェモア・・・またもや三浦騎手のG1制覇ならず。
セッション・・・パドックで気配が良かったが、前崩れの流れに巻き込まれた。
ユリーシャ・・・逃げずに3番手から競馬ができたのは収穫。
ショーモン・・・後方からまったく伸びず。
オールパルフェ・・・逃げ馬とハナを争って自滅。
フロムダスク・・・殺人ペースで逃げて直線半ばで後退。
感想
雨が降ったのはいい。想定以上に本降りだったけど・・・それはいい。
雨馬場が苦手といわれてたわりにダノンタッチダウンはスイスイ進んでた。
むしろ得意じゃないの? というぐらいに。
問題だったのは前崩れの展開で川田騎手が強気に乗ったこと。
たぶん10Rでインコースを通った先行馬が最後まで粘っていたイメージのせい?
あきらかにインコースに馬を誘導してたし、あそこが伸びると思ってたみたい。
自分としては、皐月賞の反省を活かして、後方で脚を溜めて外を回ると思ってただけに想定が崩れた。
最後まで4着に粘っているのを見ても、ゆっくり仕掛けて外を通ってたら当たってたよね・・・ワイドの3-18・・・。
勝利したシャンパンカラーはドゥラメンテ産駒。
またドゥラメンテ産駒からG1馬が出たよ。
来週のヴィクトリアマイルはスターズオンアースがいるし、その次のオークスにはリバティアイランド(確勝)がいるし、下手したら3週連続でドゥラメンテ産駒がG1制覇もありうる。
内田騎手は2018年のフェブラリーS@ノンコノユメ以来のG1勝利。
田中剛厩舎は今年初勝利がG1って・・・。
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