37回 フェブラリーステークス G1
日曜 東京11R 1600(ダート)
チャンピオンホース不在の新ダート王決定戦!
◎モズアスコット:ダート転向初戦の根岸Sを快勝!
○インティ:1年勝ち星に遠ざかるも地力は上位。
▲モジアナフレイバー:中央馬との着差を確実に詰める。
△ワンダーリーデル:武蔵野S勝ち馬が上昇気配。
×アルクトス:東京1600ダート4戦4勝。休み明けも。
×タイムフライヤー:データ上は巻き返しの余地あり。
×ヴェンジェンス:距離短縮を追い風に。
現在のダート界トップのクリソベリル、ナンバー2のオメガパフュームが揃って回避。前者は世界最高賞金額の新設レース・サウジアラビアカップへ向かう。ゴールドドリーム・チュウワウィザードらも回避して、G1にしてはやや寂しいメンバー構成となった。
芝のG1・安田記念の覇者でダート転向初戦の根岸を勝ったモズアスコットと昨年の勝ち馬のインティの対決が一応の主軸だが、地方所属馬が3頭+1出走して虎視眈々と逆襲を狙っている。
データ的にはモズアスコット・インティが有力になっている。
本命はダート転向初戦の根岸Sで1着になったモズアスコット。その前走ではスタートで出遅れながらも1馬身差の快勝だった。2走目の今回はダート慣れが見込まれる上、57キロ・芝スタート・距離延長と条件がさらに好転する。調教も出来落ちの心配はない。ルメール騎手が鞍上で、直線で馬群さえ捌ければ芝・ダートG1制覇の可能性が高い。
インティは昨年のレースで、ゴールドドリームをクビ差抑えて優勝した。昨年は6連勝だったのに対して、今年は未勝利で勢いという点は物足りないが、チャンピオンズCで3着になったように地力上位なのはあきらか。前走の東海Sでは58キロを背負い外枠と不利な条件が重なる中、先行して3着に粘った。5番枠を引いた今回は逃げるはずで、昨年同様のスローペースに持ち込めればゴールギリギリまで粘り込める。
モジアナフレイバーは大井所属の地方馬。前走の東京大賞典ではオメガパフュームの3着と好走した。昨年以降中央馬との着差をジリジリと詰めており、南部杯ではサンライズノヴァと0.6差。東京大賞典では展開が向いたとはいえ、ゴールドドリームに先着した。元来2000は1ハロン長いタイプで、1600~1800がベスト。芝スタートさえこなせればここも好勝負して不思議はない。
チャンピオンズC・根岸Sと凡走が続いているワンダーリーデルは昨年の武蔵野Sの勝ち馬。そのレースでは横山典弘騎手の好騎乗が光ったレースだった。今回は一叩きされて調教が上昇。栗東坂路で自己ベストの50秒を記録した。大外枠はなんとも言えないが、元々前に行く馬ではないので悪くはない。あとは流れが速くなるかどうかだろう。
アルクトスは東京ダートで【5-1-0-0】。1600に限れば【4-0-0-0】とパーフェクト。4ヶ月ぶりでいきなりG1は不安だが、得意の東京コースで大駆けがあっても不思議はない。
その他、チャンピオンズCから直行でデータ的には買えるタイムフライヤーと東海Sで2着に入ったヴェンジェンスをあげる。
頭がコロナウィルスにやられたわけではありません。50倍ついているのでモジアナでもいいかなという馬券です。
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