【11R】 第25回ユニコーンS
3歳・オープン・G3(別定)(国際)(指定) ダート1600m
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | × | *デュードヴァン | 牡3 | 56 | *M.デム | ダート3戦3勝。いまだ底を見せず。 |
1 | 2 | マカオンブラン | 牡3 | 56 | *内田博幸 | 地方とはいえ2秒以上の大差負け。 | |
2 | 3 | ラブリーエンジェル | 牝3 | 54 | *菅原明良 | これまでとは相手が違う。 | |
2 | 4 | アポロアベリア | 牡3 | 56 | *武藤雅 | 休み明けでいきなり強敵相手で。 | |
3 | 5 | ◎ | $レッチェバロック | 牝3 | 54 | ルメール | 距離が伸びてもスピードの違いをいかんなく発揮。 |
3 | 6 | ケンシンコウ | 牡3 | 56 | *酒井学 | 前走は味のある勝ちっぷり。 | |
4 | 7 | × | サンライズホープ | 牡3 | 56 | 川須栄彦 | 地味だが並んでしぶとい脚を使う。 |
4 | 8 | $オーロラテソーロ | 牡3 | 56 | *木幡巧也 | 着差はわずかもさらに相手が強化。 | |
5 | 9 | △ | メイショウベンガル | 牡3 | 56 | *戸崎圭太 | 初ダートでいきなり1.2秒差の快勝。 |
5 | 10 | サトノラファール | 牡3 | 56 | *三浦皇成 | 端午Sは展開が向いた印象。 | |
6 | 11 | サンダーブリッツ | 牡3 | 56 | 横山典弘 | 前走は横山典弘騎手で鮮やかな変わり身。 | |
6 | 12 | キッズアガチャー | 牡3 | 56 | *丸田恭介 | OPの壁に跳ね返されて。 | |
7 | 13 | ○ | タガノビューティー | 牡3 | 56 | 和田竜二 | 東京1600ダート(OP)で2着・3着。叩いた上積みを期待。 |
7 | 14 | × | $フルフラット | 牡3 | 56 | *田中勝春 | 栗東坂路で49.9の破格の時計をマーク。 |
8 | 15 | キタノオクトパス | 牡3 | 56 | 田辺裕信 | 持ちタイム的にも厳しい戦いになる。 | |
8 | 16 | ▲ | $カフェファラオ | 牡3 | 56 | *レーン | ゆくゆくはダート界を背負う大器。この大外枠はプラス。 |
ダートの日本ダービーとでもいうレースに、これからのダート界を背負っていく好メンバーが揃った。中でもカフェファラオとレッチェバロックは、ここまで2戦2勝。いまだ底を見せていない。他にもダート3戦3勝のデュードヴァン、2走前にカフェファラオと接戦を演じたタガノビューティーも圏内。
本命はインディアンチャーリー産駒のレッチェバロック。アメリカ産馬で、牝馬ながら新馬→1勝クラスと連勝した。しかも、2戦とも直線では楽に抜け出すと後続を持ったままで突き放した。特筆すべきは2戦目の2・3・4着馬が揃って次走で勝ち上がったこと。レースレベルがそれなりに高かったことを証明した。今回は初1600となる。最後の1ハロンで13.4秒かかっていたように距離延長は微妙だが、レースセンスの高さと規格外のスピードに期待。
へニューヒューズ産駒のタガノビューティーは、デビュー後にダート2戦を連勝し、朝日杯・シンザン記念と芝の重賞レースに挑戦。ダート戦線に復帰後はヒヤシンスSでカフェファラオと0.2差、前走は内目を通って抜け出したデュードヴァンに0.2差と好走した。調教では目立った動きを見せないタイプだが、ユニコーンSでは栗東所属馬が好走のデータがあり、他有力馬がいずれも美浦所属という点から浮上する。
カフェファラオは話題のアメリカンファラオ産駒。新馬戦では後続に10馬身差をつけただけでなく、2着のバーナードループもさらに9馬身差をつけていた。バーナードループは、その後3連勝で兵庫チャンピオンシップを勝利。いきなりOPに挑戦したヒヤシンスSでも出遅れながら外を回ってタガノビューティーらを豪快にまくった。まともならまず負けない。1つだけ弱点があるとすれば、芝スタートが苦手の可能性がある。そういう意味でははじめから外を回れる大外枠はかえってプラスだろう。
メイショウベンガルはデビュー後6戦続けて芝のレースを使われて、前走のはじめてのダートレースで後続を7馬身差をつけて勝利した。近年は芝を使われていた馬で、ダートで底を見せていない馬が好走するケースがあり、データと合致する。脚質的にも好位での競馬が可能で、前走同様芝スタートのコースも走りやすい。
その他、ダート3戦3勝で前走タガノビューティーをくだしたデュードヴァン、新馬戦で強敵との叩き合いを演じたサンライズホープ、海外帰りも坂路で49.9という超絶時計を計測したフルフラットをあげる。フルフラットは4ヶ月ぶりだが、調教では芝の短距離で活躍できそうなぐらい素晴らしい動きを見せていた。日本のダート適応は微妙だが一発はあるかもしれない。
カフェファラオが芝スタートでモタついて、行った行ったになる展開を希望します。というか、レーン騎手はダートだと、勝率15%とそこまで成績良くないんですよね。
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