【11R】 第68回北海道新聞杯クイーンS
3歳以上・オープン・G3(別定)(牝)(国際)(特指) 芝1800m (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | レッドアネモス | 牝4 | 55 | *吉田隼人 | ワンパンチ不足で展開の助けが欲しい。 | |
2 | 2 | ◎ | スカーレットカラー | 牝5 | 56 | *岩田康誠 | 脚力は断トツ。直線で馬群を捌ければ突き抜ける。 |
3 | 3 | ナルハヤ | 牝6 | 55 | 藤田菜七 | 前走ほど楽には逃げられないか。 | |
3 | 4 | タガノアスワド | 牝6 | 55 | 西村淳也 | ハナを譲る気はなさそう。 | |
B4 | 5 | × | アロハリリー | 牝5 | 55 | *池添謙一 | 夏場に実績あり。穴で一考。 |
4 | 6 | カリビアンゴールド | 牝6 | 55 | 藤岡康太 | 昨年の3着馬。ポジションが取れれば。 | |
5 | 7 | ▲ | コントラチェック | 牝4 | 55 | *ルメール | ルメールが2週続けて追い切り。 |
5 | 8 | ○ | フェアリーポルカ | 牝4 | 56 | 和田竜二 | 好調持続。本格化して重賞連勝。 |
6 | 9 | △ | ビーチサンバ | 牝4 | 55 | 福永祐一 | 能力は重賞級も、勝負弱さが玉に瑕。 |
6 | 10 | × | リープフラウミルヒ | 牝5 | 55 | *丹内祐次 | 好相性の丹内騎手に戻るのは大幅プラス。 |
7 | 11 | モルフェオルフェ | 牝5 | 55 | *柴田善臣 | 調教で控える練習をしていた。 | |
7 | 12 | オールフォーラヴ | 牝5 | 55 | *横山武史 | 休み明けは割引が妥当。 | |
8 | 13 | × | サムシングジャスト | 牝4 | 55 | *武豊 | 相手なりのタイプで重賞でも見劣りなし。 |
8 | 14 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 55 | *内田博幸 | 前走は度外視も、この大外枠はマイナス。 |
夏の札幌に牝馬重賞の常連組が集結。ヴィクトリアマイル組vs重賞連勝中のフェアリーポルカの構図だが、3勝クラスを勝ち上がったばかりのサムシングジャストも差はない。
データからは昨年のレースで2着だったスカーレットカラーが有力となっている。
そのスカーレットカラーが本命。昨年のレースでは直線で馬群を捌いて伸びたものの、脚を余しての2着だった。着差はほとんどなかっただけに勝ちに等しい内容。実際、次走の府中牝馬Sでは、エリザベス女王杯を勝利したラッキーライラックを外からねじ伏せた。今回のメンバーなら能力は間違いなく抜けている。前走のヴィクトリアマイルはイン有利の前残り馬場で、外々を回されて失速と敗因ははっきりしている。問題があるとすれば、昨年同様馬群を捌くのに手間取って再び脚を余す可能性があることぐらいだろう。
フェアリーポルカは牝馬重賞を連勝と、完全に馬が本格化してきた。福島牝馬Sでは最最速の上がりで内目を突き抜けた。今回も同じような展開が予想されるだけにスカーレットカラーを内に閉じ込めて一歩先に抜け出すことがが可能。調教もしっかり動けており問題ないだろう。
コントラチェックの中山牝馬Sはレース直前の大雪の影響で度外視できるのだが、問題は前走のヴィクトリアマイルで先行有利の流れの中2番手を追走してあっさりと馬群に沈んでしまったこと。たびたびあるのだが、馬が途中で走るのを止めてしまうことがある。4勝はすべて逃げての勝利。今回は同型が多いため、調教ではルメール騎手が2番手で控える競馬を教えていた。おそらく今回は2・3番手からのレースを試しそう。その場合、馬が最後まで全力で走るかやってみないとわからない怖さもある。
ビーチサンバは前走のヴィクトリアマイルで差して9着に入った。最近はスタートで1馬身ほど遅れるケースが多く、今回も先行ではなく差しに回ると思われる。器用さに欠ける面があり、勝ち味に遅くいまだ1勝馬の身。同期で接戦を繰り広げていたクロノジェネシスが宝塚記念を制したように、能力でいえばG3程度は楽に勝っておかしくないのだが……。
その他、夏場に実績のあるアロハリリー、丹内騎手に戻るリープフラウミルヒ、近4走で3勝と勢いのあるサムシングジャストをあげる。
展開は、タガノアスワドが逃げるはず。同型のモルフェオルフェとコントラチェックが控える練習をしていたので、そこまで早くならない可能性がある。あとは藤田菜七子騎手のナルハヤが番手に控えるか、それとも最後までハナを主張するか。
単勝 | 2 |
馬連 | 2-8・7・9・5・10・13 |
3連単 | 2・8・7 →2・8・7・9・5・10・11 →2・8・7・9・5・10・11 (90点) |
直線で前が壁になって詰まる可能性も5割ぐらいあると思うので、そこまで自信はないです。岩田騎手は絶対ラチ沿いを通るはず。
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