【11R】 第46回エリザベス女王杯
3歳以上・オープン・G1(定量)(牝)(国際)(指定) 芝2200m・内 (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎 | 予想コメント |
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1 | 1 | ◎ | レイパパレ | 牝4 | 56 | *ルメール | 大阪杯で倒した相手が違う。折り合い次第で距離克服可能。 |
1 | 2 | ○ | クラヴェル | 牝4 | 56 | 横山典弘 | 馬が競馬を覚えており、直線で馬群を捌ければ圏内。 |
2 | 3 | △ | アカイトリノムスメ | 牝3 | 54 | 戸崎圭太 | 秋華賞でG1馬の仲間入り。古馬相手も54キロは有利。 |
2 | 4 | イズジョーノキセキ | 牝4 | 56 | *和田竜二 | 主戦騎手がまさかの福島遠征。 | |
3 | 5 | ステラリア | 牝3 | 54 | *松山弘平 | 秋華賞は外を回って僅差。乗り方ひとつで食い込み可能。 | |
3 | 6 | ▲ | ランブリングアレー | 牝5 | 56 | *吉田隼人 | VM2着。叩いた上積みに期待。 |
4 | 7 | 消 | シャムロックヒル | 牝4 | 56 | 団野大成 | 逃げられないとモロさがあり。 |
4 | 8 | × | テルツェット | 牝4 | 56 | *M.デム | 勝つときは強いが、前走ほどの出来は感じない。 |
5 | 9 | ウインマリリン | 牝4 | 56 | 横山武史 | オールカマーを完勝。一とん挫あって完調手前。 | |
5 | 10 | 消 | ムジカ | 牝4 | 56 | 秋山真一 | いまだ一勝馬の身で。 |
6 | 11 | × | ソフトフルート | 牝4 | 56 | 岩田望来 | 昨年の秋華賞ぐらい走ればここでも通用の力はある。 |
6 | 12 | × | デゼル | 牝4 | 56 | *武豊 | 前走大敗も、阪神実績は見逃せない。 |
7 | 13 | 消 | リュヌルージュ | 牝6 | 56 | 富田暁 | 6歳で上積みは望み薄。 |
7 | 14 | ロザムール | 牝5 | 56 | *池添謙一 | ハナは譲らない。 | |
8 | 15 | × | ウインキートス | 牝4 | 56 | 丹内祐次 | 好調持続だが、一転して外枠なのが悩み。 |
8 | 16 | アカイイト | 牝4 | 56 | *幸英明 | 枠なりに外々を回されそう。 | |
8 | 17 | 消 | コトブキテティス | 牝4 | 56 | 柴田善臣 | いきなりG1で大外枠は厳しい。 |
秋の女王決定戦。大阪杯を勝ったレイパパレと秋華賞を勝利したアカイトリノムスメが激突。オールカマーでレイパパレに勝利したウインマリリンと目黒記念で牡馬を倒したウインキートスが続く。スプリンターズS・天皇賞(秋)と勝利していて、すでにハイレベルと評判の3歳世代だが、ここも勝利することになれば、3歳馬による古馬混合G1の最多勝記録(3勝)に並ぶことになる。
レイパパレは大阪杯でG1を制覇。どしゃ降りの馬場で道悪の巧拙の差が出たとはいえ、コントレイルとグランアレグリアに4馬身差をつけたのだから立派の一言。宝塚記念では現役最強馬のクロノジェネシスに歯が立たなかったが、あれは相手を褒めるべき。オールカマーの敗因は、休み明けと3着馬に早めに並びかけられたのもあるだろう。逃げると完璧に折り合うが2番手だと力む癖があり、ルメール騎手が言っている通り2200は少し長い。ただし、阪神は【3-0-1-0】とコース実績があり、1枠1番と最高の枠を引いた。逃げ馬を見る位置につけて折り合うことができれば、距離克服は可能。
クラヴェルはいまだ重賞は未勝利。マーメイドS・2着、中京記念・3着・新潟記念・3着と着実に力をつけてきている。とくに前走の新潟記念は直線で勝ち馬にブロックされていなければ大外を差し切っていた可能性が高い。レースぶりも道中では無駄な力を使わず、勝負所にかけて加速することを馬が理解しており、4キロ増をクリアすればG1で通用するだけの力はある。あとは直線で馬群をさばけるかどうか。脚質が脚質だけに勝負どころで不利を受ける可能性がある。
ランブリングアレーは初のG1挑戦となったヴィクトリアマイルでグランアレグリアの2着に入った。重賞は中山牝馬Sの1勝のみだが、1月の愛知杯でマジックキャッスルと互角の勝負をするなど、地力の高さは証明済み。オールカマーは7着だが、元々が使われて調子を上げてくるタイプで、調教でも単走でリラックスした動きを披露していた。ここを目標に体調は万全。ディープインパクト産駒にしては珍しい持続タイプで、中段よりも前目で競馬ができれば。
アカイトリノムスメは、前走・秋華賞でG1馬の仲間入りを果たした。桜花賞・4着、オークス2着と常に安定した走りを見せている。器用さがあり、内枠もプラス材料。同世代のソダシが札幌記念でラヴズオンリーユーらを撃破したように、今年の3歳世代は牡牝ともにハイレベルなのは間違いない。今年のエリザベス女王杯は、秋華賞からスタート地点が200メートル下がっただけでほぼ同じコースで、かつ54キロで出走できるなど、再度G1で好勝負できる材料が揃った。
その他、8戦6勝で勝つときは強いテルツェット、好調持続だが外枠に入ったウインキートス、昨年のこのレースで本命に指名したソフトフルート、府中牝馬S組の好走率が高いデータからデゼルをあげる。オールカマーを勝利したウインマリリンは右の肘腫(?)があったとかで、出来が完璧でないと見て軽視した。
先週まではアカイトリノムスメを本命にする予定だったが、戸崎騎手が関西のG1を2つも勝つのか? という疑念がムクムクと頭をもたげてきた。たとえはずれるとしても、G1は騎手で決まるという大前提からルメール騎手を軸に据えるのが正解だろう。相手には、予想で書いた通りクラヴェルに賭けてみる。おそらく横山典弘騎手は得意のポツンをすると思われるが、インがうまく開けば可能性はゼロではないと思う。レイパパレは距離が微妙なので2頭のマルチ馬券にしてみた。
コメント
いつもレース前のインタビューで「自信あります」っていうルメールが、今回は「あぶない」「距離が長い」を連発してる。これはやっちまったかも。
すでに馬券購入しててどうしようもないけど、、、。
やばいわ・・・。
こっそり2-5のワイドが当たってるんだけど・・・。
お金がなくて三連単を買えなかった。