【11R】 第17回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定)(牝)(国際)(指定) 芝1800m (B)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | △ | エスポワール | 牝4 | 54 | *池添謙一 | 秋華賞以外はすべて馬券圏内。今回は積極的な競馬で。 |
1 | 2 | フィリアプーラ | 牝4 | 54 | *丸山元気 | 良馬場なら確実に差を詰めてくる。 | |
2 | 3 | ◎ | サラキア | 牝5 | 54 | *吉田隼人 | 休み明けもエリザベス6着の実力は侮れない。 |
2 | 4 | アロハリリー | 牝5 | 54 | 中谷雄太 | 重賞で頭打ちの傾向。 | |
3 | 5 | リープフラウミルヒ | 牝5 | 54 | *丹内祐次 | 3勝クラスを突破できないようでは。 | |
3 | 6 | × | カリビアンゴールド | 牝6 | 54 | *秋山真一 | 前走は道悪が敗因。良馬場で見直し可。 |
4 | 7 | ▲ | マルシュロレーヌ | 牝4 | 54 | 坂井瑠星 | 格上挑戦もそれほど力差は感じない。 |
4 | 8 | × | ダノングレース | 牝5 | 54 | *斎藤新 | 昨年の3着馬。仕上がり良好。 |
5 | 9 | レッドアネモス | 牝4 | 54 | *酒井学 | 中山牝馬6着。一叩きされて確実に上向く。 | |
5 | 10 | ハーレムライン | 牝5 | 54 | *柴山雄一 | 実績は1600に集中していて距離延長は未知数。 | |
6 | 11 | ○ | デンコウアンジュ | 牝7 | 55 | 柴田善臣 | 昨年の勝ち馬。まくって突き放す競馬が得意。 |
6 | 12 | × | モルフェオルフェ | 牝5 | 54 | *木幡育也 | 今回も単騎逃げで。 |
7 | 13 | リュヌルージュ | 牝5 | 54 | 団野大成 | 中山牝馬Sは惜しい内容も4キロ増量で。 | |
7 | 14 | × | フェアリーポルカ | 牝4 | 54 | 和田竜二 | 勢いに乗って重賞連勝を狙う。 |
8 | 15 | ショウナンバビアナ | 牝4 | 54 | *鮫島克駿 | 好走してもさして驚きはない。 | |
8 | 16 | $ランドネ | 牝5 | 54 | *西村淳也 | 強力な同型がいて得意の展開は望めまい。 |
大雪が降った中山牝馬Sから勝ち馬のフェアリーポルカをはじめ、昨年のこのレースの勝ち馬であるデンコウアンジュなど8頭が参戦。その他に愛知杯経由の馬など、格上挑戦の馬まで含めてかなり難解なメンバー構成となった。正直、印がいくつあっても足りない。
データからは中山牝馬S組の活躍が目立っている。
サラキアの前走は重馬場にスタミナを消耗して直線では一杯一杯だった。良馬場のエリザベス女王杯では6着。勝ったラッキーライラックとは0.4差。同レースで5着だったクロノジェネシスは京都記念を勝利、7着のスカーレットカラーは阪神牝馬Sで2着になった。計算上ではこのメンバーでも上位の力量。良馬場でこそのタイプで、うまく流れに乗れれば勝ち負け。
デンコウアンジュは昨年のこのレースでは、ほぼ持ったままでまくると後続を2馬身突き放した。昨年同様中山牝馬S4着からのステップと、7歳になっても衰えはまったく感じられない。年齢を理由に不当に人気を下げるようなら頭で買うのもありだろう。
オルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌは2勝クラスを突破したばかり。ここは格上挑戦だが、2走前の福島1勝クラスで記録したタイム(1.59.8)は、一週間後に同じ福島・良馬場で行われた福島記念でのデンコウアンジュのタイム(2.00.1)を上回っている。連勝の勢いもあり怖い物がある。
エスポワールはデビュー以降【4-2-2-1】の安定した成績。馬券圏内を外したのはG1挑戦となった秋華賞のみで、それ以外は確実に上位に食い込んでいる。前走の中山牝馬Sでは雪が降りしきる不良馬場の中、馬場を気にして差しに回った分、前の馬を捕まえきれなかった。今回は池添騎手に乗り代わり本来の戦法である先行に戻るはず。1番枠はあまり良いとはいえないが、スタートさえ決まればここも好勝負が可能だろう。
その他、中山牝馬Sを勝ったフェアリーポルカ、昨年の福島牝馬Sで3着のダノングレース、落陽Sで2着だったカリビアンゴールド、今回も必ず逃げるはずのモルフェオルフェをあげる。
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