小倉 最終週での芝・1200の傾向 過去10年

TARGET frontier JV
検索条件:小倉/8・9月/芝/1200メートル/11・12日目
期間:2019/8/29 → 2008/9/30(10年間)
対象レース:全56レース

2番人気の単勝回収率が136円と優秀。1番人気は62円と低い。
16~18人気は3着すらないので黙って消して良い。

小倉・芝1200といえば外差しが定説だが、最終週であっても逃げ馬の単勝回収率が144円と良い。
逆に追い込み馬は単勝で0円、複勝回収率も15円とかなり悪い。
もし確実に逃げる馬がわかっているようなら狙った方が良さそう。

武豊騎手が勝率26.5%連対率44%とトップ。単勝回収率139円と優秀。
九州出身の和田騎手・浜中騎手は地元で人気をするせいか単勝の回収率は良くない。
現在リーディングの川田騎手は、小倉の最終週に限ると1勝のみと勝てていない。今週は小倉2歳ステークスで騎乗予定なので注意したい。
3戦のみとデータが少ないが先行を得意としている西村敦也騎手は今週は警戒が必要。

調教師別では音無・南井厩舎が4・3勝と頑張っている。どちらも複勝よりは単勝の回収率が良い。

最終週で芝が荒れるため、上位にはダートでも走れる種牡馬が並んでいる。
とくにフレンチデピュティは勝率44%とずば抜けている。
ロードカナロアは2世代のみだが複勝率66%。
アドマイヤムーンは1勝のみだが、1-8-3-15/27で複勝率は44%。
軽い芝を得意とするディープインパクトは勝率4%連対率8%、単勝回収率も35円とかなり悪い。

前走小倉で走った馬の方が、他の場所を走った馬よりも勝率・連対率・複勝率ともに優秀。
とくに札幌から転戦してきた馬は0-0-0-13/13と不振。
前走中央場所(東京・中山・京都・阪神)の馬も1勝のみと不振。
やはり小倉を続けて使っている馬が有利のデータが出ている。

前走も同じ距離の1200を走った馬が優秀。
とくに距離短縮組の単勝回収率は16円と不振を極めている。
素直に前走1200の馬を狙った方が良さそう。

年齢別では5歳馬の回収率が良い。
この時期は斤量の関係で3歳馬が人気を集めることが多いが、馬場が荒れているせいか5歳を狙ったほうが良さそう。
なお、夏は牝馬の格言があるが、今回の条件だと、牝馬全体で29-31-27-29-29-371/516(勝率5.6%、連対率11.6%、複勝率16.9%)単勝回収率は95円という数値を記録している。

最後に馬番別成績。
3・5・13の3つが勝率で10%を超えている。
データだと外が特別有利というわけではない。2番枠が連対率で17.9%と2番目に高い数値を記録している。
ただし単勝回収率は1・2番とも30円以下とかなり悪い。
通常、芝の短距離レースはインコースが絶対的に有利なので、最終週でインコースが荒れている影響と考えられる。

結論:最終週だが、いわれるほど外差し有利ではない。逃げ馬がいたら買った方が良い。
前走・小倉・1200組が有利。5歳馬が狙い目。種牡馬ではパワータイプの好走が目立つ。
騎手では武豊騎手がトップ。

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