3歳牝馬のレシステンシアがマイル女王へ名乗り!
【11R】 第37回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝1600m・外 (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | 消 | ベステンダンク | 牡8 | 57 | *藤岡佑介 | 重賞勝ちすらなく。 |
1 | 2 | ◎ | レシステンシア | 牝3 | 54 | *北村友一 | 骨折明けも馬体重大幅増でパワーアップ。 |
2 | 3 | ケイアイノーテック | 牡5 | 57 | 津村明秀 | 前崩れの流れなら出番あり。 | |
2 | 4 | ○ | グランアレグリア | 牝4 | 55 | ルメール | 状態はさらに上向き。G1・3連勝を狙う。 |
3 | 5 | 消 | メイケイダイハード | 牡5 | 57 | 酒井学 | 先行力不足。 |
3 | 6 | ラウダシオン | 牡3 | 56 | *武豊 | レースセンスの高さは古馬相手でも魅力。 | |
4 | 7 | △ | アドマイヤマーズ | 牡4 | 57 | 川田将雅 | G1・3勝。うち2度はグランアレグリアに勝利。 |
4 | 8 | × | インディチャンプ | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 安田記念以来も、昨年のマイル王が万全の仕上がり。 |
5 | 9 | カツジ | 牡5 | 57 | *池添謙一 | スワンSで、単勝143倍の大激走。 | |
5 | 10 | 消 | ブラックムーン | 牡8 | 57 | *幸英明 | 買える要素が見当たらず。 |
6 | 11 | スカーレットカラー | 牝5 | 55 | 岩田康誠 | いくらか絞れるのが理想。 | |
6 | 12 | アウィルアウェイ | 牝4 | 55 | *藤岡康太 | マイル実績がなく見送りが妥当。 | |
7 | 13 | タイセイビジョン | 牡3 | 56 | 石橋脩 | G1では足りない印象。 | |
7 | 14 | × | サウンドキアラ | 牝5 | 55 | 松山弘平 | 前走は最内枠の不利。一度使われてピークの出来。 |
8 | 15 | × | ペルシアンナイト | 牡6 | 57 | 大野拓弥 | マイルCSは1→2→3着。阪神に変わるのだけが心配。 |
8 | 16 | ヴァンドギャルド | 牡4 | 57 | *戸崎圭太 | 夏を越して一皮剥けた印象。瞬発力勝負なら。 | |
8 | 17 | ▲ | サリオス | 牡3 | 56 | *M.デム | 三歳牡馬世代のナンバー2。試練の大外枠。 |
秋のマイル王決定戦にG1馬・8頭が参戦。中でも人気の中心は安田記念の勝ち馬で、スプリンターズS1着のグランアレグリア。それに三歳牡馬世代でコントレイルに次ぐナンバー2のサリオスが肉薄。昨年の勝ち馬で前マイル王のインディチャンプは安田記念以来の実戦となる。骨折明けのレシステンシアもいて、来週に控える大一番・ジャパンカップの代理戦争の様相を呈している。
データからは4歳牡馬・栗東組が優位、1番人気と牝馬は苦戦に傾向にある。
本命は3歳牝馬のレシステンシア。春はチューリップ賞(3着)・桜花賞(2着)・NHKマイルC(2着)と未勝利に終わった。レース後に骨折が判明。ここが秋初戦となる。仕上がりは万全で、坂路でラスト1ハロン11秒台を計測した。調教後の馬体重も514キロと大幅に増えている。おそらく当日は+30キロ前後になるだろう。54キロで出走できる上、他に逃げる馬が見当たらずマイペースが見込まれる。気性的にも使われるより休み明けが良さそうで積極的に狙ってみたい。
グランアレグリアのスプリンターズSは、レース前日に坂路で乗り込まれていたようにあきらかに調整不足だった。さらに展開が向いたとはいえ、届かないと思われた位置から大外を一気に突き抜けた。あの感じだとやはり1200は少し忙しい。今回はベストの1600でレースはしやすくなる。アーモンドアイを突き放した安田記念の内容がずば抜けており、まともなら勝ち負け。
サリオスは皐月賞(2着)・ダービー(2着)。いずれも負けた相手は、無敗で三冠を制したコントレイルなのでしかたない。自他共に認める世代ナンバー2で、得意のマイルなら古馬相手でも互角以上に戦える。調教も万全で仕上がりに問題はなく、陣営もかなり自信を持っている様子。17番枠と大外に入った分だけ割り引いたが、外々を回ったとしても大崩れはないだろう。安定性という意味では上位2頭よりも信頼できる。
アドマイヤマーズは、今年初戦となった安田記念で6着。敗因は高速馬場とドバイ中止による休み明けに尽きる。叩きつつ調子を上げてくるタイプで、スワンS(3着)を使われた今回は変わってくるはず。その前走では直線入り口でプロディガルサンがヨレてきて馬場の荒れた内側に押し込められる不利があった。G1・3勝のうち朝日杯とNHKマイルCでは実際にグランアレグリアを破っており、適度に時計がかかる馬場なら再び逆転はありうる。
その他、昨年の勝ち馬でここが秋初戦となるインディチャンプ、スワンSは1枠1番が不利だったサウンドキアラ、マイルCSでは3年連続で馬券圏内に入っているペルシアンナイトを挙げる。
単勝 | 2 |
馬連 | 2-4・17・7 |
三連単 | 1頭軸マルチ 軸 2 相手 4・17・7・8・14・15 (90点) |
そろそろ1番人気が負けるのではないかという願望込みです。グランアレグリアが勝ったら諦めます。
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