議長のいいわけ　ジャパンカップ　２０２０

世紀の対決にふさわしい好レースだったな。

Ｇ１・９勝目と獲得賞金記録を更新したぞ。
年度代表馬もアーモンドアイが選ばれる可能性が高くなった。

今年、中央競馬で一番活躍した馬がえらばれるＭＶＰみたいなものだ。

まあ、似たような物だ。

位置取りがいつもより後ろだったが、三冠馬としてのメンツは保ったな。

正直に言うと、絶対に三強で決まらないと思っていたので１・２・３人気の順番で決まったことに驚いている。
三連複も三連単もＧ１で最低配当の記録だ。

ハズレるならアーモンドアイに勝って欲しいと思っていたので、これで良かったと思っている自分がいる。

ずっとアーモンドアイを本命にして応援してきたからな。
それにコントレイルが頭でも、相手がアーモンドアイとデアリングタクトでは三連単は安かったから馬券的にはどうでもいい。

最後までアーモンドアイが出走したレースで馬券を当てることができなかった。
そういう巡り合わせの悪い馬というのはいる。
これで私もアーモンドアイの呪いから解放されるわけだ。

というか、１番人気が勝ちすぎだろ。

ルメール騎手が５勝というおまけつきだ。

内のカレンブーケドールのアシストのおかげもあるだろうな。
同厩舎で、譲ってくれたおかげで楽に絶好のポジションが取れた。もしカレンブーケドールが主張してきたら１列後ろになる可能性もあった。いわゆるチームプレイが勝因の一つだ。
それと土曜の競馬を見てて気づいたのだが、東京・芝コースの内目を通った馬が意外と残っていた。先週はほとんどダメだったのに、馬場造園課が徹夜で色々とやってくれたらしい。

馬場造園課は曲者だぞ。人気馬に有利になるように色々と馬場をいじってくる。

長い間競馬を見てると嫌でも気づくようになる。

ちらっと言ったが、ポジションが想定よりも後ろだった。
私の予想では、コントレイル・アーモンドアイ・デアリングタクトという並びだったが、実際はコントレイルが一番後ろだった。おそらくあの辺りが菊花賞の疲れが残っていたということだろうな。直線でもヨレて、いつもの迫力がなかった気がする。

パドックでは一番後ろを歩いて、秋華賞の時よりも落ち着いていた。スタート前にゲート入りを嫌がる馬がいて、待たされてる間にテンションがあがっていって心配したが、レースの位置取りは完璧だった。惜しかったのは直線で外に出そうとしてコントレイルがぶつかってきたことだな。陣営の話だと内にささったらしいが、馬場の悪いところを通ってコントレイルと首差だから、まっすぐ走っていれば１着まであったかもしれない。

お前はいったいどの馬を応援していたんだ。

それにしてもキセキの大逃げは予想外だったな。

スローペースを想定していたのに根底から覆された。しかも、１０００メートル５７．９秒で暴走して直線で思いっきりバテていた。
一番割を食ったのが追いかけたグローリーヴェイズだろう。川田騎手は、スタートした直後はヨシッ！　と思ったはずだ。

ユーキャンスマイルは、調教段階でパッとしない感じだったが、レースでも元気がなかったな。
あとヨシオが、やっぱり出走手当狙いだった。無事２５０万円ゲットだ。森厩舎はちょいちょい出走手当狙いで、ハナから勝負にならない馬を登録してくるので覚えておくといい。

そんなの関係ねー。

オヤジっていうな。

そういえば、メジロマックイーン対トウカイテイオーで盛り上がった天皇賞（春）は、トウカイテイオーが５着に負けて、帰りは複雑な気持ちだった記憶がある。たぶんトウカイテイオーの単勝を買っていたのだと思うのだが、もう忘れてしまった。そういう意味でも、三冠馬三頭で決着して競馬ファンにとって最高の思い出になったと思うぞ。

私はいつも真面目だぞ。

来週はダートＧ１のチャンピオンズカップがあるぞ。
国内ダート無敗のクリソベリルがスタンバイしている。また１番人気が連勝を伸ばしそうな気配だな。