紫苑S 回顧

紫苑ステークス

パッシングスルー・・・パドックでは物見をする余裕。レースは外枠からじんわりと3番手に。カレンブーケドールをマークする形で進んで行った。4コーナーにかけて鞍上がゴーサインを出すも反応が鈍く、カレンブーケドールを捕らえるのにかなり苦戦した。さらに内を着いて伸びたフェアリーポルカに迫られて、ギリギリ先頭でゴール。戸崎騎手はこれが今年中山・芝コースでの初勝利となった。輸送クリアなどの条件はつくが秋華賞でも通用しそう。ルーラシップ産駒のワンツー。
フェアリーポルカ・・・+16キロはほぼ成長分か。パドックでは落ち着いた感じでゆったりと周回していた。レースは勝ち馬の内。インコースのいい位置を取った。直線入り口ではカレンブーケドールが邪魔になって一瞬進路を失うが、最内に切り替えてゴール寸前で際どく伸びた。着差は5センチもなかったはず。秋華賞も連候補になりうる。
カレンブーケドール・・・好スタート後、ちょっと躓く。レースは落ち着いて2番手を追走。ガッチリと手綱を押さえていた。余裕残しの分もあり最後は3着になったが、及第点は与えられる。ただ、思ったほど成長がなかったのも事実。秋華賞は枠順などの助けが必要か。
レッドベルディエス・・・ザ石の影響を心配したのか、ルメール騎手がめずらしく慎重に騎乗。ペースが遅くなったこともあり4着。回ったところも外過ぎた。最後は良く伸びているだけにもったいなかった。馬体の成長はほぼなかったが、切れ味タイプなので京都はプラスに出そう。
フィリアプーラ・・・スタート後、行くと見せかけて下げた。2着馬がスッと反応したところで遅れた。器用さがない。距離はこれぐらいが良さそう。乗り代わりで注意。
ローズテソーロ・・・パドックでチャかついていたが、レースでは完璧に折り合っていた。現時点では上位馬との差はあるが、成長力に定評のあるハーツクライ産駒だけに、いつか穴を開けそうなタイプ。
エアジーン・・・スタート後、クビをあげて行きたがる。騎手が思いっきり引っ張ってなだめていた。上がり33.6で最速を記録。今日のペースでは辛い。
グラウディーヴァ・・・馬が行きたがる。向かい正面ではジワッと上がっていくが直線では手応えがなかった。

◎パッシングスルーは秋華賞でも枠順が内なら軸にできそう。フェアリーポルカも同じ。カレンブーケドールは思ったほど成長が感じられなかった。秋華賞で人気をするようなら消してもいいかも。レッドベルディエスはルメールが選ぶかどうか。

 パッシングスルーの単勝が当たりました。
 前日の投票履歴だと馬名・レース名が表示されないみたいです。

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