史上初の父子・無敗の三冠制覇へ、コントレイルが飛翔!
【11R】 第81回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 芝3000m・外 (A)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | ディアマンミノル | 牡3 | 57 | *幸英明 | 道悪得意も良馬場の瞬発力勝負はどうか。 | |
1 | 2 | ガロアクリーク | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 皐月賞3着も距離との戦いを覚悟。 | |
2 | 3 | ◎ | コントレイル | 牡3 | 57 | 福永祐一 | 無敗の三冠ロード最終章。確勝級! |
2 | 4 | × | マンオブスピリット | 牡3 | 57 | M.デム | 京都に変わって大駆けを警戒。 |
3 | 5 | × | サトノインプレッサ | 牡3 | 57 | *坂井瑠星 | 出遅れ癖が課題も、良馬場での瞬発力に期待。 |
3 | 6 | △ | ヴェルトライゼンデ | 牡3 | 57 | 池添謙一 | 神戸新聞杯は不利な大外枠から2着。実績はナンバー2。 |
4 | 7 | ダノングロワール | 牡3 | 57 | *北村友一 | 長距離指向も相手が一気に強化でハードルは低くない。 | |
4 | 8 | ▲ | ディープボンド | 牡3 | 57 | 和田竜二 | レース毎にコントレイルとの差を着実に詰めている。 |
5 | 9 | ○ | アリストテレス | 牡3 | 57 | *ルメール | 前走素質馬との叩き合いを制す。夏を越して成長。 |
5 | 10 | サトノフラッグ | 牡3 | 57 | 戸崎圭太 | 万全の仕上がりも、皐月賞の前科がありあてにしづらい。 | |
6 | 11 | バビット | 牡3 | 57 | 内田博幸 | 4連勝は評価するが、京都3000を逃げきるのは至難。 | |
6 | 12 | レクセランス | 牡3 | 57 | 松山弘平 | いまもっとも勢いのある松山騎手騎乗。 | |
7 | 13 | ロバートソンキー | 牡3 | 57 | 伊藤工真 | 追加登録料を支払っての出走は怖い。 | |
7 | 14 | × | ヴァルコス | 牡3 | 57 | 三浦皇成 | セントライト記念ではゴール前で差を詰める。距離延長プラス。 |
7 | 15 | ブラックホール | 牡3 | 57 | *藤岡佑介 | 札幌記念は古馬相手に完敗。 | |
8 | 16 | $ターキッシュパレス | 牡3 | 57 | 富田暁 | 富田騎手は初のG1騎乗で見送り。 | |
B8 | 17 | 消 | キメラヴェリテ | 牡3 | 57 | 松若風馬 | 一本調子で3000メートルは厳しい。 |
8 | 18 | ビターエンダー | 牡3 | 57 | *津村明秀 | スタートして外々を回される恐れ。 |
クラシック最終戦・菊花賞--。皐月賞・ダービーを無敗で制したコントレイルがここでも堂々と主役をはる。逃げ切りで4連勝中のバビットと、ダービーでは3着と敗れたヴェルトライゼンデが一応の相手となる。他ではセントライト記念で2着・3着だったサトノフラッグとガロアクリークの春のクラシック組。神戸新聞杯で3着に食い込んだロバートソンキーが追加登録料を支払って出走してきた。
本命は父ディープインパクト以来の15年ぶりの無敗での三冠馬を目指す、コントレイル。ここまで6戦6勝の完璧な内容でケチをつける隙さえない。とくにダービーと神戸新聞杯は早々と抜け出すとゴール前では遊んでいる余裕があった。あの様子だと、本気で走ればまだ伸びていたはず。懸念された雨も木曜日にあがり、日曜の京都競馬場はパンパンの良馬場が見込まれる。枠順も2枠3番と絶好枠を引いた。ライバルらしいライバルは見当たらず、単勝1.1倍の断然人気が予測されるが負ける要素がない。
アリストテレスは1勝クラス・2勝クラスと連勝。夏を挟んで成長してきた。前走では青葉賞で2番人気に推されていたフライライクバードをゴール前の叩き合いで競り落とした。最後にグイッと伸びた脚は長距離への適性をうかがわせるのに十分。コントレイルを倒すのはさすがに至難の業だろうが、父エピファネイアの産駒では、先週のデアリングタクトが無敗で牝馬三冠を制したばかり。リーディングのルメール騎手の手腕と血の勢いにあやかりたい。
ディープボンドは春の京都新聞杯でG2を勝利。今年の出走馬中唯一の京都重賞勝利馬になる。休み明けの神戸新聞杯では先行して4着と伸びきれなかったが、注目点はこれまでコントレイルと3度対戦して、皐月賞1.4秒→ダービー0.9秒→神戸新聞杯0.5秒と着実に差を詰めてきていること。元々叩き良化型で、逆転は難しいとしてもコントレイルとの差をさらに詰めてくる可能性が高い。必ず馬券に抑えておきたい一頭。
ヴェルトライゼンデは、前走の神戸新聞杯で不利な大外枠から直線では強引に外に持ち出して2着に入った。勝ったコントレイルはまだ本気で走っていないとしても、大外枠だったことを考えれば差はもっと詰まっていた可能性がある。枠順もあり後方からの競馬になったが本来は先行タイプ。おそらく今回はコントレイルをマークする位置につけてくるだろう。ドリームジャーニー産駒で距離が伸びても問題ない。嫌なのはコントレイルが断然の人気の中、ライバルの1番手である同馬を買うとオッズがものすごく安くなること。
その他、京都新聞杯で2着のあるマンオブスピリット、出遅れ癖が懸念も内枠を引いてダービーと似た感じのサトノインプレッサ、セントライト記念でゴール前で一番伸びていたヴァルコスをあげる。
3番人気が予測されるバビットは、京都3000を逃げきるのは至難だとして無印にした。
展開は、外枠に入ったが逃げないと話にならないキメラヴェリテが逃げるはず。バビットは2番手を追走。コントレイルは4~5番手の内につけて、その直後にヴェルトライゼンデ・アリストテレスといった隊列になるはず。道中は淡々と流れるが、ペースがあまりに落ちすぎるようなら向こう正面で藤岡佑介騎手のブラックホール辺りが早めに動き出す可能性がある。バビットがキメラヴェリテを交わすのを合図にレースが一気に動く。良馬場で坂の下りを利用しての瞬発力勝負が濃厚。
単勝 | 3 |
馬連 | 3-9・8・6・4 |
三連単 | 1着固定 3 →9・8・6・4・5・14 →9・8・6・4・5・14 (30点) |
勝つのは99%コントレイルだと思いますが、さすがに人気しすぎで買えないです。ということで2・3着のワイド狙いで買ってみました。
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