インターナショナルS 2019

インターナショナルS
イギリス ヨーク競馬場 2050(芝)
1着賞金567,100ポンド(約8000万円)
8月21日(水) 発走23:35

◎クリスタルオーシャン:本格化したこの馬を倒せる馬は少ない
○エラーカム:同コースで行われた前走を完勝。高額の追加登録料を支払って出走
▲キングオブコメディ:前走で最後に猛追の2着。デットーリに鞍上がスイッチ
△ジャパン:Aオブライエン厩舎+ムーアのコンビ。距離短縮がどうか

 日本でいうとちょうど札幌記念の位置づけようなレース。2005年にはゼンノロブロイが出走して2着に入った。今年はシュヴァルグランが参戦。水曜日にネットのみで馬券が発売される。
 クリスタルオーシャンは前走のKジョージで欧州最強馬のエネイブルと激しいデットヒート。本格化とともに同馬が欧州2番手であることを強く印象づけた。馬が自信を持っており、いまのこの馬を倒すのは至難の業。問題は3走連続でネット販売のレースに登場して名前が売れすぎたために過度に人気を集めそうなことぐらい。
 エラーカムはヨークSで2着馬に2馬身差をつけて完勝した。ヨークSは今回行われるインターナショナルSと同コース同距離で行われており、有力ステップのひとつになっている。優勝賞金8000万のレースに対して1000万を超える追加登録料を払っての出走なので好勝負は必至。
 キングオブコメディはエネイブルと同じゴスデン厩舎の馬。前走のSジェームズでは最後に猛追して2着に入っており、距離が伸びる今回は末脚が生きる可能性が高い。さらに鞍上が世界的名手のL・デットーリに乗り代わりと勝負気配を感じる。ちなみにエネイブルはインターナショナルSの次の日に同じヨーク競馬場に行われるヨークシャーオークスに出走予定。そこでオブライエン厩舎のマジカルと再び激突する。
 ジャパンは名門オブライエン厩舎の管理する馬。インターナショナルSにも登録していたマジカルがヨークシャーオークスに回ったためR・ムーアが騎乗することになった。前走ではパリ大賞典を勝利しており、距離短縮の対応が鍵となる。
 まともならこの4頭で決まりそう。サーカスマキシマムはムーアがジャパンを選んだので厳しいと判断。
 O・マーフィー騎乗のシュヴァルグランはデータ的に厳しそうなものの、Kジョージよりは確実に前進しそうです。

 馬券はクリスタルオーシャンとエラーカムを1・2着にした3連単が良さそうです。

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