皐月賞 予想

出馬表・中山11R 皐月賞G1 2020年 4月19日(日) 3回中山8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】  第80回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 芝2000m (B)
馬名性齢斤量替 騎手予想コメント
1 1 コントレイル牡3 57 福永祐一無敗のG1馬。スピードタイプで道悪競馬は割引が必要。
1 2  レクセランス牡3 57 *北村友一いずれも接戦もここまで負けなし。相手一気強化と乗り代わり。
2 3  コルテジア牡3 57 松山弘平前走重賞勝利も相手レベル微妙。
2 4  テンピン牡3 57 中井裕二いきなりG1は厳しい。記念出走。
3 5 サトノフラッグ牡3 57 *ルメールO・マーフィー騎手絶賛の素質馬。晴雨兼用の末脚で。
3 6  ディープボンド牡3 57 *横山典弘重賞出走経験すらなく。
4 7 サリオス牡3 57 *レーンHペースの朝日杯を押し切る。豪州D・レーン強行来日。
4 8  ウインカーネリアン牡3 57 *田辺裕信重賞実績がなく。
5 9× ブラックホール牡3 57 石川裕紀父は稍重の皐月賞を4番人気で勝利した。
510 $アメリカンシード牡3 57 *丸山元気精神的にまだ未熟な面があり。
611  クリスタルブラック牡3 57 吉田豊荒削りもマクリの足はただ者ではない。
612  マイラプソディ牡3 57 武豊ゆくゆくはG1で好勝負可能の素質馬も完成は来年か。
713×$ダーリントンホール牡3 57 *M.デム共同通信杯の勝ち馬が絞れて上昇気配。
714× キメラヴェリテ牡3 57 藤岡康太単騎逃げが濃厚で一応の警戒が必要。
715  ラインベック牡3 57 *岩田康誠調教で見劣る。
816 ガロアクリーク牡3 57 ヒューイ距離延長は微妙も本格化の兆しあり。
817× ヴェルトライゼンデ牡3 57 池添謙一思ったほど上昇味を感じず。
818  ビターエンダー牡3 57 *津村明秀前走は展開に恵まれた印象。

牡馬クラシック第一段の皐月賞。朝日杯とホープフルSをそれぞれ無敗で制したサリオスとコントレイルが激突。弥生賞を勝利したサトノフラッグをくわえた三つ巴の構図となっている。伏兵陣ではこちらも2戦2勝と無敗で京成杯を勝ったクリスタルブラック、共同通信杯の勝ち馬ダーリントンホール、ホープフルS2着でスプリングSでも2着だったヴェルトライゼンデなど、多彩な顔ぶれが集結した。

問題は中山は土曜が大雨で、日曜には晴れるとの予報。土曜はおそらく外差し馬場だろうが、日曜の天候によっては乾いて、高松宮記念・桜花賞同様の前残りの馬場もありうる。当日は必ず馬場傾向の確認をしたい。

本命は4戦3勝で弥生賞を勝利したサトノフラッグ。英国に帰国したO・マーフィー騎手がダービー候補と絶賛したように、重馬場の弥生賞では外をまくって他馬を蹴散らした。ディープインパクト産駒で良馬場ならもっと楽に勝利していたはず。今回は武豊騎手からルメール騎手に乗り変わるが素直な気性でまったく不安はない。データからも最有力で、極端な不良馬場にでもならない限り軸馬としての信頼度は高い。

2番手はキンシャサノキセキ産駒のガロアクリークを推す。スプリングSでは6番人気と伏兵だったが、外を回って仕掛けられると内を回ったヴェルトライゼンデをあっさりとねじ伏せてしまった。とくに残り50で相手を1馬身半突き放した脚力が秀逸。3走目の水仙賞(2200メートル)で敗れたように距離延長はマイナスだが、調教で動けており調子落ちの心配はない。ヒューイットソン騎手とのコンビも2走目で前進を期待する。

ハーツクライ産駒のサリオスはここまで3戦3勝。前走の朝日杯は先行した馬が軒並みバテるハイペースの中、3番手を追走して押し切った。530キロを超える大型馬で、今回もおそらくプラス体重で出てくる。身体能力だけでいえばここでもナンバーワンの実力だが、ハーツクライ産駒は3歳春に一旦成績を落とす傾向がありその点がやや心配。同馬も中山よりも東京のタイプだろう。さらに言えばサウジRCでレコードを記録したように道悪競馬も未知数。今回はD・レーン騎手がコロナ騒動の中、2週間の隔離措置を覚悟で緊急来日してきた。わざわざ豪州政府の特別許可をもらったとか。陣営の意気込みは並々ならぬ物がある。

ディープインパクト産駒のコントレイルは3戦3勝でホープフルSを制覇した。昨年のサートゥルナーリア同様、皐月賞にぶっつけで参戦。近年は外厩が整備されて調整技術が発展しているので、そこまで割り引く必要はないだろう。むしろ3戦ともに上がり3F最速を記録しているように素軽い切れ味が身上のタイプで馬場状態が心配。道悪競馬なら単純にマイナスだろう。あとはこの最内枠がどうか。もしスタートで失敗するようなことがあれば馬群に囲まれて身動きが取れなくなる恐れがある。

その他、単騎逃げが濃厚のキメラヴェリテ、データ上巻き返しの余地があるブラックホール、共同通信杯の勝ち馬で調教も動けていたダーリントンホール、一度使われたヴェルトライゼンデをあげる。経験上キメラヴェリテのような逃げ馬は必ず押さえておいた方がいい馬。(10回に1回ぐらい逃げ残る)

2戦2勝のクリスタルブラックは気性の荒さを懸念して無印にした。

馬連を買っても当たる気がしないので単勝にしました。当日に1番人気にならないことを祈ります。

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