阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
211212サークルオブライフ牝2M.デム 54 10   11-103
201213ソダシ牝2吉田隼人 54 6   05-041
191208レシステンシア牝2北村友一 54 4   01-014
181209ダノンファンタジー牝2C.デム 54 13   15-161
171210ラッキーライラック牝2石橋脩 54 11   08-082
161211ソウルスターリング牝2ルメール 54 2   03-041
151213メジャーエンブレム牝2ルメール 54 2   02-011
141214ショウナンアデラ牝2蛯名正義 54 16   13-125
131208レッドリヴェール牝2戸崎圭太 54 8   08-085
121209ローブティサージュ牝2秋山真一 54 1   10-085

過去には阪神三歳S(現2歳)として、東の朝日杯と同日に開催されていたが、1991年に路線整備が行われて阪神三歳牝馬ステークスとして牝馬限定戦に変更された。2001年に名称を現在の阪神JFに変更。ここを勝った馬が最優秀2歳牝馬に選ばれることになる。

昨年は3番人気のサークルオブライフが直線抜け出して2歳最優秀牝馬に輝いた。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 4- 1- 0- 5/ 1040.0%50.0%50.0%11163
2番人気 1- 4- 0- 5/ 1010.0%50.0%50.0%4174
3番人気 1- 1- 3- 5/ 1010.0%20.0%50.0%5695
4番人気 1- 0- 4- 5/ 1010.0%10.0%50.0%112118
5番人気 3- 0- 0- 7/ 1030.0%30.0%30.0%32590
6番人気 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%0112
7番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
8番人気 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%0123
9番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
10~人気 0- 2- 1- 85/ 880.0%2.3%3.4%049

1番人気は4勝2着1回で連対率50%。
2~4人気は1勝ずつで、5番人気が3勝をあげている。
二桁人気以下で馬券になった3頭は15年以前で、馬場の高速化とともに比較的堅い傾向になってきている。

三連単の平均配当は33万円とかなり高いが、これは12年に5番人気のローブディサージュが1着、2着に15番人気、3着に10番人気と入り、304万円の大波乱になった影響が大きい。

上位人気(想定)・・・リバティアイランド、ラヴェル、ウンブライル、モリアーナ、ドゥーラ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
アルテミG3 4- 3- 3-16/2615.4%26.9%38.5%5984
ファンタG3 3- 0- 2-32/378.1%8.1%13.5%5932
アイビー 1- 1- 0- 0/ 250.0%100.0%100.0%140130
札幌2歳G3 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%730170
からまつ500* 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%980260
サフラン・1勝 0- 2- 0- 0/ 20.0%100.0%100.0%0420
京王杯2G2 0- 1- 1- 3/ 50.0%20.0%40.0%0188
新潟2歳G3 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%030
りんどう500* 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%0486
白菊賞500* 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%030
赤松賞500* 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%040
新馬・牝 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%0243
サフラン500* 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0153
サウジアG3 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%056
アルテミ・重 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00

アルテミスSとファンタジーSが4・3勝ずつで主力を形成。
新馬戦から挑戦してくる馬が何頭かいるが勝利したのは11@ジュワドヴィーヴルが最後で、近年は馬券になっていない。未勝利クラスも同様。最低でも前走1勝クラスには出走していたい。

アルテミスS・・・ラヴェル、リバティアイランド、ミシシッピテソーロ

ファンタジーS・・・リバーラ、ブトンドール、アロマデローサ

新馬・未勝利・・・シンリョクカ、ハウピア

キャリア別集計

キャリア 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1戦 0- 0- 1- 13/ 140.0%0.0%7.1%0104
2戦 5- 4- 4- 32/ 4511.1%20.0%28.9%9063
3戦 5- 4- 5- 50/ 647.8%14.1%21.9%3760
4戦 0- 2- 0- 30/ 320.0%6.3%6.3%090
5戦 0- 0- 0- 14/ 140.0%0.0%0.0%00
6戦 0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%0.0%00
7戦 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00

最近はレース数を抑えて目標のレースに直行するのが主流となっているため、キャリア2戦と3戦馬でほとんど占められている。
キャリア4戦だとギリギリで、キャリアが5戦を超えると消しになる。

キャリア5戦以上・・・ミスヨコハマ

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 8- 7- 5- 69/ 899.0%16.9%22.5%6090
前走2着 2- 1- 3- 21/ 277.4%11.1%22.2%3940
前走3着 0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%0112
前走4着 0- 0- 0- 11/ 110.0%0.0%0.0%00
前走5着 0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%046
前走6~9着 0- 0- 1- 19/ 200.0%0.0%5.0%022
前走10着~ 0- 0- 0- 12/ 120.0%0.0%0.0%00

勝ち馬の8頭が前走で1着だった。それ以外の2頭も前走2着で、馬券圏内に入った30頭中26頭が前走で2着以内に入っていた。前走3着以下の馬はかなり厳しい。

前走1着・・・ラヴェル、ウンブライル、リバーラ、モリアーナ、サンティーテソーロ、イティネラートル、ドゥーラ、他

前走3着以下・・・アロマデローサ、エイムインライフ、ミシシッピテソーロ

前走着差別集計

前走着差 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
勝0.3~0.5 3- 2- 1-10/1618.8%31.3%37.5%53131
勝0.1~0.2 3- 4- 2-31/407.5%17.5%22.5%62107
勝0.0 2- 1- 2-28/336.1%9.1%15.2%6150
負0.0 1- 1- 1- 4/ 714.3%28.6%42.9%3575
負0.1~0.2 0- 0- 3-19/220.0%0.0%13.6%022
負0.3~0.5 1- 2- 0-22/254.0%12.0%12.0%3261
負0.6~0.9 0- 0- 1-19/200.0%0.0%5.0%022
負1.0~1.9 0- 0- 0-12/120.0%0.0%0.0%00

前走で0.3秒以上の差をつけて勝利した馬は連対率が31%と高い。
0.1秒以上負けから巻き返した馬は前走重賞だった。
前走着差なしで勝利した馬はあまり成績が良くない。

0.3秒差以上で勝利・・・サンティーテソーロ、モリアーナ、イティネラートル、ウンブライル

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 6- 5- 2-27/4015.0%27.5%32.5%7987
社台ファーム 2- 1- 0-16/1910.5%15.8%15.8%9164
下河辺牧場 1- 0- 2- 2/ 520.0%20.0%60.0%196134
千代田牧場 1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%14047
コスモヴューファーム 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0153
清水牧場 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%085
天羽禮治 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0670
上村清志 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%02430
ノースヒルズ 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%060
追分ファーム 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0153
ビッグレッドファーム 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0150
フジワラフアーム 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%085
伏木田牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0240
酒井牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0230

昨年は連勝がストップしたが、ノーザンファーム生産馬が6勝と圧倒。その昨年もナミュールが出遅れてのものなので必ず馬券に組み入れたい。

ノーザンファーム生産・・・リバティアイランド、ウンブライル、ラヴェル、ドゥアイズ、モリアーナ、ミスヨコハマ、アロマデローサ、ブトンドール

1・2着馬のデビュー戦成績

1着2着
218月新潟(4人気)3着6月札幌(6人気)1着
207月函館(3人気)1着6月東京(1人気)1着
1910月京都(1人気)1着8月新潟(2人気)2着
186月東京(2人気)2着9月小倉(1人気)1着
178月新潟(2人気)1着10月東京(2人気)1着

10頭中7頭がデビュー戦で1・2番人気だった。
デビュー戦で3着だったのは昨年のサークルオブライフのみ。
6月の東京と8月の新潟でデビューした馬に注目したい。

該当馬・・・ウンブライル、リバティアイランド

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%11231
平地・先行 3- 2- 1- 33/ 397.7%12.8%15.4%2195
平地・中団 5- 5- 7- 57/ 746.8%13.5%23.0%5762
平地・後方 1- 3- 2- 49/ 551.8%7.3%10.9%443

逃げて勝利したのは19@レシステンシアのみ。2歳戦で短距離馬が参戦してくることもありペースがあがりやすい。
馬券の中心は決め手の鋭い差しタイプの馬になっている。

逃げ・・・イティネラートル

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%8130
2番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%5324
3番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
4番 1- 0- 3- 6/1010.0%10.0%40.0%11295
5番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
6番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%3261
7番 0- 3- 0- 7/100.0%30.0%30.0%0278
8番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%14634
9番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%081
10番 1- 1- 2- 6/1010.0%20.0%40.0%56194
11番 1- 2- 3- 4/1010.0%30.0%60.0%41193
12番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
13番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%2682
14番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
15番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
16番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%9826
17番 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00
18番 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%013

桜花賞と同じ阪神1600m(芝・外回り)のコースで行われるが、基本的に枠順の有利不利はないと考えていい。
注意点としては、最近はエアレーションやシャタリングの影響で開催終盤になってもインコースが思ったほど荒れずに内を通った馬がかなり有利になるケースがあること。
逆にレース前に雨が降ると内側が極端に荒れて外差し馬場に一変する。
そのため当日の天候と馬場状況はしっかり確認したい。

まとめ

今年はアルテミスSとファンタジーSの1・2着馬が出走。
このうちノーザンファーム生産馬はリバティアイランドとラヴェルとブトンドール。
通常アルテミスS1着のラヴェルを上位と見るべきだが、大外枠に入ったのが・・・。
昨年のような外差し馬場なら問題ないが、こればかりは当日の馬場を見てみないとわからない。
8月・新潟デビューでもあり、リバティアイランドを推奨馬にしたい。
ちなみに1番人気馬は1着と着外を交互に繰り返しており、今年は1着の番。

次点には順当にラヴェルを。
ノーザンファームは過去10年で3回1・2フィニッシュをしていて、上位独占も十分ありえる。

穴はキャリア3戦の中からファンタジーSで上がり3F・1位を記録して2着に入ったブトンドール。
リバーラは10人気だったのと逃げて勝ったのがどうか。

横山武史騎手が大絶賛のウンブライルは、同馬まであげると1~3人気でガチガチになるのと昨年のナミュールと少しだけ姿がダブるのでやめておいた。ラヴェル同様、17番枠というのも当日の馬場に左右されそう。

推奨リバティアイランド
減点ありラヴェル
ブトンドール

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