フラワーカップ 予想

34回 フラワーカップ G3

金曜 中山11R 1800(芝)

 うららかな日よりの樫の木の下へ--。

◎クリスティ:ハイレベルだった阪神JF8着を改めて評価。

○シーズンズギフト:2戦連続上がり最速の無敗馬。

▲チェスナットドレス:未勝利戦での勝ちっぷりが鮮やかで。

△フラワリングナイト:後方で折り合えば。

×レッドルレーヴ:ヒューイットソン騎手とのコンビで藤沢厩舎が連覇を狙う。

×ミアマンテ:道悪巧者。良馬場のスピード勝負でどうか。

×ナリノクリスティー:意外とペースが緩くなりそう。

過去の勝ち馬にはシーザリオやキストゥヘヴンなどG1馬の名前がある。今年もオークスを目指す有力牝馬たちが参戦してきた。問題なのは前走でルメール騎手が乗って勝った3頭。コロナの関係で早めにドバイへ入国したため序列の判断が難しくなっている。情報ではレッドルレーヴに騎乗予定だったが。

本命は前走阪神1800の1勝クラスを突破したクリスティ。レースでは持ったまま先頭に並びかけると力強く押し切った。2着馬はその後若駒S・すみれSとOPで僅差の2着となったように相手も弱くなかった。ハイレベルだった阪神JF以外は2着を外していない点も強調できる。調教も栗東坂路でラスト12.0と動けていた。前で折り合えるタイプで3着は外さないだろう。

エピファネイア産駒のシーズンズギフトは新馬・若竹賞を連勝。ここまで2戦2勝と負けなしできている。いずれも上がり3ハロンが最速と末脚が武器。今回は横山典弘騎手に乗り変わる。過去10年のデータ(※良馬場)で、前走・芝コースで上がり1位を記録した馬が3勝をあげている。あとは末脚が活きる流れになれば。

チェスナットドレスは、4ヶ月ぶりとなったつばき賞で外から並びかけるも伸びきれずに4着と敗れた。重馬場で非力な牝馬には辛い展開だったのが敗因と思われる。休養前の未勝利戦では、日曜のスプリングSに出走するファルコニアを2馬身引き離して勝利したように良馬場なら切れ味が増す。初の輸送がどうかだが、おそらくほとんど人気をしないはずなので穴として推奨。

フラワリングナイトはシーズンズギフトと同じエピファネイア産駒。デビュー以来M・デムーロ騎手が手綱を取っている。前走は後方からレースを進めるも道中で脚を使ってしまい3着と敗れた。気性がまだ若く行きたがるのが難点。おそらく今回は直線まで脚を溜める作戦だと思うので、あとはうまく折り合えば。

その他、ルメール騎手が乗る予定だったレッドルレーヴ、もしかすると逃げるかもしれないナリノクリスティー、道悪競馬が得意そうなミアマンテをあげる。
データ的にはありのポレンティアはフェアリーSが低レベルと読んで軽視しました。(4着のシャインガーネットがファルコンSを勝ちましたが)

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