高松宮記念 予想

出馬表・中京11R 高松宮記G1 2020年 3月29日(日) 1回中京8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】  第50回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝1200m (B)
馬名性齢斤量替 騎手予想コメント
1 1 ステルヴィオ牡5 57 丸山元気気配上向き絶好。スタートで失敗すればドボン。
1 2  アウィルアウェイ牝4 55 松山弘平前走と相手も馬場状況もまったく違う。
2 3× ダイアトニック牡5 57 北村友一この距離短縮はプラス。枠も良いところを引いた。
2 4  ティーハーフ牡10 57 国分優作さすがに10歳でこのメンバーは厳しい。
3 5  ラブカンプー牝5 55 酒井学最近は直線で走るのをやめる傾向があり。
3 6 ダノンスマッシュ牡5 57 川田将雅川田騎手が継続騎乗でライバルに肉薄。
4 7  グルーヴィット牡4 57 岩田康誠G1では役不足の感。
4 8  グランアレグリア牝4 55 池添謙一休み明けは3戦3勝。道悪競馬はマイナスだろう。
5 9タワーオブロンドン牡5 57 福永祐一休み明けを叩かれてG1馬が順調に浮上。不動の本命馬。
510  アイラブテーラー牝4 55 武豊7戦5勝の勢いはG1でも侮れない物があり。
611 クリノガウディー牡4 57 和田竜二道悪競馬に強いスクリーンヒーロー産駒の力に期待。
612× セイウンコウセイ牡7 57 幸英明3年前の勝ち馬。タイムのかかる競馬には滅法強い。
713  ダイメイプリンセス牝7 55 秋山真一理想はインが荒れた外差し馬場。
714×モズアスコット牡6 57 M.デム調教は依然好調。芝G1に実績があり軽視禁物。
715  ナックビーナス牝7 55 田辺裕信外からハナを叩かれる心配あり。
816 モズスーパーフレア牝5 55 松若風馬坂路で49秒台。逃げ濃厚もこの外枠が。
817 シヴァージ牡5 57 藤岡佑介実績見劣る。
818  ノームコア牝5 55 横山典弘G1馬も試練の大外枠。

昨年の勝ち馬ミスターメロディーが開催中止となったドバイに遠征した以外は、現時点で1200のベストと思われる好メンバーが揃った。注意点としては今年は開幕週(訂正※先週の競馬がなかっただけでした)の馬場で行われることと、当日の天候は雨で重もしくは不良が予想されること。例年の傾向があまり当てにならないことに頭に入れておきたい。

なお、データではタワーオブロンドンが最有力となっている。

タワーオブロンドンは前走のオーシャンステークスが約半年ぶりのレース。58キロと勝ち馬よりも2キロ重い斤量を背負いながらも3着に入った。520キロとやや余裕残しの馬体だった上、元来レースを使いつつ調子を上げてくるタイプで、今回はほぼ100%の出来で出走してくると見て良いだろう。主戦のルメール騎手が2週間の隔離状態にあるため福永騎手に乗り変わるが、同騎手は高松宮記念で2勝をあげており心配の必要はない。血統的に道悪競馬でも、それほどマイナスにはならないはず。枠的にもまず勝ち負けだろう。

ダノンスマッシュは前走のオーシャンSでライバルのタワーオブロンドンに勝利した。レースで2キロ恩恵があり、さらにこちらは香港以来の3ヶ月ぶりと有利な状況が重なっていた。昨年のスプリンターズSでは1番人気に推されながら、勝負所でタワーオブロンドンに外を被されて仕掛けが遅れる面があった。今回はそれを考えて早め早めの競馬を心がけるだろう。唯一の心配な点は、いつもスタートで1~2馬身ほど遅れること。内と外に早い馬が揃っただけにガッチャンコ(左右から進路を閉じられて手綱を引く)を食らう場面が出てくるかもしれない。道悪競馬についてはスピードタイプだけに未知数。ライバルより一歩先に仕掛けてG1制覇を狙いたい。

クリノガウディーは前走の阪急杯で7着と敗れたものの、着差は0.4差とわずかだった。今回は森祐太朗騎手(重賞未勝利)から和田騎手に乗り変わる。スクリーンヒーロー産駒は不良馬場を得意としており、当日の馬場状況によっては大駆けする可能性がある。朝日杯ではグランアレグリアを差し切っておりG1で通用する能力はある。やや行きたがる気性で距離短縮はプラスのはず。ほとんど人気しないはずなので大穴として推奨。

ロードカナロア産駒のステルヴィオは一昨年のマイルCSの勝ち馬。前走では9ヶ月ぶりとなったレースを出遅れながら直線だけで鋭く差し込んできた。スピード能力はここでも十分通用する。調教では前を行く馬の後ろにつけると、直線だけでサッと交わしたように絶好の動きを見せていた。能力的にも一変の注意が必要。あとはこの1番枠がどうか。前走同様スタートでポジションを下げるようだと馬群を捌くのに苦労する。

その他、ダノンスマッシュと同じ安田隆行厩舎のダイアトニック、時計のかかる馬場だと鬼のように強いセイウンコウセイ、今年のフェブラリーSの覇者・モズアスコットをあげる。とくにダイアトニックは良い枠を引いただけに、昨年のミスターメロディー同様に最短距離を回って抜け出してくる可能性がある。

なお、坂路で49秒台と調教が抜群のモズスーパーフレアと暮れの阪神Cで5馬身差の楽勝をしたグランアレグリアは、道悪競馬がマイナスではないかと読んで軽視しました。

タワーオブロンドンとクリノガウディーの3連単にしました。データから3着には二桁人気の馬がたびたび来ているので。あとはどうせなら滝のように雨が降ってほしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました