ラジオNIKKEI賞 予想 2020

出馬表・福島11R ラジオNIHG3 2020年 7月 5日(日) 2回福島2日目 12頭 [15:45発走]
【11R】  第69回ラジオNIKKEI賞
3歳・オープン・G3(ハンデ)(国際)(特指) 芝1800m (A)
馬名性齢斤量替 騎手予想コメント
1 1  バビット牡3 53 団野大成いまだ2着を外していない。
2 2 ディープキング牡3 52*戸崎圭太3着を7馬身離す。乗り代わりで逆転注意。
3 3  アルサトワ牡3 54*田辺裕信前走強敵を退ける。再び行ききれば。
4 4× コンドゥクシオン牡3 53*石川裕紀距離短縮は確実にプラス。差し脚が活きる。
5 5 サクラトゥジュール牡3 54*石橋脩折り合えば重賞でも能力は上。
5 6× アールクインダム牝3 51*吉田豊ダートで大敗も条件変わりで激走の可能性。
6 7  ベレヌス牡3 53 西村淳也初芝で一変も前走のような楽な展開は望めまい。
6 8 グレイトオーサー牡3 54 レーン2戦2勝。D・レーン+堀厩舎の強力コンビ。
7 9 パラスアテナ牝3 52 武豊レースセンスの高さはメンバー随一。武豊騎手が志願の騎乗。
710  コスモインペリウム牡3 53 武藤雅道悪でタイムがかかれば浮上。
811× パンサラッサ牡3 54*三浦皇成上がりのかかる競馬は鬼のように強い。当日の馬場次第。
812  ルリアン牡3 54*坂井瑠星未勝利・1勝クラスと楽勝も、乗り代わり微妙。

3歳限定のハンデ重賞に、正直微妙なメンバーが揃った。メンバーの中に重賞勝利馬はおろか連対馬すらおらず、3勝目をあげている馬もいない。12頭中8頭が1勝クラスを勝ち上がったばかりで、どの馬にもチャンスがあるといえる。

問題は日曜日の福島地方は雨模様で降水確率が60%となっている。開幕週でそこまで悪化することはないと思うが、雨量によっては瞬発力よりも道悪の巧拙がレース結果を左右する可能性がある。

本命は東京の1勝クラス(1600メートル)を勝ち上がったサクラトゥジュール。堀厩舎は2頭出しで、前走はレーン騎手が乗っていたのだが、同騎手はグレイトオーサーを選んだ。やや折り合いの難しいタイプだが、似たようなコース(中山・1800)で行われた4戦目では、皐月賞4着になったウインカーネリアンに食らいついていた。さらに2戦目の勝ち馬は桜花賞3着のスマイルカナ。データからも有力で、G1で好走した馬たちと遜色ない能力を持っている。ここまで6戦して3着を外していない安定感も魅力。

ディープキングは前走の1勝クラスで2着になった。勝ち馬は、今回も出走しているパンサラッサ。レースは大逃げを打った勝ち馬を捕まえきれずに0.4秒差をつけられてしまったが、同馬も3着を7馬身突き放した。上がり3ハロン34.9は、2位を0.6上回る。ハンデ戦で斤量差が1キロ広がる上、戸崎騎手に乗り変わる。ディープインパクト産駒はこのレースで【4-1-1-8】の好成績。逃げ馬が揃っており、差し馬の同馬に流れが向く可能性が高い。

ノヴェリスト産駒のグレイトオーサーは、ここまで2戦2勝。体質が弱くてデビューが4月と遅れた未勝利戦で、既走馬相手にあっさり勝ち上がったのが素晴らしい。本命馬と同じく堀厩舎で、3戦続けてD・レーン騎手が手綱を取る。まだ底を見せていないこともあり、重賞もあっさり通過してもおかしくない素質の持ち主。2戦目で逃げて序盤は折り合いをつけるの苦労していたのだけが気がかり。今回は逃げ馬が揃っており、2~3番手からレースを進めるはず。

パラスアテナは今年の1月にダート戦でデビューすると、3戦目の福島・未勝利戦を5馬身差をつけて勝ち上がった。前走のカーネーションCでは武豊騎手を背に上がり33.3の末脚で完勝。通常は53キロまでの馬しか乗らない武豊騎手がわざわざ減量して、福島までの乗りに来るところに、同馬に対する評価の高さがうかがえる。前走で繰り出した上がり3ハロンのタイムは、同日のメイS(古馬・OP)と遜色がない。

その他、前走で1勝クラスを逃げきったパンサラッサ、唯一前走が芝重賞だったコンドゥクシオン、ダート交流重賞は度外視が可能なアールクインダムをあげる。

展開は、前走逃げた馬が7頭もいて、小回りの福島コースということもあり序盤から激しい先行争いが予想される。後方で脚を溜めるタイプの馬に流れが向きそう。

コンドゥクシオンかアールクインダムを買いたいと思いつつもその勇気がない馬券です。

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