史上初のG1・8勝目へ、アーモンドアイがこんどこそ!
【11R】 第162回天皇賞(秋)
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝2000m (B)
枠 | 番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 替 騎手 | 予想コメント |
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1 | 1 | ブラストワンピース | 牡5 | 58 | *池添謙一 | 出足がなく外の馬に囲まれる恐れあり。 | |
2 | 2 | カデナ | 牡6 | 58 | *田辺裕信 | 一級線相手では見劣る印象。 | |
B3 | 3 | ダイワキャグニー | セ6 | 58 | 内田博幸 | 東京1800のマイスター。2番手から抜け出し。 | |
4 | 4 | ○ | ダノンキングリー | 牡4 | 58 | 戸崎圭太 | 調教で活気のある動きを披露。58キロ克服で好勝負可能。 |
5 | 5 | 消 | ウインブライト | 牡6 | 58 | *松岡正海 | 目標はあくまでも香港。ここは叩き台。 |
5 | 6 | × | フィエールマン | 牡5 | 58 | *福永祐一 | 距離短縮はむしろ好材料。三冠ジョッキーの福永騎手。 |
6 | 7 | ▲ | クロノジェネシス | 牝4 | 56 | 北村友一 | 宝塚記念馬。超高速馬場への対応が鍵。 |
6 | 8 | キセキ | 牡6 | 58 | *武豊 | 常にスタートの不安がつきまとう。 | |
7 | 9 | ◎ | アーモンドアイ | 牝5 | 56 | ルメール | 連覇と夢のG1・8勝へ今度こそ鉄壁の構え! |
7 | 10 | △ | スカーレットカラー | 牝5 | 56 | 岩田康誠 | 調教抜群。一発があるとすればコレ。 |
B8 | 11 | × | ダノンプレミアム | 牡5 | 58 | *川田将雅 | 昨年2着と同じローテーション。軽視禁物。 |
8 | 12 | × | ジナンボー | 牡5 | 58 | M.デム | この枠でも逃げるしかないだろう。 |
古馬の中距離王を決める天皇賞(秋)にG1馬7頭を含む12騎が参戦。昨年の勝ち馬で、安田記念ではグランアレグリアの2着に敗れたアーモンドアイは新記録となるG1・8勝に再び挑む。ストップをかけるのは宝塚記念で5馬身差の圧勝を演じたクロノジェネシス。どちらもノーザンファーム生産の牝馬で、スプリンターズSを勝利したグランアレグリアを含む新旧女王対決の様相を呈している。割って入るのは4歳馬のダノンキングリー。その他、春秋連覇を狙うフィエールマン、昨年の2着馬のダノンプレミアムが牝馬に負けじと秋の盾を狙う。
データからは4・5歳の争いで、年内にG1勝利のある馬が活躍している。
本命はここが安田記念2着以来となるアーモンドアイ。前走は1歳下の牝馬グランアレグリアに完敗したが、スタートで立ち後れて外を回すのに手間取ったのが痛かった。道中での差がそのままゴールでの着差となっているように伸びなかったわけではない。有馬記念・安田記念はともに在厩で調子がイマイチだったのに対して休み明けは【6-0-0-0】とパーフェクトの成績。12頭立てで頭数も手頃で馬群を捌く手間が省けるのもプラス。天皇賞(秋)連覇達成と、史上初のG1・8勝目へ視界は良好。
ダノンキングリーは昨年の皐月賞3着・ダービー2着、大阪杯でも3着とG1に手が届きそうで届かない。安田記念は稍重の馬場と初めて背負う58キロが響いたのか、絶好位につけながらも伸び負けしてしまった。再び58キロを背負うのは試練だが、調教の動きは良く、週中は晴天続きでパンパンの良馬場が想定されている。超高速馬場ならディープインパクト特有の瞬発力が活きるだろう。
クロノジェネシスは秋華賞でG1馬の仲間入りを果たすと、重馬場の京都記念では同世代のライバルを相手に楽勝。宝塚記念では並み居る強豪牡馬を相手に5馬身差の圧勝を演じた。勝因は直前の雨で内馬場が荒れたことだが、G1レースで2着馬を1秒もちぎるのはなかなかできることではない。パゴ産駒でタフな馬場を得意としており、昨年のエリザベス女王杯では切れ負けした。超高速馬場への対応が未知な点だけ割り引いた。
スカレットカラーはアーモンドアイと同世代の牝馬。G1での好走歴はないが昨年の府中牝馬Sではラッキーライラックらを外からねじ伏せた。その時のタイムは稍重で1.44.5。1ハロン12秒かかったとしても十分天皇賞秋で通用する。なにより今週の調教では絶好の動きを見せていた。器用さがないタイプで後ろからの競馬になるが、Hペースに流れた場合には2~3着に食い込む余地がある。
その他、天皇賞(春)の勝ち馬でG1・3勝のフィエールマン、昨年の2着馬でブリンカー着用のダノンプレミアム、先行脚質でデムーロ騎手騎乗のジナンボーを挙げる。
展開は、瞬発力勝負では分の悪いジナンボーが逃げてダイワキャグニーが2番手。その後ろにダノンプレミアム。アーモンドアイとダノンキングリーは中団に。平均ペースで流れて、4コーナーにかけてダノンプレミアムが早めに並びかけて一歩先に抜け出しを図る。直線は横に広がっての追い比べ。スタートに不安のあるキセキはおそらく後ろからだろう。
単勝 | 9 |
馬連 | 9-4・7・10・6・11 |
三連単 | 1着固定 9 →4・7・10・6・11・12 →4・7・10・6・11・12 (30点) |
桜花賞で見て以来、アーモンドアイが出走するレースでは必ず本命にして1着固定で馬券を買ってるのに、いまだに当たったことがないという謎。
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