スプリンターズステークス 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
231001ママコチャ牝4川田将雅 56 6   03-023
221002ジャンダルム牡7荻野極 57 2   03-028
211003ピクシーナイト牡3福永祐一 55 4   03-023
201004グランアレグリア牝4ルメール 55 10   15-151
190929タワーオブロンドン牡4ルメール 57 8   11-082
180930ファインニードル牡5川田将雅 57 8   06-081
171001レッドファルクス牡6M.デム 57 8   11-101
161002レッドファルクス牡5M.デム 57 13   09-073
151004ストレイトガール牝6戸崎圭太 55 2   08-091
141005スノードラゴン牡6大野拓弥 57 18   11-1013

秋G1シリーズ開幕を告げる短距離王決定戦。
99年以前は有馬記念の一週前に行われていたが、短距離路線の整備にともない9月の最終週に移された。
98年には引退レースのタイキシャトルが単勝1.1倍の圧倒的人気で3着に敗れた。
ロードカナロアやレッドファルクスなど連覇した馬がいる一方で、ここがG1初勝利という馬も少なくない。14年は馬場改修のため新潟競馬場で行われた。

昨年は3番人気のママコチャがG1のタイトルを獲得した。

人気

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 4- 0- 2- 4/ 1040.0%40.0%60.0%12687
2番人気 1- 3- 0- 6/ 1010.0%40.0%40.0%2975
3番人気 3- 2- 0- 5/ 1030.0%50.0%50.0%194112
4番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
5番人気 0- 1- 2- 7/ 100.0%10.0%30.0%0124
6番人気 0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%032
7番人気 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%086
8番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%20347
9番人気 0- 0- 2- 8/ 100.0%0.0%20.0%0123
10~人気 1- 2- 3- 65/ 711.4%4.2%8.5%6565

1番人気は4勝3着2回で、連対率は40%。
馬券に絡めなかったのは、22@メイケイエール、21@ダノンスマッシュ・16@ビッグアーサー・14@ハクサンムーンで、いずれも栗東所属馬で前走1番人気、うち3頭が前走でセントウルSに出走という共通項があった。
2番人気は1勝2着3回、3人気は3勝2着2回と、連対率だとほぼ互角の数字。
二桁人気馬も6頭が馬券になっていて、中途半端な穴を狙うよりは思い切って人気薄の馬を2・3着に入れる度胸が必要。

年齢

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3歳 1- 2- 1- 16/ 205.0%15.0%20.0%2698
4歳 3- 3- 5- 23/ 348.8%17.6%32.4%2981
5歳 2- 4- 1- 37/ 444.5%13.6%15.9%2744
6歳 3- 0- 2- 26/ 319.7%9.7%16.1%17474
7歳 1- 1- 1- 22/ 254.0%8.0%12.0%8199
8歳 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00

4~6歳はほぼ互角。
連対率・複勝率だと4歳がリードしているが、単勝回収値だと6歳が100円を超える。
7歳で勝利した22@ジャンダルムは例外的存在で、7歳以上は苦戦の傾向にある。
3歳による勝利は21@ピクシーナイトのみ。
5・6歳で勝利した馬は16@レッドファルクス以外はGⅠレースでの連対実績があった。
(ジャンダルムも2歳時のホープフルSで2着の実績があった)
5歳以上でG1実績のない馬は割り引いて考えたい。

牝馬は全体で【3-5-6-46】。上位人気に支持されている牝馬は、普通に通用している。

前走レース

前走レース 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
セントウG2 4- 3- 1-44/527.7%13.5%15.4%2955
安田記念G1 2- 1- 1- 6/1020.0%30.0%40.0%54145
北九州記HG3 2- 1- 1-19/238.7%13.0%17.4%10965
キーンラG3 1- 1- 5-37/442.3%4.5%15.9%10568
CBC賞HG3 1- 1- 0- 1/ 333.3%66.7%66.7%306233
ヴィクトG1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0150
函館スプG3 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%028
高松宮記G1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0145
朱鷺S 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%0175
パラダH(L) 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0770

セントウルS組が4勝をあげて主力を形成。勝利した4頭は前走で3人気以内に支持されていた。
安田記念から勝利したのは20@グランアレグリアと17@レッドファルクスで、ともにG1勝利があった。
今年は、香港からの参戦が2頭いるが、過去には10@ウルトラファンタジアが10人気で勝利している。

馬体重

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
420~439kg 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%0127
440~459kg 0- 0- 3- 17/ 200.0%0.0%15.0%0106
460~479kg 4- 3- 5- 34/ 468.7%15.2%26.1%4284
480~499kg 1- 3- 1- 35/ 402.5%10.0%12.5%1248
500~519kg 4- 2- 1- 28/ 3511.4%17.1%20.0%20571
520~539kg 1- 1- 0- 12/ 147.1%14.3%14.3%3737
540~ 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

勝ち馬は460キロ以上の馬から出ている。
意外なのは520キロ超える超大型馬が1勝しかできていないこと。

1・2着馬の中山競馬場での実績

1着2着
23ターコイズS5着春雷S1着
22オーシャンS1着・ホープフルS2着3歳
213歳なし
20なしオーシャンS1着・スプリンターズS3着
19なしオーシャンS1着
183勝クラス3歳
17スプリンターズS1着スプリンターズS9着
16なしスプリンターズS4着
15なし(新潟開催のスプS2着)オーシャンS1着

連対馬の中には中山競馬場が初という馬もチラホラいた。
3歳であれば中山実績がなくても問題ない。
注目したいのは前年のスプリンターズS出走馬と、オーシャンSの勝ち馬。

前走騎手

前走騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
◆同騎手 8- 8- 5-71/928.7%17.4%22.8%10270
◆乗替り 2- 2- 5-60/692.9%5.8%13.0%1072

昨年は、ママコチャが乗り替わりで勝利したが、大一番での乗り替わりは減点としたい。

脚質

脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ 0- 2- 1- 7/ 100.0%20.0%30.0%082
先行 3- 4- 2- 27/ 368.3%19.4%25.0%84115
中団 6- 4- 4- 47/ 619.8%16.4%23.0%11375
後方 1- 0- 3- 50/ 541.9%1.9%7.4%434

差し馬が6勝をあげているが、最近の中山競馬場は最終週になってもインコースの痛みが少なく、先行した馬が粘るケースがチラホラある。

馬番

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 0- 3- 7/100.0%0.0%30.0%0231
2番 2- 1- 1- 6/1020.0%30.0%40.0%247107
3番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%018
4番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%53155
5番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
6番 1- 0- 3- 6/1010.0%10.0%40.0%49158
7番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%069
8番 3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%8942
9番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%068
10番 1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%22.2%2451
11番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
12番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%016
13番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%9276
14番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
15番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%029
16番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%068
17番 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
18番 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%4650650


近年は内枠有利の傾向が強まりつつある。
近5年に限ると勝ち馬は10番以内から出ている。

まとめ

香港馬のビクターザウィナーが参戦。同馬は高松宮記念で3着に入っているように実力は証明済み。
しかも、鞍上は日本の競馬を知り尽くしたモレイラ騎手。勝ちにきている臭いがプンプン。
しかし、それを推奨馬にしてしまうと、データ予想の意味がなくなる。
ここは昨年の勝ち馬のママコチャを順当に推したい。昨年と同じ6番枠。乗り替わりも、主戦の川田騎手に戻るだけなので問題ない。
相手には、セントウルステークスでママコチャを差し切ったトウシンマカオ。同馬は今年のオーシャンSの勝ち馬でもあり、データに合致。馬体重的にもちょうどいい。

穴は二桁人気になりそうな馬の中から、確実に逃げるであろうピューロマジックとセントウルSで内を突いて3着だったモズメイメイをあげる。

サトノレーヴについては、比較的外枠に入ったのと超大型馬が思ったほど勝ててない点、さらに前走がキーンランドSというのが若干気がかり。

推奨ママコチャ
減点ありトウシンマカオ
ピューロマジック・モズメイメイ

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