1992年の天皇賞(春)

おそらく日本競馬史上もっとも熱かったレース。

そして自分がはじめて生で競馬を観戦したレース。

レース前はオグリキャップの引退レースよりも盛り上がっていました。

当日に新幹線に乗って京都にいきました。

競馬場に到着して、馬の走る音がこんなに響くのかと驚いた記憶があります。

絵画のような凛々しいトウカイテイオーに対して、メジロマックイーンは王者の風格を漂わせて堂々としていた気がします・・・。

というのも実はパドックを見た記憶がないんですよね。

あの頃は馬券を買うのも一苦労で、有馬記念の日には窓口に30分~1時間ぐらい並んでました。

なので人が多すぎてあきらめて馬場のほうの場所取りをしてたと思います。

馬券はたしかトウカイテイオーの単勝を買って盛大にはずれました。

レース直後のザワザワした感じ、勝つものだと信じていたのでかなりガッカリして帰った気がします。

その時に一緒に行っていた友人とはもう20年以上会っていません。生きているのか死んでいるのかすらわかりません。

この入場券だけが、世紀の一戦といわれた現場にたしかに自分がいたことをいまも教えてくれます。

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